2007年12月号記事
イングランド代表監督
イングランドサッカー協会は代表監督にイタリア人のファビオ・カペッロ氏と契約を結んだ事を発表しました。ロンドンでは特にモウリーニョ氏への期待が非常に高いなか最終的にはイングランドで2人目となる外国人監督となるカペッロ監督の誕生です。就任当初より戦術や方向性がくるくる変わるマクラーレン氏の采配には大きな疑問が呈されファンならずとも大きな危惧を持っていました。しかし何とかユーロへの出場の道筋が見えたと思われたクロアチアとの最終戦で無策の末の黒星にファンは日本人の想像以上の怒りを持っていることを痛感しました。さて来年2/6のウエンブリーでのスイスとの親善試合がデビュー戦。そして3/26にはパリでのフランス戦が控えています。新生イングランドに期待します。
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2007年12月号記事
欧州CL 最終節の結果
今節はミランがクラブワールドカップのためグループDのみが前倒しでの変則日程で開催されました。中村俊輔選手の怪我で日本のファンにとっては若干興味が薄れてしまった組み合わせですがミランが首位突破を目指し気合いの入った試合となりました。そのミランは前半を0-0で折り返します。後半に入てもなかなか得点のあげられないホームのミランでしたが25分にインザーギがゴールを決めこれが決勝点となり1-0で勝利、首位突破となりました。インザーギはこのゴールが記念すべき欧州カップ戦通算63得点となり歴代最多記録を塗り替えました。自力突破のなくなったセルティックでしたがシャフタルドネツクがホームでまさかの敗戦を喫したためなんとか16強へ駒を進めました。
そして12/11-12に残りの試合が行われています。今回この取材でロンドンへ行っておりました。2試合を観戦。チェルシーとアーセナル戦を見て参りました。そのチェルシーは短期政権と想像されたグラント監督でしたがその後まずまずの方向性を示したことで4年契約を更新しました。試合ではバレンシア戦を特にミスもなく戦い0-0の引き分けです。リバプールは敵地マルセイユで0-4の快勝で決勝トーナメント進出です。前半4分にジェラードの先制。トーレス、カイト、バベルが決め4得点で圧勝。敗退もちらついたリバプールでしたが結果的になんとか16強入りです。アーセナルは前半2点を先取。後半の反撃を1点に押さえ勝利。イングランド勢の強さを見せつけました。ともに決勝Tへ進出を既に決めていましたが場外の乱闘で怪我人も出た因縁の対決、ローマでのマンチェスター戦でしたが試合は1-1で引き分けとなっています。
12/04 Milan 1-0 Celtic
12/04 Shakhtar 1-2 Benfica
*ACミランクラブワールドカップ参加のため変則開催
12/11 Marseille 0-4 Liverpool
12/11 Porto 2-0 Besiktas
12/11 Chelsea 0-0 Valencia
12/11 Schalke 3-1 Rosenborg
12/11 Real Madrid 3-1 Lazio
12/11 Olympiacos 3-0 Bremen
12/12 Rangers 0-3 Lyon
12/12 Barcelona 3-1 Stuttgart
12/12 Roma 1-1 Man. United
12/12 Sporting 3-0 Dynamo Kyiv
12/12 PSV 0-1 Internazionale
12/12 Fenerbahce 3-1 CSKA Moskva
12/12 Arsenal 2-1 Steaua
12/12 Slavia 0-3 Sevilla
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2007年12月号記事
セルビアで暴動騒ぎ より厳罰化へ
セルビアリーグで12月2日に行われたレッドスター対ハイジュククラ戦で、前半44分に先制されたレッドスターの地元ファンがハーフタイム中に暴徒化する事件が起きました。威嚇射撃を行った警官1人が襲われて重傷を負いました。地元警察は機動隊を動員してファン数人を逮捕し沈静化を図りました。試合は続行され1-1で引き分けました。近年高まる暴力事件に各国は更に厳しい対応を迫られています。イタリアでは入場規制を設け予めの危険を排除する試みを行っています。特に厳しいイングランドは厳しいボディーチェック、チケット販売の管理、旗や鳴りものの持ち込み禁止等で徹底した対策を採っています。ファンが安全で安心して見れるように切に願うばかりです。
暴動の模様を伝えるニュース映像 YouTubeで観る
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2007年12月号記事
2008年欧州選手権組み合わせ抽選
2008年6月7日からオーストリアとスイスで共催される欧州選手権の組み合わせ抽選会が11月2日にスイスのルツェルンで行われました。イタリア、フランス、オランダがグループCへ入り強豪揃いの組となりました。又グループDも前回覇者のギリシャ、スペイン、スウェーデン、ヒディング監督率いるロシアが入っています。チェコ、ポルトガルにトルコ、開催国スイスが入ったグループA。もう一つの開催国オーストリアはイングランドを撃破したクロアチア、ドイツ、ポーランドと同じグループBとなっています。グループリーグは16チームが4組に分かれ各組上位2チームが決勝トーナメントへ進出します。
欧州選手権スイス・オーストリアガイド
グループA
スイス
チェコ
ポルトガル
トルコ |
グループB
オーストリア
クロアチア
ドイツ
ポーランド |
グループC
オランダ
イタリア
ルーマニア
フランス |
グループD
ギリシャ
スウェーデン
スペイン
ロシア |
●ユーロ2008本戦日程
1ST MATCH
6/7 スイス-チェコ(18:00@BASEL)
6/7 ポルトガル-トルコ(20:45@ GENEVA)
6/8 オーストリア-クロアチア(18:00@VIENNA)
6/8 ドイツ-ポーランド(20:45@KLAGENFURT)
6/9 ルーマニア-フランス(18:00@ZURICH)
6/9 オランダ-イタリア(20:45@BERNE)
6/10 スペイン-ロシア(18:00@INNSBRUCK)
6/10 ギリシャ-スウェーデン(20:45@SALZBURG)
2ND MATCH
6/11 チェコ-ポルトガル(18:00@ GENEVA)
6/11 スイス-トルコ(20:45@BASLE)
6/12 クロアチア-ドイツ(18:00@KLAGENFURT)
6/12 オーストリア-ポーランド(20:45@VIENNA)
6/13 イタリア-ルーマニア(18:00@ZURICH)
6/13 オランダ-フランス(20:45@BERNE)
6/14 スウェーデン-スペイン(18:00@INNSBRUCK)
6/14 ギリシャ-ロシア(20:45@SALZBURG)
3RD MATCH
6/15 スイス-ポルトガル(20:45@BASLE)
6/15 トルコ-チェコ(20:45@GENEVA)
6/16 ポーランド-クロアチア(20:45@KLAGENFURT)
6/16 オーストリア-ドイツ(20:45@VIENNA)
6/17 オランダ-ルーマニア(20:45@BERNE)
6/17 フランス-イタリア(20:45@ZURICH)
6/18 ギリシャ-スペイン(20:45@SALZBURG)
6/18 ロシア-スウェーデン(20:45@INNSBURCK)
準々決勝
6/19 WA-RB(20:45@BASLE)
6/20 WB-RA(20:45@VIENNA)
6/21 WC-RD(20:45@BASLE)
6/22 WD-RC(20:45@VIENNA)
準決勝 & 決勝
6/25 W25-W26(20:45@BASLE)
6/26 W27-W28(20:45@VIENNA)
6/29 決勝(20:45@VIENNA)
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2007年11月号記事
欧州CL バルサ、チェルシー等が16強進出
前節で引き分けやや勢いが止まったアーセナルでしたが1次リーグを突破しました。今節はセビージャとの試合でしたが3-1の完敗となり完全に小休止となっています。セビージャはこの勝利で1次リーグを突破です。バルセロナはリヨンとの対戦を引き分け1次リーグ突破を決めました。不調のリヨンでしたが勝ち点1を獲得して16強へ前進です。逆に好調だったレンジャーは完全にブレーキです。今季も好調なのはマンチェスターユナイテッドです。何と破竹の5連勝で独走です。フェネルバチェはインテル戦に勝利して16強入りを狙いましたが完敗で最終節に望みをかけます。復調してきたPSVとの争いです。
完全に復調したリバプールはトーレスの2点、ジェラード、クラウチのゴールの合計4点を奪ってポルトを粉砕しました。当初好調だったマルセイユでしたがここへ来てブレーキ。ベシュクタシュに2-1で負けました。この結果大混戦となっているグループAは最終戦での結果いかんでどのクラブも16強への道が開かれています。そして前半で勝負を決めたのがチェルシーです。ノルウェーでのローゼンボリ戦では7分の先制、20分の追加点を奪ったドログバ。アレックスのゴールもあり前半で0-3とします。後半はJコールの追加点で4点を奪い固い守りで反撃を0点に押さえました。これでチェルシーは16強入りです。不覚をとったのがグループCのレアルマドリッドでした。ブレーメンでの試合を3-2で落としこちらも大混戦となっています。中村俊輔選手が怪我で欠場したセルティックもホームで力を発揮してシャフタルドネツクに2-1で勝利です。
11/27 Stuttgart 3-2 Rangers
11/27 Lyon 2-2 Barcelona
11/27 Dynamo Kyiv 1-4 Roma
11/27 Man. United 2-1 Sporting
11/27 CSKA Moskva 0-1 PSV
11/27 Internazionale 3-0 Fenerbahce
11/27 Sevilla 3-1 Arsenal
11/27 Steaua 1-1 Slavia
11/28 Besiktas 2-1 Marseille
11/28 Liverpool 4-1 Porto
11/28 Rosenborg 0-4 Chelsea
11/28 Valencia 0-0 Schalke
11/28 Bremen 3-2 Real Madrid
11/28 Lazio 1-2 Olympiacos
11/28 Benfica 1-1 Milan
11/28 Celtic 2-1 Shakhtar
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2007年11月号記事
2010年ワールドカップ 欧州予選組み合わせ
2010年ワールドカップ予選の組み合わせ抽選が南アフリカのダーバンで11/25に行われました。この組み合わせ抽選は欧州だけでなく各大陸予選の全ての組み合わせの抽選が行われたものです。欧州ではユーロ2008が終了するともう直ぐ9月から予選が開始される訳です。53カ国が9組に分かれホームアンドアウエー方式でのリーグ戦を行います。各組1位となる9カ国は無条件で予選突破します。更に各組2位のうち8カ国がやはりホームアンドアウエー方式でプレーオフを行い4カ国がW杯への最後の枠を獲得します。
さて今回「死のグループ」と言われているのが1組です。ポルトガルをはじめスウェーデン、デンマークといっ北欧の強豪が居並びます。また4組もドイツ、ロシア、フィンランドにウェールズを加え簡単ではないグループとなっています。とは言えどの組に入っても決して楽ではないことは確か。6組のイングランドも先日の敗戦で欧州選手権の出場を阻まれたクロアチアとの再戦に今からイングランド国民は沸き立っています。
ワールドカップ欧州予選
【1組】ポルトガル、スウェーデン、デンマーク、ハンガリー、アルバニア、マルタ
【2組】ギリシャ、イスラエル、スイス、モルドバ、ラトビア、ルクセンブルク
【3組】チェコ、ポーランド、北アイルランド、スロバキア、スロベニア、サンマリノ
【4組】ドイツ、ロシア、フィンランド、ウェールズ、アゼルバイジャン、リヒテンシュタイン
【5組】スペイン、トルコ、ベルギー、ボスニア-ヘルツェゴビナ、アルメニア、エストニア
【6組】イングランド、クロアチア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、アンドラ
【7組】フランス、セルビア、ルーマニア、リトアニア、オーストリア、フェロー諸島
【8組】イタリア、ブルガリア、アイルランド、キプロス、グルジア、モンテネグロ
【9組】オランダ、スコットランド、ノルウェー、マケドニア、アイスランド
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2007年11月号記事
欧州選手権出場16か国が決定 イングランド予選敗退
大一番の試合をまさかの黒星で落とし予選敗退となったのがイングランドです。欧州選手権予選最終戦をホームで行いました。しかし2-3でクロアチアに敗れアンドラ戦を1-0で勝利したロシアがイングランドをかわして本戦出場を勝ち取りました。昨日の予選の結果スウェーデン、トルコ、ポルトガル、ロシアが最後の枠を射止め出場16カ国が以下のように決定しました。
2008年欧州選手権全出場国
ホスト国のオーストリア、スイスそして予選突破のポーランド、ポルトガル、イタリア、フランス、ギリシャ、トルコ、チェコ、ドイツ、クロアチア、ロシア、スペイン、スウェーデン、ルーマニア、オランダです。
そしてイングランドサッカー協会(FA)は11/22に予選敗退を受けスティーブマクラーレン代表監督(46)の解任を発表しました。イングランドは21日に行われた予選最終戦の対クロアチア戦に敗れ1984年大会以来の本大会出場を逃しました。FAの緊急理事会が開かれマクラーレン監督の責任を問う事で決定、解任されたものです。
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2007年11月号記事
イタリア・セリエ11/24から再開の見込み
サポーターと警察の衝突で一人が死亡したことに端を発したセリエの問題ですが今週末開催予定のセリエBそしてセリエCの全試合の延期が正式に決定しました。たまたまセリエAは今週ユーロ予選の開催のためスケジュールがなかったためこれには該当しませんでした。リーグ戦の再開は来週11/24-25から全試合が再開予定となる見込みです。但し各試合については個別に入場規制等設けられる場合があるかもしれません。イタリアでは度重なるサポーターの問題で非常に神経質になっており今後小さな問題の発生でも試合が中止、延期。又これに伴う処分が行われる可能性が高まっています。11/11に延期となったインテル対ラツィオ、ローマ対カリアリ戦は12/5開催へ延期が発表されています。
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2007年11月号記事
イタリアで再び暴動
11/11にラツィオとユベントスのサポーターがアレッツォの高速道路のサービスエリアで衝突し警官の威嚇射撃によりラツィオサポーターの男性1人が死亡したようです。これによりインテル対ラツィオの試合は延期となり他のセリエAの試合は10分遅れでキックオフとなりました。そしてアタランタ対ミランではアタランタのファンがピッチに乱入しようとしたため試合が中止になり後日無観客等での開催となる見込みです。昨季の暴動でセキュリティーチェックや警備体制の強化が行われていましたが最近はスタジアムやその周辺でのトラブルは減っているもののスタジアムから遠く離れた場所での治安が今後の課題のようです。この騒ぎによる今後の試合への影響が懸念されています。ビッグゲームを中心に増々観戦しにくい方向となりそうな気配です。
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2007年11月号記事
UEFAカップ バイエルンはボルトンと分ける
A組ではエバートンがAWAYでニュールンベルクを下して2連勝としました。ボールドーもチューリッヒでオーストリアウイーンと対戦し1-2で勝利し連勝。勝ち点を6へと伸ばしています。ホームで不覚を取ったのがバイエルンでした。ボルトンに先制を許すもポドルスキの連続ゴールで逆転しそのまま勝利かと思われましたが後半37分にデイビスのゴールで同点とされそのまま2-2の引き分けとなりました。その他フィオレンティーナは大量6点で初勝利です。
Larissa 2-3 Zenit
Nurnberg 0-2 Everton
Aberdeen 1-1 Lokomotiv Moskva
Kobenhavn 0-1 Panathinaikos
Fiorentina 6-1 Elfsborg
Mlada Boleslav 1-2 Villarreal
Rennes 1-1 Brann
Dinamo Zagreb 0-0 Basel
Toulouse 2-3 Sparta
Spartak Moskva 2-1 Leverkusen
Bayern 2-2 Bolton
Aris 3-0 Crvena Zvezda
H. Tel-Aviv 0-2 Tottenham
AaB 1-1 Anderlecht
Galatasaray 2-3 Helsingborg
Austria Wien 1-2 Bordeaux
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2007年11月号記事
欧州チャンピオンズリーグ リバプール初勝利、マンUとアーセナルは早くも16強入り
得意のカップ戦でまさかの未勝利のリバプールです。決勝トーナメントへ進むには4節では勝利が必須でした。しかしリバプールはここまでの不調が嘘のようでした。ベシュクタシュ相手に何と大量8点。クラウチ、ジェラードのゴール、バベルの2ゴール。そして今季加入のイスラエル代表のベナユンがハットトリックを決めチームに初勝利をもたらしました。ラツィオはエースロッキが2得点でブレーメンの反撃を1点に押さえ勝利です。そしてB組で大健闘SHぎているのがノルウェーのローゼンボリです。ノルウェー代表のステファンイベルセンの2ゴールでホームのバレンシアを圧倒しての勝利です。セルティックはホームにベンフィカを迎えての試合をマクギーディーの1点を死守して勝利です。
マンチェスターユナイテッドが4連勝で決勝トーナメント1回戦進出を決めました。ピケのゴールで先制しテベスの追加点で2-0で折り返したユナイテッドは後半にはルー二ー、cロナウドの2ゴールで圧倒し4-0でキエフを0封し4連勝。勝ち点12としてベスト16進出一番乗りです。同じく4連勝を狙った好調アーセナルでした。プラハでの試合は不本意なものでした。スラビアの守備に阻まれて得点をあげられずスコアレスドローとなっています。しかし勝ち点1を獲得し10としました。残り試合連敗し現在3位のスラビアが連勝して勝ち点に並んでもアーセナルは直接対決を1勝1分けとしているため2位以上が確定しグループリーグ突破となりました。
11/06 Liverpool 8-0 Besiktas
11/06 Porto 2-1 Marseille
11/06 Valencia 0-2 Rosenborg
11/06 Schalke 0-0 Chelsea
11/06 Lazio 2-1 Bremen
11/06 Olympiacos 0-0 Real Madrid
11/06 Celtic 1-0 Benfica
11/06 Shakhtar 0-3 Milan
11/07Lyon 4-2 Stuttgart
11/07 Barcelona 2-0 Rangers
11/07 Man. United 4-0 Dynamo Kyiv
11/07 Sporting 2-2 Roma
11/07 Internazionale 4-2 CSKA Moskva
11/07 Fenerbahce 2-0 PSV
11/07 Steaua 0-2 Sevilla
11/07 Slavia 0-0 Arsenal
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2007年10月号記事
UEFAカップグループリーグ開幕
UEFA カップのグループリーグが開幕しました。F組で優勝候補のバイエルンミュンヘンがレッドスターベオグラードと対戦しAWAYながら2-3で勝ち先ずは順当に白星発進となりました。D組で中田浩二選手の所属するバーゼルはフランスのレンヌと対戦し1-0で勝利しました。中田選手は残念ながら左足の怪我のためこの試合は欠場となりました。番狂わせはトッテナムでしょうか。ホームでヘタフェに1-2で競り負け痛い黒星を喫しています。極寒の地モスクワでの厳しい試合を何とか引き分けに持ち込んだのはアトレチコでした。ロコモティフモスクワとアトレチコマドリッドの試合では85分にこの日2点目となるゴールをセルヒオアゲロが決めて3-3とし引き分けとしています。
Everton 3-1 Larissa
Zenit 1-1 AZ
Panathinaikos 3-0 Aberdeen
Lokomotiv Moskva 3-3 Atletico
Villarreal 1-1 Fiorentina
Elfsborg 1-1 AEK
Basel 1-0 Rennes
Brann 0-1 Hamburg
Leverkusen 1-0 Toulouse
Sparta 1-2 Zurich
Crvena Zvezda 2-3 Bayern
Bolton 1-1 Braga
Anderlecht 2-0 H. Tel-Aviv
Tottenham 1-2 Getafe
Bordeaux 2-1 Galatasaray
Helsingborg 1-1 Panionios GSS
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2007年10月号記事
欧州チャンピオンズリーグ リバプールが敗れ今季未だ勝利なし
今季のイングランド勢は本当に強い!マンチェスターユナイテッドはAWAYキエフでの試合で2-4と勝利し3連勝を飾りました。先制したのはユナイテッドでした。前半10分にファーディナンドのゴールで先ず1点。18分にもルー二ーのゴールで2-0とします。キエフもリンコンのゴールで1点を返しますが41分にCロナウドのゴールで3-1として前半を折り返します。しかし後半もユナイテッドペースでした。後半23分にペナルティーゴールで1点を追加して4-1。33分に1点を返しますが2-4でマンチェスターユナイテッドが3連勝をあげました。更に素晴らしい試合をしたはアーセナルでした。エミレーツスタジアムの6万人の観衆を魅了しました。アーセナルは前半5分にファブレガスのゴールで先制するとウオルコットの2点やファブレガスの追加点を含めて何と大量7点をあげスラビアに快勝です。その他の試合では今季絶不調のリヨンがスツッガルトで勝利をあげやっと1勝をものにしました。バルサはレンジャースと引き分けです。
日本のファン期待のベンフィカとセルティックの一戦でしたがセルティックはまたもAWAYで勝てず1-0で敗れました。今季イングランド勢で唯一調子が上がらないのがリバプールです。初戦に引き分けた後に2連敗と敗退の危機となっています。各新聞のインターネット版でもジェラード選手のうなだれた写真が掲載されファンにとってもやきもきしていることでしょう。逆に大金星のベシュクタシュは勝ち点を手中にし意気が上がります。今後のリバプールの調子次第で混沌としそうなグループAです。
チェルシーは監督交代もあって注目をされていますが順当に勝利しました。モウリーニョ交代以降に移籍を口にしたドロクバ選手の活躍もありましたが今後の動向に注目です。大勝したのはレアルマドリッドとミランでした。レアルはオリンピアコスと対戦しラウルの先制のほかにロビーニョの2ゴールを含め合計4点、相手の攻撃を0封し4-0の快勝です。ミランはシャフタルドネツクと対戦しましたがセードルフ、ジラルディーノが各2点づつの合計4点を取り快勝しました。
10/23 Stuttgart 0-2 Lyon
10/23 Rangers 0-0 Barcelona
10/23 Dynamo Kyiv 2-4 Man. United
10/23 Roma 2-1 Sporting
10/23 CSKA Moskva 1-2 Internazionale
10/23 PSV 0-0 Fenerbahce
10/23 Sevilla 2-1 Steaua
10/23 Arsenal 7-0 Slavia
10/24 Besiktas 2-1 Liverpool
10/24 Marseille 1-1 Porto
10/24 Rosenborg 2-0 Valencia
10/24 Chelsea 2-0 Schalke
10/24 Bremen 2-1 Lazio
10/24 Real Madrid 4-2 Olympiacos
10/24 Benfica 1-0 Celtic
10/24 Milan 4-1 Shakhtar
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2007年10月号記事
欧州チャンピオンズリーグ バルサ、マンチェスターUTD、アーセナル等が連勝
バルセロナはドイツでのシュツットガルト戦を行いプジョルのゴールで先制、メッシの追加点でバルサが0-2で快勝しました。怪我で心配されたロナウジーニョは先発し後半途中まで出場しました。バルサは連勝です。番狂わせはレンジャーズでしょうか。フランスでのリヨン戦を0 -3で快勝し2連勝です。その他マンチェスターユナイテッドはルーニーのゴールでローマを下してこちらも連勝。アーセナルもステアウアブカレストを下して連勝。ここまでビッグクラブが順調に勝ち点を伸ばしています。
マルセイユが敵地でリバプールを敗り連勝です。この日リバプールは開始早々から積極的に攻めますが得点を上げれません。マルセイユは後半32分に少ない好機よりバルブエナがゴールを決め先制。これが決勝点となり連勝です。リバプールは1節を引き分け、ホームでの2節で黒星と勝利が遠くなっています。監督の交代で危機感溢れるチェルシーでしたがバレンシアに先制されるもコール、ドロクバのゴールで逆転勝ちしました。セルティックは王者ミランとの試合は後半18分にマクマナスが先制ゴール。しかし5分後にカカにPKを決められ同点とされますが終了間際にマクドナルドがゴールを決めこれが決勝となりセルティックが大きな1勝を上げました。ローマでのラツィオ対レアルマドリッドはラツィオがバンデフの2点、レアルはファン二ステルロイの2点で譲らず2-2の引き分けです。
10/02 Lyon 0-3 Rangers
10/02 Stuttgart 0-2 Barcelona
10/02 Man. United 1-0 Roma
10/02 Dynamo Kyiv 1-2 Sporting
10/02 Internazionale 2-0 PSV
10/02 CSKA Moskva 2-2 Fenerbahce
10/02 Steaua 0-1 Arsenal
10/02 Sevilla 4-2 Slavia
10/03 Liverpool 0-1 Marseille
10/03 Besiktas 0-1 Porto
10/03 Valencia 1-2 Chelsea
10/03 Rosenborg 0-2 Schalke
10/03 Lazio 2-2 Real Madrid
10/03 Bremen 1-3 Olympiacos
10/03 Celtic 2-1 Milan
10/03 Benfica 0-1 Shakhtar
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2007年09月号記事
チェルシー監督解任で波乱
突然解任されたプレミアリーグ、チェルシーのモウリーニョ監督の後任に元イスラエル代表監督でチェルシーでアシスタントコーチの経験もあるエイブラハムグラント氏が新監督に就任しました。現在52歳でチェルシーで数多くの試合に出場した経験も持つOBでもあります。長期になるのか短期で終わるのか今後の成績次第です。
そしてチェルシーを電撃的に解任されたモウリーニョ監督の後任としてエイブラム・グラント新監督が就任しました。早々にビッグマッチとなった9/23の対マンチェスターユナイテッド戦でしたが0-2の完敗。初采配の黒星発進にサポーターからのヤジも多く早々の監督交代ではないかとも噂されています。レッドカードでの一人少ない人数での試合、ロスタイムからの失点等ファンにとっても悔しい結果となりました。又アブラモビッチオーナーはこの日の試合をオランダ代表監督のファンバステン監督と観戦。今後の成績如何ではリッピ元イタリア代表監督やフースヒディングロシア代表監督の招聘も間近かかもしれません。
モウリーニョ監督の更迭以来ここのところチェルシーの動きが活発となっています。後任監督が決まった途端に次の監督候補の名前も挙がり混迷しています。しかしそれも資金が潤沢なチェルシーであればこその話題。監督も選手も大型補強で巻き返しを図るとの噂が絶えません。そんななかバルセロナのロナウジーニョ選手が来季チェルシーへの移籍を視野に入れているとの報道が英国でなされています。110億円以上の移籍金を用意し獲得を狙っているとも言われるチェルシーはそれより前の年明けからの冬の移籍市場でも大型補強を狙っているのかもしれません。
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2007年09月号記事
欧州チャンピオンズリーグ グループリーグ開幕
セルティックはウクライナに乗り込んでの初戦でしたがシャフタルドネツクに2-0の完敗。開始早々に2点を奪われる展開になす術もなく敗れました。シャフタルドネツクはブラジル出身のブランドンが先制ゴール、イタリア代表ルカレッリが追加点を決めて快勝です。チェルシーのモウリーニョ監督のイライラも頂点に達したようです。ローゼンボリとのホームでの初戦。楽勝と思われた試合で先制したのはローゼンボリでした。元フィンランド代表のコッピネンが前半24分にゴールを決めます。チェルシーは何度も好機をつかみますがどうしても同点とすることが出来ず0-1で前半を折り返しました。後半に入り8分にやっとシェフチェンコのゴールで同点に追い付いたチェルシーでしたがこのまま試合は同点で終了です。この日のイングランド勢には勢いがありません。リバプールはポルトに乗り込んでの試合。前半ペナルティーをルイスゴンザレスに決められ先制を奪われます。前半17分にカイトのゴールで同点にしましたがその後両チーム無得点で引き分けです。昨季覇者のミランはホームでのベンフィカ戦を勝って白星スタートです。
バルセロナのホームで行われたリヨン戦。ここ数年のリヨンの強さを考えればこの日は脆かったかもしれません。先ず前半にオウンゴールで相手に先制点を献上。後半にはメッシに追加点。ロスタイムにはアンリにもだめ押し点を取られ3-0。反撃も無得点でバルサに3-0の完敗です。リーグ戦の好調さを欧州CLでも発揮したのはローマです。前半9分にペッロッタのゴールで先制、後半にもトッティーの追加点でディナモキエフを突き放して快勝です。イングランド勢も好調です。マンチェスターUTDはCロナウドのゴールを守りきってアウェイーでの貴重な勝利です。アーセナルはセビージャとの試合を3-0の完勝です。ファブレガス、ファンペルシ、今季加入のエデュアルドダシルバが決めての勝利でした。ロベカルの加入で期待されるジーコ監督率いるフェネルバフチェはデイビッジのゴールを守ってインテルに先勝です。
第1節9/18-19日程と結果
9/18 Marseille 2-0 Besiktas
9/18 Porto 1-1 Liverpool
9/18 Chelsea 1-1 Rosenborg
9/18 Schalke 0-1 Valencia
9/18 Real Madrid 2-1 Bremen
9/18 Olympiacos 1-1 Lazio
9/18 Milan 2-1 Benfica
9/18 Shakhtar 2-0 Celtic
9/19 Rangers 2-1 Stuttgart
9/19 Barcelona 3-0 Lyon
9/19 Roma 2-0 Dynamo Kyiv
9/19 Sporting 0-1 Man. United
9/19 PSV 2-1 CSKA Moskva
9/19 Fenerbahce 1-0 Internazionale
9/19 Arsenal 3-0 Sevilla
9/19 Slavia 2-1 Steaua
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2007年09月号記事
プレミアリーグ 新監督の手腕
国際Aマッチデー明けの9/15に行われるのがプレミアリーグでも最も権威のあるダービー、トッテナムとアーセナルの一戦です。今季開幕して間もないながら調子に乗り切れないのがトッテナムです。現在14位ながら最下位集団に低迷するチームを率いるヨル監督の更迭も噂されています。ここ数年は5位を堅持する手腕を発揮しましたが今季は早くから成績不振に悩んでいます。もしもこの伝統の一戦でふがいない戦いで敗戦するようなことがあれば監督交代も止む得ない状況のようです。逆に今季好調なのが3位をキープするエバートンです。エリクソン率いるシティー、アラダイスが指揮を執るニューカッスルも5位、6位と好調です。まだまだはじまったばかりのリーグですが早くも明暗が別れそうなプレミアリーグです。
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2007年09月号記事
ユーロ予選 イングランドがイスラエルに快勝
欧州選手権の予選が9月8日に行われました。この日最も注目の集まった試合B組のイタリア対フランスの試合です。しかし試合はスコアレスのドローとなりフランスは勝ち点19で首位を堅持、リトアニアに勝利し勝ち点3を獲得した好調スコットランドが2位に浮上したためイタリアは3位へ降格です。怪我人続出で心配されたイングランドでしたがイスラエルに3-0の快勝で3位に浮上。次戦ロシアとの2位争いの直接対決で逆転を狙います。D組ではドイツがウェールズを2-0の快勝で勝ち点を22と伸ばし予選突破が濃厚となりました。調子に乗れないのがF組のスペインです。格下アイスランドに1-1の引き分けで今後も厳しい戦いを強いられそうです。
尚UEFAはグループAのアゼルバイジャン対アルメニアのホーム&アゥエーの2試合を中止し両国に勝ち点を与えないことを決定しています。この2か国の対戦は9月8日、9月12日に予定されていましたが政治・治安状況の不安が払拭出来ないため中止を決めたものです。
■欧州選手権予選9月8日の結果
9/8 Grp A Azerbaijan - Armenia (試合中止)
9/8 Grp B Scotland 3-1 Lithuania
9/8 Grp C Hungary 1-0 Bosnia-Herzegovina
9/8 Grp E England 3-0 Israel
9/8 Grp G Luxembourg 0-3 Slovenia
9/8 Grp G Belarus 1-3 Romania
9/8 Grp E Russia 3-0 F.Y.R. Macedonia
9/8 Grp B Georgia 1-1 Ukraine
9/8 Grp F Latvia 1-0 Northern Ireland
9/8 Grp D Wales 0-2 Germany
9/8 Grp C Malta 2-2 Turkey
9/8 Grp F Iceland 1-1 Spain
9/8 Grp A Serbia 0-0 Finland
9/8 Grp D San Marino 0-3 Czech Republic
9/8 Grp E Croatia 2-0 Estonia
9/8 Grp F Sweden 0-0 Denmark
9/8 Grp D Slovakia 2-2 Republic of Ireland
9/8 Grp G Netherlands 2-0 Bulgaria
9/8 Grp B Italy 0-0 France
9/8 Grp A Portugal 2-2 Poland
9/8 Grp C Moldova 0-1 Norway
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2007年09月号記事
大詰めユーロ予選
いよいよ佳境に入る欧州選手権の予選です。イングランド代表ではスティーブンジェラード選手がチームの練習に合流したようです。8月に行われた欧州CL最終予選で右足のつま先の骨にひびが入る負傷を負い調整中でしたが復帰、出場の可能性が高くなりました。イングランドは今月イスラエル戦、ロシア戦と是が非でも勝利が必要な状況。ところが現在イングランドは負傷者が続出。ランパード、ベッカム、ルー二ー選手等は故障のため出場出来ません。先のジェラード、テリー、ハーグリーブス等も怪我からの復帰の見込みですが不安の大きなイングランドです。
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2007年09月号記事
チャンピオンシップ 新QPRの行方
イングランド2部チャンピオンシップでロンドンのロフタスロードを本拠地とするクイーンズ・パーク・レンジャーズ(以下QPR)がルノーのチームマネージャー、フラビオブリアトーレ氏とF1界の大御所バーニーエクレストン氏の企業グループの買収に応じこれが成立しました。この買収には約2800万ユーロ(45億円余り)が投じられました。長年低迷するQRPは負債も多く今回の買収に応じた理由もこの負債を解消しチームの強化を図りたい意向があったようです。実際新しい経営者は4年以内にプレミアリーグに昇格するため750万ユーロ(1.2億円)の資金を更にクラブへ投じる方向です。予算がないから強化が出来ない。弱いからサポーターの関心も薄くなるという悪循環を脱しロンドンのもう一つの顔となるクラブとなれるのか注目が集まります。
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2007年08月号記事
フランス・リーグアン ルマン松井もゴール
ルマンの松井大輔選手がAWAYモナコでの試合で今季初得点を挙げました。松井は前半31分に右からのクロスを右ヒールで決める芸術的なゴールで先制点を決めました。試合は1-3でモナコにやぶれ今季初黒星となりましたが松井選手は今季好調でチームも現在勝ち点10で6位につけています。<<<YouTubeで詳細を見る
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2007年08月号記事
スペインリーガも新シーズンが開幕
イタリアセリエ、スペインリーガが8/25に開幕しました。これで全ての主要リーグの開幕です。スペインは連覇を狙うレアルマドリッドがアトレチコとのダービーとなる開幕戦を2-1の逆転勝利で白星スタートを決めました。レアルは開始早々の1分に先制されましたがラウル、スナイデルのゴールで逆転勝ちをおさめました。そしてライバルバルセロナはラシンとの開幕戦でしたが引き分けでのスタートとなっています。今季移籍のアンリは後半途中からの出場でしたが得点をあげることは出来ませんでした。また2強に割って入るセビージャですが開幕のヘタフェ戦を4-1の逆転勝利で飾りました。この試合でスペイン代表でセビージャのMFアントニオ・プエルタ選手が試合中突然倒れ意識不明の重体に陥っています。プエルタ選手は前半27分にピッチを歩いている途中に意識を失い一度は応急処置で意識を取り戻したもののロッカールームで再び意識を失い病院へ搬送されました。現在生死をさまよう病状のようで一刻も早い回復をお祈りします。
追記
セビージャのアントニオ・プエルタ選手が試合中に倒れましたが回復の祈り空しくお亡くなりになりました。UEFAはこれに伴い8月28日に予定されていたUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦第2戦のAEKアテネ対セビージャの試合を正式に延期し9月3日21時45分キックオフで行うことを決定しています。
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2007年08月号記事
セリエA開幕 カターニャ森本は開幕弾
セリエAが開幕しました。今季もインテルが本命と言われていますが週末の開幕戦ではウディネーゼとの試合を1-1で引き分けたインテルです。今季昇格を果たしたユベントスですがトレセゲ、イアキンタのゴールラッシュで5-1でリボルノを下して白星スタートです。ミラン、ローマもAWAYでの試合でしたが白星スタートです。そして特筆すべきは故障明けのカターニアの森本貴幸選手ですが26日のパルマとの開幕戦に先発出場し1ゴール1アシストの大活躍をしました。森本選手は前半12分に先制のゴールを決めます。43分にもバイオッコのゴールのアシストを決めました。残念ながら試合は2-2の引き分けでしたが日本人プレーヤー久々のセリエでの活躍に胸が躍りました。尚カターニャのバルディーニ監督が相手監督のお尻を蹴るなどして退席処分となり今後数試合のベンチ入り停止等の処分となりそうです。 <<<YouTubeで詳細を見る
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2007年08月号記事
ユーロ2008予選 フィンランド、北アイルランドが快勝
グループAのフィンランドが貴重な白星をあげ単独2位に浮上です。ロイホジソン監督も重要な試合と位置づけたフィンランドのカザフスタンとの一戦でした。先制したのはフィンランドです。アレクセイエレメンコジュニアのゴールで1点をとりますがカザフスタンのドミトリビャーコフのゴールで同点とされます。しかし後半テームタイニオのゴールが決勝となり勝利をものにしました。逆にポルトガルはアウエーながら必勝が課せられた対アルメニア戦を1-1で引き分けました。ポルトガルは前半12分にロベルトアルズマニャンのゴールで先制されますが37分にCロナルドのゴールで同点としました。しかしこの後追加点をあげることが出来ず格下相手に引き分けとしこの日勝利したフィンランドに単独首位の座を許しました。そしてグループFで好調の北アイルランドはリヒテンシュタイン戦でヒーリーの2ゴール、ラファティーのゴールで3-1の快勝です。
ユーロ予選は次戦9月8日、12日に行われます。今回親善試合を行ったイングランド、ドイツ、スペイン等もいよいよ佳境に入った予選を戦います。 日程の詳細<<<<
■欧州選手権2008予選8月22日結果
Grp A Finland 2-1 Kazakhstan
Grp A Armenia 1-1 Portugal
Grp A Belgium 3-2 Serbia
Grp D San Marino 0-1 Cyprus
Grp E Estonia 2-1 Andorra
Grp F Northern Ireland 3-1 Liechtenstein
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2007年08月号記事
国際親善試合 日本はカメルーンに快勝
国際親善試合が8/22に行われました。日本は強豪カメルーンとの対戦でしたがご存じのように2-0の快勝。ホームの地の利もありましたが久々の快勝です。日本は前半25分に遠藤選手からのFKを闘莉王選手が頭で合わせて先制。終始強豪カメルーンに押し込まれる苦しい展開ではありましたが粘り強く対応。終了間際には途中交代の山瀬功選手がシュートを決めて追加点をあげて2-0での勝利です。
欧州ではイングランドがドイツを迎えての試合。戦前はドイツが決定力不足とも報道されていましたがクラニイ、初代表のパンデアのゴールで2-1の逆転勝利です。ブラジルもフランスでアルジェリアとの試合を行いました。この試合でロナウジーニョのゴール等で2-0の快勝です。その他フランスはスロバキアに1-0で勝利。イタリアはハンガリーに3-1で完敗を喫しました。スペインはギリシャに3-2で勝利です。ノルウェーはアルゼンチンに1-2で勝利。
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2007年8月号記事
UEFAカップ バーゼル先勝
UEFAカップ予選2回戦が行われました。スイスのバーゼルはお隣オーストリアブンデスリーガのマッタースブルクとの対戦。前半20分バーゼルは中田浩二選手がオウンゴールを献上。しかしその4分後には同点とします。1-1で折り返しますが後半9分にバーゼルのフィリペカイセドのゴールで再びリード。これを守りきってホームで先勝です。マッタースブルクは敗れたもののその他のオーストリア勢は好調でした。ラピッドウイーンはAWAYながらディナモトゥリビシとの試合を3-0の快勝。オーストリアウイーンも点の取り合いとなった試合を4-3で制して先勝です。その他トルコのガラタサライ、ロシアのゼニト、ブラックバーン等が先勝しています。
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2007年8月号記事
欧州チャンピオンズリーグ予選3回戦 リバプール、アーセナルが先勝
8/14に欧州チャンピオンズリーグの最終予選が開幕しました。8月はかなり暑い今年の欧州の気候ですがチャンピオンズリーグも熱い戦いの連続です。バレンシアはスウェーデンのエルフスボリとの対戦。前半6分に主導権を握る先制ゴールを決めたのがビセンテロドリゲス。そして58分にシルバ、70分にモリエンテスが追加点を上げ3-0の快勝です。ベンフィカはホームにコペンハーゲンを迎えた試合でルイコスタの活躍で2-1の勝利で先勝です。この試合で米国MLSよりベンフィカへ移籍したアドゥーがデビューを果たしています。
そして8/15に残りの試合が行われています。リバプールはフランスに乗り込んでの試合トゥールーズとの一戦に臨みました。この試合43分にリバプールはバロニンのゴールで先制しこれを死守して初戦を勝利しています。アーセナルも強豪スパルタプラハとのAWAYでの対戦。しかしファブレガス、フレブのゴールで0-2の快勝です。そしてセルティックは前半21分にマクドナルドのクロスをハートレーが豪快に決めて先制しました。しかしホームのスパルタクモスクワはその21分後に同点としそのまま引き分けとなっています。その他ブレーメン、ザルツブルク、セビージャ等が先勝です。
■欧州チャンピオンズリーグ予選3回戦第1戦の結果
8/14 Lazio 1-1 Dinamo Bucuresti
8/14 Valencia 3-0 Elfsborg
8/14 Rangers 1-0 Crvena Zvezda(Red Star)
8/14 Benfica 2-1 Kobenhavn
8/15 Zurich 1-1 Besiktas
8/15 Toulouse 0-1 Liverpool
8/15 Sevilla 2-0 AEK
8/15 Sparta 0-2 Arsenal
8/15 BATE 2-2 Steaua
8/15 Tampere 0-3 Rosenborg
8/15 Spartak Moskva 1-1 Celtic
8/15 Bremen 2-1 Dinamo Zagreb
8/15 Salzburg 1-0 Shakhtar
8/15 Ajax 0-1 Slavia
8/15 Sarajevo 0-1 Dynamo Kyiv
8/15 Fenerbahce 1-0 Anderlecht
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2007年8月号記事
サンダーランドが今季の台風の目になるか
サンダーランド今季昇格組です。このサンダーランドの監督はかっての名プレーヤーロイキーン監督。チームの低迷を救うべく昨年8月に就任以来めきめきとそのリーダーシップを発揮しチームを再生をさせました。今週末に開幕するプレミアリーグですがサンダーランドはスコットランド、ハーツのGKクレイグゴードン選手を5年契約で獲得したようです。22億円余りとなる移籍金はGKとしては英国史上最高額のようです。サンダーランドにまた一つ強い味方が加わりましたが今季台風の目となることが出来るのでしょうか。
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2007年8月号記事
欧州チャンピオンズリーグ予選3回戦の組み合わせが確定
欧州チャンピオンズリーグ予選2回戦が行われました。この結果3回戦の正式な組合せが確定しています。日本人プレーヤーも在籍し注目を集めるザルツブルクは4-0の大勝でベンツピルスを下して2回戦を突破、3回戦へ進出しました。念願のグループリーグ進出をかけて強豪シャフタルドネツクとの対戦となります。トルコのベシュクタシュはシェリフを余裕で下して3回戦へ進出です。3回戦ではスイスのチューリッヒとの対戦となります。
3回戦ではいよいよビッグクラブも登場します。セルティックはスパルタクモスクワとの対戦。ブレーメンはザグレブと。リバプールはトゥールーズと、アーセナルはスパルタプラハとの対戦となっています。当社でも一部の試合をお取り扱いしております。「欧州チャンピオンズリーグチケット情報」を参照下さいませ。
■欧州チャンピオンズリーグ予選3回戦の日程と組合せ
第1戦: 8月14日-15日
第2戦: 8月28日-29日
BATE(ベラルーシ) 対 ステアウア(ルーマニア)
タンペレ(フィンランド) 対 ローゼンボリ(ノルウェー)
FCスパルタク・モスクワ(ロシア) 対 セルティックFC(スコットランド)
ベルダー・ブレーメン(ドイツ) 対 ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
ザルツブルク(オーストリア) 対 シャフタルドネツク(ウクライナ)
アヤックス(オランダ) 対 ジリナ(スロバキア)
バレンシア(スペイン) 対 エルフスボリ(スウェーデン)
サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 対 ディナモキエフ(ウクライナ)
フェネルバフチェ(トルコ) 対 アンデルレヒト(ベルギー)
レンジャーズ(スコットランド) 対 レッドスターベオグラード(セルビア)
トゥールーズFC(フランス) 対 リバプールFC(イングランド)
ベンフィカ(ポルトガル) 対 FCコペンハーゲン(デンマーク)
S.S.ラツィオ(イタリア) 対 ディナモブカレスト(ルーマニア)
スパルタ・プラハ(チェコ) 対 アーセナル(イングランド)
FCチューリヒ(スイス) 対 ベシクタシュ(トルコ)
セビージャFC(スペイン) 対 AEKアテネ(ギリシャ)
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2007年8月号記事
欧州リーグ相次いで開幕
この週末欧州リーグが相次いで開幕しました。先ずフランスは8/4に開幕。ルマン、リヨン等が勝利しました。ルマン松井選手は先発し後半途中の交代までプレーしました。スコットランドも8/4に開幕です。セルティックは8/5にホームでの試合で後半途中から中村俊輔選手を投入しましたがキルマノック戦を引き分けとしました。今季巻き返しを狙うレンジャースはインバネス戦を3-0で勝利し白星スタートです。今週末にはイングランドプレミアリーグ、ドイツブンデスリーガも開幕を迎えます。
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2007年7月号記事
U20ワールドカップ アルゼンチンが連覇
7/22にトロントで決勝アルゼンチン対チェコが行われました。試合は後半15分にチェコはマルティンのゴールで先制します。しかしアルゼンチンはその2分後にアゲロセルヒオが同点ゴール。41分にサラテマウロが決勝となるゴールを決めて2-1としチェコを下して優勝しました。アルゼンチンは大会2連覇で6度目の優勝を飾りました。この大会でアゲロセルヒオは6得点をあげて得点王に輝きました。3位決定戦は騒ぎを起こしたチリでしたがマルティネスのゴールを守ったチリがオーストリアに勝ち3位となりました。
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2007年7月号記事
欧州CL開幕
南米選手権ではブラジルが連覇。アジアカップでは日本が首位通過で準々決勝を豪州と戦うことになりました。残る韓国も何とかリーグ戦を突破して欲しいものです。さて本日7/17から予選ながら欧州チャンピオンズリーグが開幕します。クロアチア、キプロス、アルバニア、エストニアといった馴染みのないリーグがほとんどですが早くも今季のチャンピオンズリーグリーグが開幕するわけです。8/14からの予選3回戦辺りからはビッグクラブも参戦となります。モスクワでの5/21の決勝を目指して各クラブの熱戦の開始です。
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2007年7月号記事
南米選手権 ブラジルがアルゼンチンをくだして優勝
予選ではもたついても最後は勝つ。これがブラジル流でしょうか。南米選手権決勝となったブラジル対アルゼンチンが7/15にベネズエラのマラカイボで行われました。この試合でブラジルは前半4分にジュリオバプチスタのゴールで先制。相手のオウンゴールで2点目を。そして後半24分にもだめ押しとなる1点を加えブラジルが優勝候補筆頭と言われたアルゼンチンを3-0で下し2大会連続の8度目となる優勝を果たした。黒星スタートで幕を開けたブラジルでしたが終わってみれば優勝。ブラジルの層の厚さ、そして底力を見せつけた大会でした。
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2007年7月号記事
FIFA ラパスでの開催を承認へ
FIFAのブラッター会長は7/14に標高3600メートルにあるボリビアの首都ラパスでの国際試合の開催を南米連盟が全会一致で認めたと明らかにしラパスでの試合が可能との判断を示しました。先にFIFAは健康上の問題を理由に標高2500メートル以上の高地での国際試合禁止を決定したもののボリビアや南米各国の反対で3000メートルへ緩和すると発表していました。しかし緩和されたもののラパスが標高3600メートルにあるためボリビアが強く反発していました。これで高地開催は一部の例外を認めつつ開催は標高3000メートルを限界とするという方向性でおさまりそうです。
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2007年7月号記事
南米選手権 メキシコが3位
南米選手権、3位決定戦はメキシコ対ウルグアイの対戦となりました。メキシコはアルゼンチンとの準決勝では3点を取られ無得点で完敗。しかしこの日の試合では先制を許したものの前半38分にブランコがPKを決めて同点とします。後半に入り23分にはブラボが逆転のゴール。更に1点を追加しウルグアイに3-1で快勝しました。これでメキシコは3位となりました。
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2007年7月号記事
オーストリアブンデスリーガ開幕 レッドブルは快勝で白星スタート
オーストリア1部、ブンデスリーガが7/11に早くも開幕を迎えました。冬の厳しいオーストリアでは7月に開幕し前半戦を12月まで戦います。さてレッドブルザルツブルクは開幕戦をアルタッハと対戦し4-1で快勝、白星スタートとなりました。日本から移籍の三都主アレサンドロ選手は左サイドバックでフル出場し安定した守備を披露も得点には絡みませんでした。宮本恒靖選手はベンチ入りしましたが出場機会はありませんでした。開幕戦の結果は以下の通りです。
Rapid Wien 3 - 1 FC Wacker Innsbruck
Salzburg 4 - 1 SC Rheindorf Altach
SV Ried 1 - 2 SV Mattersburg
Sturm Graz 2 - 2 FK Austria Wien
LASK Linz 1 - 0 SK Austria Karnten
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2007年7月号記事
サビオラがレアルマドリッドへ
バルサで構想外となったハビエル・サビオラ選手のレアルマドリッドへの移籍が決まりました。レアルは移籍金なしでサビオラを獲得です。レアルは新監督に就任したベルント・シュスター新監督が自ら発表。サビオラの加入で攻撃力のアップに期待をかけています。又バランスを重視したチーム作りのためドルトムントからクリストフ・メツェルダー選手、ポルトのぺぺ選手も獲得しシーズンへ向けた堅実な補強を着実に行っています。
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2007年7月号記事
南米選手権 ブラジル、アルゼンチンが決勝進出
連覇を目指すブラジルはウルグアイとの対戦となりました。ブラジルはジュリオ・バチスタの得点で2-1とリードし前半を折り返しました。しかしウルグアイは後半25分アブレウのゴールが決まり2-2の同点で90分が終了しました。PK戦での決着となりましたがブラジルがこれを5-4で制し決勝進出を果たしました。
もう1試合の準決勝はアルゼンチン対メキシコの対戦となりました。アルゼンチンは前半終了間際に先制。そして後半16分にメッシ、21分にリケルメが追加点を上げます。守ってもメキシコに得点を与えず3-0で快勝し決勝進出を果たしました。
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2007年7月号記事
レアル新監督就任
スペインリーグで昨季逆転の優勝を飾ったレアルマドリッドでしたがカペッロ監督は起用法やチーム内のあつれきを大きくさせた事が原因で更迭されました。後任選びを急いでいたレアルでしたがベルントシュスター氏の就任を発表しました。シュスター氏はレアル、バルサでプレーした選手で引退後はベルンやレバンテ等で監督経験をつみ05シーズンより昨シーズン終了までヘタフェで監督を務めていました。レアルはリーグ制覇をしたもののシーズン途中でロナウドがミランへ移籍。シーズン終了後はベッカム、ロベカル等の移籍もありチームの再建、若返りも急務となっています。
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2007年7月号記事
南米選手権 ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ウルグアイがベスト4進出
コパアメリカ、南米選手権の準々決勝4試合が行われました。まず苦しみながらも勝ちあがってきたブラジルはチリと対戦しロビーニョが2得点を挙げる活躍をし6-1でチリに大勝しました。ウルグアイはベネズエラに4-1で快勝し4強進出です。アルゼンチンがペルーに4-0で快勝し準決勝進出を決めました。アルゼンチンはこの日リケルメが2点、メッシが1点を取る活躍で快勝です。メキシコはパラグアイに6-0でこちらも大勝し4強進出です。パラグアイ退場者を出し10人での戦いとなりましたがメキシコの老獪な戦いの前には通用しませんでした。準決勝は7/10にウルグアイ対ブラジル、7/11にメキシコ対アルゼンチンで行われます。
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2007年7月号記事
南米選手権開幕 本命アルゼンチンがベスト8を決定!
ベネズエラで行われている南米選手権は現在1次リーグを行っています。グループCではアルゼンチンとパラグアイが2連勝で準々決勝進出が決定させました。期待された米国、そして古豪コロンビアは敗退です。グループAではホスト国でもあり最近力をつけてきたベネズエラが初のベスト8入りを決定させてました。優勝候補の一角ブラジルはご存知のように苦手メキシコに破れ黒星スタート。第2戦のチリ戦ではロビーニョの3得点で勝利をものにしています。ペルーとウルグアイは1勝1敗1分けで準々決勝進出を決めました。決勝は7/15にマラカイボで行われます。果たして南米ナンバー1はどの国が栄冠をつかみ取るのか注目です。尚アルゼンチンのクレスポ選手は2日に行われた1次リーグC組の対コロンビア戦で痛みを訴え今大会は是絶望との見方が濃厚です。
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2007年6月号記事
ブンデスリーガ日程発表
6/28にブンデスリーガは新シーズンの日程を発表しました。今季の開幕は8/10。基本は土曜日開催ですが金曜日に1試合。日曜日に2試合という形での開催見込みです。昨季活躍した高原直泰選手、そして今季移籍した稲本潤一選手を擁するアイントラハトフランクフルトはホームでヘルタベルリンとの対戦となります。又異例の大型補強で巻き返しを図るバイエルンミュンヘンはロストックとホームで開幕を、15シーズンぶりの優勝を飾ったシュツットガルトはシャルケとの対戦です。
ブンデスリーガ2007-2008シーズン日程はコチラ
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2007年6月号記事
欧州移籍市場
アンリ選手のバルセロナへの移籍が決まり入団発表が行われました。しかしオフの移籍市場で一人勝ちしたと言われているのがバイエルンミュンヘンです。先ず2季で49得点したフィオレンティーナのトニを獲得。そしてアーセナル移籍の噂が絶えなかったマルセイユのフランクリベリも結局バイエルンへの移籍が決まりました。クローゼも近日正式決定されると言われており昨季4位に沈んだバイエルンですが復活も間違いないところか。レアルはカカ獲得に全力を注いでいます。又タイの前首相タクシン氏に売却されたマンチェスターシティーは間もなく前イングランド監督のエリクソン氏が監督就任の見込み。合わせてオーウェン選手をニューカッスルから獲得したい意向のようです。大物が動きそうな今オフの移籍市場です。
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2007年6月号記事
米国が北中米カリブ海ゴールド杯で優勝
北中米カリブ海の国々が参加して行われるゴールドカップで米国が2-1でメキシコを敗って優勝しました。ゴールドカップ決勝は6/24に米国シカゴで行われアメリカがメキシコを下して2大会連続4度目の優勝を果たしました。試合は前半メキシコが44分にアンドレス・グアルダドのシュートで先制しました。米国も後半になり62分ドノバンのゴールで先ずは同点。そして73分にはベニー・ファイルハーバーのミドルシュートが決まり逆転し優勝を飾りました。優勝した米国は2009年に南アフリカでワールドカップのプレ大会として開催されるコンフェデレーションズカップの出場権を獲得しました。そして来月に迫るアジアカップでは日本も3連覇を目指します。優勝すれば米国同様2009年コンフェデレーションズカップへ出場することが出来ます。ヨーロッパでは2008年欧州選手権の優勝国がこれを獲得します。
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2007年6月号記事
ユーロ予選
イタリア大一番をミラノで開催
ユーロ予選B組で9/8に行われるイタリア対フランス戦で会場をサンシーロとすることを決定しました。イタリアは従来リーグ戦の絡みもあり地方都市での開催を多くしていましたが今回の大一番首位フランスとの試合をミラノでの開催としたものです。現在イタリアは勝点2差の2位。ワールドカップ後の初対戦になった昨年9/6の試合はフランスが3-1で快勝しています。
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2007年6月号記事
スペインは最終節をレアルが勝利し復活の優勝
最終節にもつれこんでいたスペインリーグの優勝争いでしたがレアルマドリッドがマヨルカを3-1で下し優勝を決めました。米国へ移籍するベッカムも出場し勝利に貢献。スペイン最後のシーズンで初のビッグタイトルの獲得となったのは皮肉です。バルセロナも5-1でヒムナスティックに大勝しましたが僅かに及びませんでした。3位のセビージャはビジャレアルに負けシーズン終了となりました。又セルタ、レアルソシエダ、ヒムナスティックの降格も決定です。
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2007年6月号記事
プレミアリーグ新日程発表
早くもイングランド・プレミアリーグの新シーズンの日程が発表されました。開幕は8/11。昨季優勝のマンチェスターUTDはホームでレディングとの開幕戦。チェルシーはホームで昇格組のバーミングハムと。リバプールはAWAYでアストンビラとの対戦です。またアーセナルはフルハムとのダービー戦で新シーズンの開幕を迎えます。尚日程は暫定的なものとなります。順次変更、更新されて参りますのでご観戦のご予定のある方は十分にご注意下さいませ。
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2007年6月号記事
欧州移籍市場 バルサ・
エトーがプレミア移籍か
先日来アンリのバルセロナ移籍報道が話題となっています。バルサは最終節での逆転Vの可能性はあるものの既に自力での優勝は出来ず来季へ向けた補強に関心が移っているのかもしれません。アンリ、ロナウジーニョで新しいバルサの時代を築いてもらいたいとファンも願うばかりです。逆に監督との不仲が顕著化したエトーですがプレミアリーグ、リバプールへの移籍が噂されています。そしてアンリが移籍すればその穴を埋める必要のあるアーセナルは代表復帰を果たしたニューカッスルのオーウェンの獲得に動いているとか。いずれもまだ決定ではありませんが大きな動きがありそうな気配です。
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2007年6月号記事
セリエ新シーズンの昇格クラブが決定
セリエA 新シーズンのセリエAの20チームが決定しました。まずはユベントス。3試合を残して昇格を決めた今季ユベントスはB陥落でその誇りは大きく揺らぎましたが1年での復帰ファンも選手も大喜びです。これに加えてジェノアとナポリもセリエA復帰です。以下が20クラブです。アタランタ、カリアリ、カターニア、エンポリ、フィオレンティーナ、ジェノア、インテル、ユベントス、ラツィオ、リボルノ、ミラン、ナポリ、パレルモ、パルマ、レッジーナ、ローマ、サンプドリア、シエナ、トリノ、ウディネーゼとなっています。
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2007年6月号記事
レッドブルザルツブルクがアーセナルと対戦
レッドブルザルツブルクは7/25にアーセナルとの親善試合を行うことが決定しました。現在来年の欧州選手権に向けた工事が行われている新ブルズアリーナのオープニングセレモニーとしてこの対戦が決定しました。この親善試合は拡張工事の他に天然芝のテストも兼ねており重要な試合となります。通常ブルズアリーナはFIFA公認の2スタークオリティーの人工芝を使用していますが2008年に欧州選手権(ユーロ2008)では天然芝の使用が義務付けられています。このため今回テストとして親善試合で人工芝の上に天然芝を敷きテストすることになったものです。そしてアーセナルは7月中旬からオーストリア・シュタイヤーマルク州で夏の合宿を行う予定でレッドブルザルツブルクとの試合は8月中旬の開幕に向けての仕上げになる予定です。
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2007年6月号記事
イングランドがベッカム、オーウェン復帰で快勝
欧州選手権予選6/06分が各地で行われました。イングランドは格下ながらエストニア戦を落とすことが出来ません。この試合の注目はベッカムとオーウェンの両選手でした。約1年ぶりの代表公式戦出場となったオーウェンはこの大事な復帰戦でゴールを奪い本人もチームも嬉しい勝利に貢献です。オーウェン選手は昨年のワールドカップで右ひざ前十字靱帯断裂の重傷でしたがプレミアリーグ今季閉幕直前に復帰し今回の代表への招集となっていました。この試合で2アシストと大活躍したベッカム選手と共にマクラーレン監督も大絶賛したオーウェン選手でした。イタリアはリトアニア2-0で勝利しグループBの2位を守りました。前半31分、45分にクアッリャレッラが2ゴールを決め快勝。これで5連勝となりました。フランスは格下のグルジアに苦戦を強いられましたがジダンの後継者とも言われる新鋭ナスリがトップ下をまかせられ、前半33分には自らゴールを決めて1-0での勝利しました。
06/06 Grp B Faroe Islands 0-2 Scotland
06/06 Grp E Andorra 0-2 Israel
06/06 Grp A Kazakhstan 1-1 Azerbaijan
06/06 Grp C Norway 4-0 Hungary
06/06 Grp G Bulgaria 2-1 Belarus
06/06 Grp G Luxembourg 0-3 Albania
06/06 Grp F Sweden 5-0 Iceland
06/06 Grp A Finland 2-0 Belgium
06/06 Grp C Bosnia-Herzegovina 1-0 Malta
06/06 Grp A Armenia 1-0 Poland
06/06 Grp E Croatia 0-0 Russia
06/06 Grp F Liechtenstein 0-2 Spain
06/06 Grp D Germany 2-1 Slovakia
06/06 Grp G Romania 2-0 Slovenia
06/06 Grp B France 1-0 Georgia
06/06 Grp E Estonia 0-3 England
06/06 Grp C Greece 2-1 Moldova
06/06 Grp F Latvia 0-2 Denmark
06/06 Grp B Lithuania 0-2 Italy
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2007年6月号記事
フランスがウクライナに快勝
欧州選手権予選6/02分が各地で行われました。イタリアはフェロー諸島に辛くも勝利しグループBの2位に浮上しました。フランスは0-0のまま前半を折り返すも後半の57分にリベリのゴールで先制、69分にはアネルカが追加点をあげシェフチェンコを欠くウクライナに2-0で快勝し単独首位となりました。この節で話題になったのは、またもや暴力行為によるものでした。グループFで北欧対決となったデンマーク対スウェーデンのダービーマッチでしたが3-3のの途中で試合は中止となりました。これは観客がピッチへ乱入、ヘルベルト・ファンデル主審へのジャッジに不満を持つ観客が主審に襲いかかったものです。幸い止めに入ったポウルセン選手等によって阻止されましたが試合はそのまま中止が宣言されました。ことの発端は試合はスウェーデンが3点を先行し苦戦するデンマークでしたがアッガー、トマソン、アンドレアセンの3ゴールで同点に追いつき観客も興奮が最高潮に達していました。ところが終了間際の後半45分にファウルでデンマークのポウルセンにレッドカードが出てスウェーデンにPKを与えたため怒った観客がピッチへ乱入し事件へ発展したものです。この試合の正式な裁定はUEFA(欧州サッカー連盟)によって6/8に決定される見込みです。
6/2 Grp A Finland 0-2 Serbia
6/2 Grp A Kazakhstan 1-2 Armenia
6/2 Grp A Azerbaijan 1-3 Poland
6/2 Grp A Belgium 1-2 Portugal
6/2 Grp B Faroe Islands 1-2 Italy
6/2 Grp B Lithuania 1-0 Georgia
6/2 Grp B France 2-0 Ukraine
6/2 Grp C Greece 2-0 Hungary
6/2 Grp C Norway4-0 Malta
6/2 Grp C Bosnia-Herzegovina 3-2 Turkey
6/2 Grp D Germany 6-0 San Marino
6/2 Grp D Wales 0-0 Czech Republic
6/2 Grp E Estonia 0-1 Croatia
6/2 Grp E Russia 4-0 Andorra
6/2 Grp E F.Y.R. Macedonia 1-2 Israel
6/2 Grp F Denmark 3-3 Sweden *危険試合で途中終了(UEFA協議中)
6/2 Grp F Latvia 0-2 Spain
6/2 Grp F Iceland 1-1 Liechtenstein
6/2 Grp G Albania 2-0 Luxembourg
6/2 Grp G Belarus 0-2 Bulgaria
6/2 Grp G Slovenia 1-2 Romania
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2007年5月号記事
スイスカップでバーゼルが優勝
スイスリーグでの優勝を逃したバーゼルでしたがスイスカップの決勝ではバーゼルが試合終了直前のPKを決めてルツェルンに1-0の勝利。4シーズンぶりの優勝を果たしリーグ戦準優勝の悔しさをバネに勝利を掴みました。中田浩二選手は左サイドバックでフル出場し堅実な守備を披露、サイドからの攻撃にも参加しました。
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2007年5月号記事
ベッカムがイングランド代表へ復帰
米国MLSへ移籍するデービッドベッカム選手(現レアルマドリッド)が1年ぶりのイングランド代表へ復帰しました。代表のマクラーレン監督はW杯終了後に監督に就任したものの思うような成績を現在あげられないでいます。そして6/1に行われる親善試合対ブラジル戦と6/6にAWAYで行う欧州選手権予選エストニア戦のメンバーを発表しベッカム選手が復帰したものです。新たな構想で船出したマクラーレン監督も思うような采配が出来ず、今回ベッカム選手を招集。そのベテランの経験を大いに引き出して格下相手ながら重要な一戦と位置づけるエストニア戦での必勝を誓います。
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2007年5月号記事
オランダ代表アジア遠征メンバーを発表
オランダサッカー協会は韓国代表、タイ代表と行う親善試合のオランダ代表の遠征メンバーを発表しました。ファンデルサール(マンチェスターUTD)、セードルフ(ACミラン)等はメンバーから外れましたが初招集のスローリーをはじめ蒼々たるメンバーが名を連ねました。又ファンバステン・オランダ代表監督はファンニステルローイ(レアルマドリッド)と電話で話し合い来シーズンから再び代表に招集する可能性があることを明らかにしたようです。W杯ドイツ大会以降ファンニステルローイは代表から外されこれに不信感を持ったファンニステルローイは再招集を拒否し両者の関係が悪化していました。ユーロ2008を前に重要な予選も目白押しのなか関係改善を求めたファンバステン監督の要請で関係の改善を図ったようです。
GK:
ステーケレンブルフ(アヤックス)
ティマー(フェイエノールト)
DF:
バウマ(アストンビラ)
ファン・ブロンクホルスト(バルセロナ)
デクレア(AZ)
ヤリンス(AZ)
ハイティンハ(アヤックス)
マタイセン(ハンブルガーSV)
メルヒオット(レンヌ)
MF:
デヨン(ハンブルガーSV)
ランツァート(ウィガン)
スナイデル(アヤックス)
ファンデルファールト(ハンブルガーSV)
デゼーウ(AZ)
FW:
カステレン(フェイエノールト)
フンテラール(アヤックス)
クーフェルマンス(AZ)
カイト(リバプール)
スローリー(エクセルシオール)
フェネホール・オフ・ヘッセリンク(セルティック)
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2007年5月号記事
ローマでの欧州CL
今季のアテネでの欧州CL決勝はミランがリバプールを押さえて7度目の栄冠を勝ち取りました。イタリアはW杯優勝に続く大きなタイトルに沸き立っています。そして来年はモスクワ、再来年の決勝会場となるのはローマのスタジオオリンピコです。イタリア五輪委員会のペトルッチ委員長はこのオリンピコの安全性を向上させるため2009年決勝までに約1672万ユーロ(約27億円)をかけて改修することを発表しました。近代的なオリンピコの誕生も間近かのようです。
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2007年5月号記事
欧州CL決勝 インザーギ2得点でミラン雪辱
ミランにとっては2005年のイスタンブールの悪夢とも言われた前回のリバプールとの決勝戦でした。雪辱を誓って臨んだアテネでの2007年の決勝戦でしたが、そのミランがインザーギの2発でリバプールに勝ち7度目の欧州制覇の栄冠を手にしました。
この試合でマンオブザマッチを獲得したインザーギは前半終了間際ピルロのFKを体に当てて先制点。後半にもカカからのスルーパスを落ち着いて決め2 点目をあげました。リバプールはこの日ジェラードが不発。残り時間が少なくなった後半途中からクラウチを投入するも終了間際にカイトのゴールで1点を返すのがやっとでした。
今季セリエでの制裁で出場が危ぶまれたミランでした。UEFAの制裁で出場権を剥奪されましたが最終的には何とか予選からの出場を認めました。最終予選からの出場はレッドスターベオグラードとの対戦となり2試合合計3-1でレッドスターを退け本戦への出場決めたのです。その後も決して平坦ではなかった欧州CLでした。苦境をひとつひとつ克服しながらの今季の栄冠に拍手を贈りたいと思います。
2006-2007欧州チャンピオンズリーグ決勝
5/23 AC Milan 2-1 Liverpool
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2007年5月号記事
ブンデスリーガ
最終節が5/19に行われ優勝争いはシャルケを逆転して首位に立っていたシュツットガルトがコットブスを2-1で下し1992年以来15シーズンぶり5度目の優勝を飾りました。2位のシャルケはビーレフェルトに2-1で勝利するも僅かの差で準優勝に終わりました。シャルケはそれでも来季チャンピオンズリーグ出場枠を獲得しました。3位はブレーメン(チャンピオンズリーグ予備予選出場)、4位はまさかのバイエルンミュンヘン(UEFAカップ出場枠獲得)、5位はレバークーゼン(UEFAカップ出場枠獲得)となりました。又ボルシアメンヘングラッドバッハ、アーヘン、マインツの3クラブは2部への降格が決定です。
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2007年5月号記事
スイスリーグ優勝の行方
スイスリーグは中田浩二選手が所属するバーゼルがルツェルンと対戦し3-0で快勝しました。現在2位のバーゼルは勝ち点を71とし優勝争いに留まりました。首位のチューリヒもヤングボーイズとの対戦を3-2で勝利し勝ち点を72としました。バーゼルとの勝ち点差は1で変動なく優勝争いのは明日の最終節での決定となります。バーゼルは5/24に行うホームでの対ヤングボーイズ戦。チューリッヒはグラスホッパー戦となります。
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2007年5月号記事
ユベントスがセリエA復帰へ
数々の不正行為が露呈しこの制裁でセリエB降格処分を受けたユベントスは今季はBで勝ち点(-)9からという厳しいスタートでした。しかし苦境を一丸となって克服したユベントスは1シーズンでセリエA復帰を決めました。5/19のAWAYでのアレッツォ戦を5-1で勝利。無条件に昇格できる2位以内を確定させ来季のセリエA昇格が決定したものです。この試合前半にデルピエロが2ゴールし試合を優位に進めます。後半も追加点をあげ圧勝での昇格決定となりました。
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2007年5月号記事
FAカップ決勝
新ウエンブリースタジアムで行われた今季のFAカップ決勝です。多くのお客様からお問い合わせを頂きましたがこの試合は本当に高騰して高額のチケットとなりました。来年以降は少しづつ落ち着いていくと思われます。さて試合ですがチェルシーとマンチェスターユナイテッドの決勝となりました。今季のリーグ戦同様この2強の試合となりました。しかし前半、後半を含めて両チームとも無得点。試合は延長にもつれこみます。この緊迫した試合を決めたのはドロクバでした。延長26分に待望のゴールを決めてこれが決勝点。チェルシーは4冠を目指すもこれは果たせませんでしたがカーリングカップに続きカップ戦で今季2冠を獲得しました。
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2007年5月号記事
チャンピオンシッププレーオフ決勝進出チーム決定
イングランドの2部に当たるチャンピオンシップは来季の昇格をかけたプレーオフが実施されました。1-2位のバーミングハムとサンダーランドの昇格は既に決定。1枠を巡って3位から6位までの4クラブでのプレーオフとなりました。第1戦をAWAYで勝利したダービーカウンティーでしたが第2戦では逆にホームで敗戦。しかし2試合合計が4-4となりPKへもつれこみました。このPKを4-3で制したダービーがプレーオフ決勝への切符を手にしました。ウォルバーハンプトンとウエストブロムは5/16の結果1-0でウエストブロムが連勝。1枠をかけた最後の戦いプレーオフの決勝は5/28にダービーカウンティー対ウエストブロムアビニヨンの組み合わせで行われます。
チャンピオンシッププレーオフの日程と結果
第1戦
5/12 Southampton 1-2 Derby
第2戦
5/15 Derby 2-3 Southampton (2試合合計4-4のためPK 4-3)
第1戦
5/13 Wolves 2-3 WBA
第2戦
5/16 WBA 1-0 Wolves
プレーオフ決勝
5/28 15:00 Derby - WBA
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2007年5月号記事
ニューカッスル新監督にアラダイス氏
英国プレミアリーグ・ニューカッスルはボルトンの前監督サムアラダイス監督と3年契約を結んだと発表しました。ボルトンでの手腕を買われW杯ドイツ大会後からのイングランド代表の監督候補にも挙がった名将です。2007-2008年シーズンより新たにニューカッスルの指揮を執ることとなり今季13位と低迷するチーム事情も一変させるのではと期待されています。
これとは逆にニューカッスルのオーウェン選手がリバプールへ復帰するのではと憶測が流れています。リバプールのラファベニテス監督は元イングランド代表で天才とも称されたベテランのFWロビーファウラー選手の退団の穴をマイケルオーウェン選手の復帰で埋めたい意向と伝えられています。オーウェン選手はご存知のように昨年のワールドカップで右ひざに大けがを負い長いリハビリを経て4月末にようやく復帰し最終戦を含め3試合に出場を果たしました。またマクラーレン代表監督のプランで行われる5月25日のアルバニアとの親善試合でこのオーウェン選手がイングランドB代表(リバプール、チェルシーは選抜の対象外)として選出されています。新シーズンまで凡そ3ヶ月ですが話題満載のオフシーズンとなりそうな気配です。
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2007年5月号記事
MLS L.A.ギャラクシーがシャヴィエルを獲得
ベッカムの移籍が決定している米国MLSのロサンゼルスギャラクシーがプレミアリーグのミドルズブラの契約満了となった元ポルトガル代表のDFアベルシャヴィエル選手を獲得したと発表しました。シャヴィエル選手はその高い技術だけでなく多くの国でプレーした経験豊富なプレーヤー。この経験を米国で生かすべく今回の移籍に合意したものです。現役17年で現在34歳となるシャヴィエル選手ですがイングランド、ポルトガル、ドイツ、オランダ、イタリア、スペイン、トルコで活躍しました。MLSの移籍期間が始まる6月15日以降に正式契約となる運びです。
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2007年5月号記事
欧州移籍市場 俊輔争奪戦
SPLセルティックの中村俊輔選手にイングランドプレミアリーグトットナムから移籍金675万ポンド(約16億円)での正式な獲得オファーがあったようです。しかし残念ながらセルティックはこれを断り移籍へは発展しない模様です。スペインでもアトレチコマドリッドが獲得候補に上げているとも言われており今後も移籍に向けた交渉が水面化であるのかもしれません。当の本人は残留の意向のようですが条件やリーグによっては今後大きな動きがあるかもしれません。
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2007年5月号記事
プレミアリーグとチャンピオンシップの行方
イングランドプレミアリーグはマンチェスターユナイテッドが4シーズンぶり16度目の優勝を勝ち取りました。ユナイテッドは前節でのシティーとのダービー戦を0-1で勝利。チェルシーの結果待ちとなっていた優勝ですがチェルシーがアーセナルとの一戦を1-1で引き分けたためユナイテッドの優勝が決まったものです。
今季は3連覇を狙ったチェルシーでしたが残念ながらこの夢は叶いませんでした。リーグカップ戦のカーリングカップを制したチェルシーでしたがこれで欧州チャンピオンズリーグの敗退、リーグ戦での優勝も逃したわけです。しかし欧州で最も権威と誇りのあると言われるFAカップ決勝では再びマンチェスターユナイテッドとの一戦が控えています。チェルシーにとってはぜひとも欲しいタイトルに違いありません。
これとは逆に降格争いも熾烈を極めています。ワトフォードの降格に続きロンドンの中堅クラブチャールトンがトットナムに0-2で完敗し98年昇格以来維持したプレミアリーグからの降格が決まりました。長年指揮を執ったカービッシュリー監督が辞任。今季からこれを継いだイアンダーウィ新監督でしたが早々にチーム作りは頓挫。任期途中でレスリード監督に交代したもののこちらも直ぐに解任され昨年11月24日からは今季3人目となるアランパーデュー新監督にチームを託していました。しかし結果は思わしくなく結局降格決定となってしまいました。残る降格チームは一つ。16位のシェフィールド、17位のウェストハム、18位のウィガンの争いとなり5/13に行われる第38節の最終戦で決定する見込みです。
さてイングランドで2部に相当するのがチャンピオンシップです。2部でもリーグ戦が大詰めとなるなかサンダーランドが来シーズンのプレミアリーグ昇格を決めました。実はこのサンダーランドの監督はかっての名プレーヤーでもあるロイキーン監督が指揮を執っています。チームの低迷を救うべく昨年8月に就任以来めきめきとそのリーダーシップを発揮。選手たちの意識改革や規律を重んじる監督のもとチームは再生したのです。バーミングハムとともに来季のプレミアでは昇格組として大暴れしてくれることでしょう。残る1枠を賭けてのプレーオフは3位〜6位のクラブで5/12、5/15に行われる予定です。
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2007年5月号記事
欧州CL・UEFAカップ 決勝の組合せが決定
欧州チャンピオンズリーグは今季最も注目を集める大一番となったイングランド同士の対戦です。リバプールは初戦チェルシーに1-0の惜敗を喫しましたが第2戦のホームでの試合は前半22分にDFアッゲルのゴールで先制。これを死守してリバプールが勝利。しかし2試合合計1-1で得失点差もないため延長、そしてPKへと突入しました。死闘と呼ぶに相応しい激戦となった試合はチェルシーが一人目ロッベン、3番手のジェレミが失敗したのに対しリバプールは 4連続で成功。4人目のカイトが成功しリバプールが4-1でPK戦を制すとスタジアムは大歓声に包まれました。これでリバプールは決勝へ名乗りを上げました。最高の舞台となったチェルシーでしたが初の決勝進出の夢は破れました
そしてもう1試合は雷雨のミラノで行われました。イングランド以外の唯一のクラブとなるACミランがマンチェスターユナイテッドを迎えての試合はミラノの快勝でした。主導権を握る開始11分でのカカのゴールは大変貴重な一点となりました。前半30分にはセードルフのゴールで追加点。だめ押しは後半 33分のジラルディーノのゴール。これで3-0と快勝したミランは2試合合計でも5-3として再びリバプールとの決勝戦へ臨むことになりました。
欧州CL準決勝第2戦の結果
5/01 Liverpool 1-0 Chelsea(2試合合計で1-1/PK4-1)
5/02 AC Milan 3-0 Manchester UTD. (2試合合計5-3)
欧州チャンピオンズリーグに続き行われたUEFAカップ準決勝第2戦です。第1戦を落とした昨季の王者セビージャがホームで本領を発揮しました。前半ルイスファビアーノのゴールで先制すると後半にもレナートが追加点をあげ2-0でオサスナに快勝。2戦合計も2-1としてこれで決勝進出を決めました。
もう1試合、こちらはエスパニョールが第1戦を3-0で大勝したためほぼ勝敗は決したと見られていました。しかしホームの意地もあるブレーメンがウーゴアルメイダのゴールで先制します。前半はそのまま1-0で折り返します。先に追加点が欲しかったブレーメンでしたが後半に入って得点を上げたのはエスパニョールでした。5分にコロミナスのゴールで同点にすると気落ちしたブレーメンからその10分後にもラクルスが逆転のゴール。これで勝負は決まり1- 2で第2戦もエスパニョールが勝利して決勝へ進出。セビージャ対エスパニョールのスペイン勢で行われるグラスゴーでの決勝戦となります。
UEFAカップ準決勝第2戦の結果
5/03 Sevilla 2-0 Osasuna (2試合合計2-1)
5/03 Bremen 1-2 Espanyol (2試合合計1-5)
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2007年4月号記事
サンダーランドがプレミア昇格
イングランドで2部に相当するチャンピオンシップではサンダーランドが来シーズンのプレミアリーグ昇格を決めました。実はこのサンダーランドの監督はかっての名プレーヤーでもあるロイキーン監督が指揮を執っています。チームの低迷を救うべく昨年8月に就任以来めきめきとそのリーダーシップを発揮。選手たちの意識改革や規律を重んじる監督のもとチームは再生したのです。バーミングハムとともに来季のプレミアでは昇格組として大暴れしてくれることでしょう。
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2007年4月号記事
UEFAカップ 準決勝はオサスナ、エスパニョールが先勝
唯一スペイン以外のクラブといなったブレーメンでしたが結果は厳しい現実を突き付けられました。エスパニョールとの試合は前半20分モイセスのゴールで先制。後半も2点を加えエスパニョールが快勝。ブレーメンも反撃に出ますがゴールを割る事はできませんでした。第2戦では3点差以上の勝利が必要なブレーメンは決勝進出に暗雲が立ちこめてきました。スペイン同士の対戦となったオサスナ対セビージャは後半10分にソルダードのゴールを守りきりオサスナが先勝しました。昨季王者のセビージャは第2戦で逆転を狙います。
4/26 Osasuna 1-0 Sevilla
4/26 Espanyol 3-0 Bremen
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2007年4月号記事
欧州CL準決勝 マンチェスター、チェルシーが先勝
サッカーファンにとっては大変面白い試合となりました。しかしサポーターにとってはひやひやどきどきの試合だったに違いありません。マンチェスターユナイテッドがミランをホームに迎えた試合は開始早々5分にCロナウドのゴールで先制したマンチェスターユナイテッドでしたがミランはカカの前半22,37分の2発のゴールで逆転しました。後半に入って14分、ルー二ーのゴールでマンチェスターが追い付きます。引き分けと思われたロスタイムにそのルーニーが貴重なゴール。これが決勝点となりホームでマンチェスターが先勝です。
チェルシーが1-0でリバプールに先勝しました。欧州チャンピオンズリーグでのチェルシーはリバプールに分が良い訳ではありませんでした。モウリーニョ監督にとっても最小得点での勝利ではありますが先勝した点は大いに評価しているようです。さて試合は前半29分にカルバリョのロングパスからドログバに渡り、絶妙のパスをゴール前に走り込んだJ・コールへ繋ぎゴールとなりました。カウンター攻撃での一発が決勝点となりました。ドログバはこの日のマンオブザマッチにも選出されました。イングランド勢の対決に先ず勝利したのはチェルシーでしたが次戦リバプールでの試合は油断が出来ません。リバプールはアンフィールドへチェルシーを迎え撃つべく準備万端といったところでしょうか。負けたものの最少得点差でもありまだまだ充分に逆転出来るチャンスはあります。次戦こそが死闘と呼ぶに相応しい試合となるのかもしれません。
第1戦 4/24-25
4/24 Manchester United 3-2 AC Milan
4/25 Chelsea 1-0 Liverpool
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2007年4月号記事
ADOデンハーグがまたサポーターの暴動
ADOデンハーグのサポーターがまた暴動騒ぎを起こしました。対フローニンゲン戦で試合開始直後にサポーターが花火を爆発させ試合が中断。再開したもののフローニンゲンが前半で3点をリードする展開に切れたサポーターは後半4分に花火をピッチに投げ入れ、又一部椅子を取り外し火をつけられる箇所も出たため危険と判断した審判が試合中止を決定したものです。最下位決定ですでに鬱憤がたまったサポーターを抑止することが出来なかったようです。ADOデンハーグは新スタジアム「フォレパルク」を完成させ来季より使用予定ですがこのスタジアムも2部からの再出発の場所となってしまいました。今まで使用したザウダーパルク・スタディオンもこの日の不名誉な試合が最終戦となりました。試合は残り時間からの再開となりうそうですがADOデンハーグは来季無観客試合等厳しい処分が下される事でしょう。
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2007年4月号記事
スペイン国王杯 バルセロナ、セビージャが先勝
スペイン国王杯準決勝が行われました。第1戦でバルセロナはヘタフェと対戦しました。バルセロナは前半18分にシャビのゴールで先制。前半29分にはマラドーナの伝説の5人抜きを彷佛とさせるメッシのゴールで2点目。メッシはこの試合で2点を挙げ大活躍しました。その後も優勢を保ったバルセロナが5-2で勝ち先勝しました。もう1試合デポルティーボとセビージャの試合はアウェーのセビージャが3点を取って快勝、デポルティーボは決勝へ進出するには第2戦で4点以上を取っての勝利が必須で大変厳しい状況とななりました。決勝ではバルセロナ対セビージャという組み合わせになりそうな気配ですが結果はどうなりますでしょうか。
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2007年4月号記事
2012年欧州選手権ポーランド・ウクライナ大会概要
2012年欧州選手権はポーランドの首都ワルシャワで開幕。ウクライナの首都キエフで閉幕する概要が発表されたようです。試合会場8都市でポーランド、ウクライナそれぞれに4カ所ずつとなっています。ポーランドは昨年U19欧州選手権の開催実績はあるもののビッグイベントの開催は過去にありません。しかし古豪ポーランド代表は1974年、1982年ワールドカップで各3位に。1972年ミュンヘンオリンピックで金メダル、1976,1992年にも銀メダルを獲得ししています。又ウクライナは2006年ワールドカップドイツ大会で悲願のワールドカップ初出場を果たし準々決勝でイタリアと対戦し0-3で敗れています。現在チェルシーに在籍するシェフチェンコ選手の母国でもあり日本代表も親善試合を行った事があります。以下が開催都市と開催予定のスタジアムとなります。
<ポーランド開催予定のスタジアム>
・ワルシャワ(「ナショナルスタジアム」建設予定で7万人収容の規模となる見込みです)
*開幕戦はワルシャワで開催予定です。
・グダンスク(「バルティックアレーナ」建設予定で4万4000収容の規模となる見込みです)
・ブロツワフ(1936年建設のオリンピックスタジアムで現在の1万人から4万5000人収容へ改修予定)
・ポズナン(1980年建設のスタジアムで現在の2万4000人から4万6000人収容へ改修予定)
<ウクライナ開催予定のスタジアム>
・キエフ(1923年建設のオリンピックスタジアムは8万4000人収容へ改修予定)
*決勝戦はキエフで開催予定です。
・ドネツク(シャフタルスタジアムは5万人収容へ改修予定)
・ルビフ(ウクライナスタジアムは4万人収容へ改修予定)
・ドニプロペトロフスク(「メタルルフ」は現在建設中で完成すると3万5000人収容となる予定)
共催に於ける予備都市
ポーランド:ホジュフ、クラクフ
ウクライナ:ハルキフ、オデッサ
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2007年4月号記事
2012年欧州選手権予想を覆して共催へ
2012年欧州選手権の開催都市が決定しました。招致争いでは本命イタリア、そして共催を目指すポーランドとウクライナ、クロアチアとハンガリーの三つ巴の戦いとなっていました。暴動の影響もあり苦戦を強いられると思われていたイタリアですが多額の予算の計上と万全の誘致活動で一歩リードしていると言われていました。ところが4/18にカーディフ(英国)での理事会で行われた投票の結果そのイタリアが落選。2012年欧州選手権をウクライナとポーランドの共催とすることを決めました。76年ユーゴスラビア大会以来となる東欧圏での開催です。2012年大会より導入を目指していた出場国を24へ拡大する提案は2016年からの採用が濃厚となったようです。
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2007年4月号記事
FAカップ準決勝
格の違いを見せつけたマンチェスターUTDでした。ルー二ーのゴールで先制、ワトフォードも同点に追い付きますがロナウドのゴールで直ぐに逆転。ルー二ーの2点目等で4-1でワトフォードを押さえて決勝進出です。そして接戦を制したのがチェルシーでした。ブラックバーンとの対戦はランパードのゴールで先制したチェルシー。後半にブラックバーンもロバーツのゴールで同点に追い付きます。同点のまま延長となりチェルシーはバラックが決勝へ導くゴールでブラックバーンを突き放し勝利しました。決勝は新生ウエンブリースタジアムでマンチェスターユナイテッド対チェルシーの組み合わせで5/19に行われます。
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2007年4月号記事
欧州チャンピオンズリーグでの厳戒態勢
欧州サッカーでの暴力事件の顕著化と、ギリシャでのスポーツ界での暴力事件の影響でアテネで開催予定の欧州チャンピオンズリーグ決勝が揺れています。ギリシャでは3月にバレーボールの試合でファン1人が死亡する暴動が起きたため国内の全スポーツイベント開催が現在凍結されています。しかしアテネオリンピックスタジアムで5月23日に行われる予定の欧州チャンピオンズリーグ決勝は予定通りの開催となる見込みですがこれらの影響を受けることは必至です。開催にはカメラの監視下を義務付け暴力を一掃する姿勢を鮮明にしました。ギリシャ政府は暴力を排除するため欧州CL以外のサッカーや各スポーツイベントなどで監視カメラを設置する方針を固めこれを実施させる予定です。特にビッグイベントとなる欧州CL決勝に加え今回はフーリガンや暴力的なファンの存在が心配されるイングランドのクラブの決勝進出が決まっているため特に要注意となっています。
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2007年4月号記事
イングランド代表がブラジルと親善試合
イングランドサッカー協会はリノベーションが完了し、既にテストマッチを経て安全性が確認されたウェンブリースタジアムでイングランド代表が国際親善試合を行う事を発表しました。イングランド代表は6月1日にブラジル代表との対戦が確定し発表したものです。 ウェンブリースタジアムは5/19のFAカップ決勝戦からグランドオープンする予定です。ウェンブリースタジアムが改築の間はオールドトラフォードで国際親善試合を行っていましたが2000年10月以来となる同スタジアムでの代表戦となります。
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2007年4月号記事
欧州チャンピオンズリーグ準決勝進出4クラブが決定
■準々決勝第2戦 4/10-11の結果
マンチェスターユナイテッドがホームにローマを迎えた一戦は予想を大きくはずれるユナイテッドの大勝となりました。今季加入のキャリックが先ず前半11分に先制をすると後はサポーターも大喜びのゴールラッシュとなりました。17分にスミス、2分後にはルー二ーと結局前半だけで4-0。モチベーションが大きく下がったローマに対し後半に入ってもCロナウドの2点を含む3点で合計7点。これに対しローマは後半24分にロージのゴールで1点を返すのが精一杯。大一番で歴史的な敗北を喫しました。バレンシアはホームで先制しさい先の良いスタートを切りました。チェルシーは攻めあぐねるも後半7分にシェフチェンコのゴールで同点。そして終了間際にエッシェンがゴールしチェルシーが逆転。接戦を制したチェルシーが準決勝進出です。
リバプールは第一戦の大勝でほぼベスト4が濃厚でしたが第2戦も順当に勝ち進出を果たしました。リバプールは後半22分にクラウチのゴールで1点を取りこれを死守して勝利です。第1戦では終了間際に追い付かれ貴重な白星を逃がしたミランでした。劣勢とも予想されたバイエルンのホームでの試合でしたが前半27分にセードルフのゴールで先制します。31分にもインザーギの追加点で0-2としました。バイエルンも再三の好機をミラン守備陣に阻まれこのまま試合は終了、ミランがベスト4進出です。
4/10 Valencia 1-2 Chelsea
4/10 Manchester UTD 7-1 AS Roma
4/11Liverpool 1-0 PSV
4/11Bayern 0-2 Milan
この結果以下の対戦が決定しました。イングランド勢が3つの座を占めるという強さでしたが楽しみな準決勝です。ただ今後チケット価格は大きく高騰する見込みですので十分にお気をつけ下さいませ。
準決勝第1戦 4/24-25
4/24 マンチェスターUTD 対 ミラン
4/25 チェルシー 対 リバプール
準決勝第2戦 5/01-02
5/01 リバプール 対 チェルシー
5/02 ミラン 対 マンチェスターUTD
決勝は5/23アテネで開催
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2007年4月号記事
RED BULLザルツブルク
レッドブルへ移籍した宮本恒靖選手が2試合ぶりのリーグ戦で後半14分からの途中出場を果たしました。思い通りの出場とはなっていない宮本選手ではありますが確実にチームに溶け込んでいっているようです。又三都主選手は先発フル出場をしました。ホームで行われたシュトルムグラーツ戦では両選手が安定した守備で勝利に貢献しました。三都主選手は得点にこそ絡まなかったものの積極的な攻撃参加もあり高い評価を得ています。
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2007年4月号記事
UEFAカップ 準々決勝日程
バイアレーナで行われた試合はオサスナのクエジャールが開始1分でゴール。レバークーゼンも再三反撃を試みますが得点には繋がりません。逆にオサスナは後半に入って26分にダビドロペスが貴重な追加点をあげました。気落ちしたレバークーゼンに畳み掛けるようにその2分後にもカメルーン代表のウエボがだめ押しのゴールを決め0-3でオサスナが快勝しました。点の取り合いとなったのがエスパニョールとベンフィカです。エスパニョールは前半2点。そして後半に入っても1点とベンフィかを大きくリードします。ところがベンフィカも後半18分にヌーノゴメスのゴールで1点を返すとその2分後にもシモンのゴールで1点差と詰めよりましたが反撃もここまででした。トッテナムは開始早々にキーンのゴールで主導権を握りました。しかしセビージャも19分にPKで同点とします。これでペースを掴んだセビージャは前半36分アレキサンドルケルジャコフのゴールで勝ち越し、これが決勝点となって接戦をものにしました。
4/05 AZ 0-0 Bremen
4/05 Leverkusen 0-3 Osasuna
4/05 Sevilla 2-1 Tottenham
4/05 Espanyol 3-2 Benfica
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2007年4月号記事
欧州CL準々決勝第1戦の結果
ミランは前半40分にピルロのゴールで先制しました。後半33分にバイエルンもやっと今季ハンブルクより加入したバンブイテンが同点ゴールをあげ追い付きます。しかしその6分後ミランはペナルティーを得てこれをカカが決めて再びリードしました。ところがバイエルンはミランの勝利と思われた終了間際のロスタイムに再びバンブイテンが値千金のゴールを決め大きな引き分けへと持ち込みました。そしてリバプールはPSVと対戦AWAYながら大勝しました。前半ジェラードのゴールで先制。後半に入ってもジョンアルネリーセのゴールで追加点、最後はクラウチのゴールでだめ押しとなりました。
バレンシアはAWAYながら前半30分にデイビッドシルバのゴールで先制しました。チェルシーも後半に入りドログバのゴールで追い付きましたが1-1の引き分けでした。ロンドンのスタンフォードブリッジでは勝ち越せないチェルシーにイライラしたサポーターも多かったようです。そしてローマはイングランド勢マンチェスターとの対戦となりました。まず前半終了間際にロドリコタッディーのゴール、ルー二ーの同点弾で追い付いたユナイテッドでしたがその6分後にローマはミルコヴィチニッチのゴールで再びリード、これが決勝点となってローマが先勝です。
4/3 Milan 2-2 Bayern
4/3 PSV 0-3 Liverpool
4/4 Roma 2-1 Man Utd
4/4 Chelsea 1-1 ReValencia
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2007年3月号記事
オランダは6月にアジア遠征 韓国との親善試合が決定!
オランダサッカー協会は6月にアジア遠征を決定しこれを発表しました。先ず以前より報道されていた通り6月2日にソウルワールドカップスタジアムで韓国代表と対戦します。その後6/6にはバンコクラジャマンガラスタジアムでタイ代表と親善試合を戦う予定です。ユーロ予選、対スロベニア戦を3月28日に終えると9月まで試合がないためアジア遠征を組むものです。但し6月にオランダ国内で北京オリンピックの予選があるためオリンピック代表に選出された選手に関してはアジア遠征へは参加させない方針です。
→現在6/2の韓国対オランダ戦お承りを開始致しました。先ずはチケット情報をご確認のうえお見積もり請求をお願い致します。
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2007年3月号記事
スペイン国王杯
スペイン国王杯は2/28に行われた試合の後半途中で打ち切りとなっていた準々決勝第2戦のベティス対セビージャの後半12分からの試合を3/20に行いました。打ち切りとなった時点からの再開のため残り33分間での戦いでしたが両チーム共に無得点で終わり結局0-1でセビージャが勝利し準決勝進出を決めました。2/28の試合では観客がペットボトルをピッチへ投げ入れこれががセビージャのラモス監督に当たり一時意識不明となりました。危険と判断した審判団は試合を打ち切り今回中立地のヘタフェでの試合となりました。これで全ての進出チームが決まり準決勝第1戦が4/18に行われる予定です。
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2007年3月号記事
セリエB3試合が延期
3/25-3/26に予定されていたセリエB第31節のブレシア対トリエスティーナ、ユベントス対ナポリ、トレビーゾ対ペスカーラの3試合をブレシア、ユベントス、トレビーゾの3クラブからの延期要請を受け入れ急遽4/10へ延期され事が決定したようです。昨年10/3にセリエB総会決議で同一チーム内で2人以上の選手が代表へ招集された場合は当該クラブがリーグ戦の試合延期を要求出来るというものです。これに伴い該当する3クラブが延期を要求し協会がこれを受諾したものです。この3試合は4/10に開催される見込みです。
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2007年3月号記事
FAカップ準決勝
FAカップ準々決勝ではミドルズブラとマンチェスターユナイテッドが対戦し2-2の引き分け。チェルシーとトッテナムも2点のビハインドを追い付いたチェルシーが3-3の引き分けでいずれも3/19に再戦となりました。再戦に先立ち行われた準決勝の組み合わせ抽選ではブランクバーンとチェルシー/トッテナム勝者、ワトフォードとミドル/マンUTDの勝者が激突することが決定しました。試合は41/14-15に行われます。5/19には新ウエンブリースタジアムで決勝が行われます。 さてウエンブリーはこけら落としとなる U-21イングランド代表対イタリア代表の試合が3/24に行われます。チケットもあっという間の完売でファンに期待されるナショナルスタジアムとなりそうな気配です。
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2007年3月号記事
クラシコ壮絶な点取り合戦
10日に行われたのがサッカーではスペイン最大級のイベントクラシコ戦です。今季2度目となる対戦ではバルセロナのホームカンプノウでの対戦となりました。ファンニステルローイのゴールで先制したレアルでしたがすぐさまメッシのゴールで同点としたバルセロナでした。試合は結局メッシがハットトリックを達成しバルサが3点。レアルもファンニステルローイが2得点し3点をあげ3-3の引き分けとなっています。バルサは心配されたロナウジーニョが先発しましたが不発でした。またレアルはベッカムが怪我で欠場。またロベルトカルロスが退団を表明し話題となっています。監督の更迭も噂されますが来季よりは大幅なメンバー入れ替えで再起を図るレアルとなりそうです。
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2007年3月号記事
ウエンブリーの完成
イングランドFA協会はウエンブリースタジアムがリノベーションが完了。マルチプレックス社から引き渡されたと発表しました。老朽化したスタジアムを大規模に改修。収容人数も9万人へのスタジアムに生まれ変わらせました。1年の遅れが出たものの無事に完成となった訳です。 U-21イングランド代表はイタリア代表を招待して3/24に行う親善試合を行い安全面や警備について検証していく予定です。5/19のFAカップ決勝も開催予定となっています。今までマンチェスターユナイテッドのホームオールドトラフォードで行われる機会が多かったイングランド代表の試合も今後はこの新スタジアムの完成に伴いウエンブリーで行われることになります。
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2007年3月号記事
UEFAカップ PSG逆転勝ち
PSGはホームへベンフィカを迎えました。先制したのはベンフィカでした。前半9分にポルトガル代表のシモンがゴールを決めました。しかし前半36分にPSGもパウレタのゴールで同点とするとその5分後にはピエールアランフローのゴールで逆転。こRが決勝点となりPSGが先勝です。そしてAWAYでの試合もすぐに完売となったレンジャースですがホームでの第1戦は危うく敗戦となる寸前でした。オサスナのラウルガルシアが17分に先制ゴール。レンジャースは反撃するも得点に繋がらず敗戦濃厚となるなか後半のロスタイムにエムダニが値千金の同点ゴールをあげ試合は引き分けとなりました。ニューカッスルはナイジェリア代表マルティンスが2得点をあげる活躍でAZに快勝です。
Braga 2-3 Tottenham
Celta Vigo 0-1 Werder Bremen
Lens 2-1 Bayer Leverkusen
Maccabi Haifa 0-0 Espanyol
Newcastle 4-2 AZ
PSG 2-1 Benfica
Rangers 1-1 Osasuna
Sevilla 2-2 Shakhtar Donetsk
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2007年3月号記事
欧州CL バルサ、アーセナル、レアル、リヨンが敗退
今節も大一番はやはりリバプール対バルセロナでした。バルセロナは後半26分グジョンセンを投入し転機を図ります。そのグジョンセンが4分後に待望のゴールをあげこれが決勝点となりました。しかしリバプールの守備陣はバルサの猛攻を1点に押さえ2試合合計2-2の同点ながらAWAYゴール数で上回りリバプールがベスト8へ進出です。予想外だったのはリヨンの大敗でしょうか。優勝候補と言われるまで力をつけた最近のリヨンがホームへローマを迎えた試合では22分にトッティーが先制ゴール。ローマは44分にもマンチー二が追加点を上げました。これをがっちり守り抜きリヨンを圧倒を圧倒して勝ち上がりました。
日本で最も注目されたのは中村俊輔選手が所属するセルティックとミランの対戦。イタリアの暴動により一時心配されたは開催でしたが無事に行われました。その試合は第1戦に続き0-0の引き分けで90分が終了。延長となった試合はその延長前半開始早々3分に動きます。ミランはここでカカのゴールで待望の得点、そのまま試合は終わり1-0でミランが勝利しベスト8進出です。波乱はアーセナルでした。試合は1-1でPSVと引き分けましたが2戦合計1-2 で敗退となり姿を消すこととなりました。レアルマドリッドはバイエルンミュンヘンとの試合。リーグ戦同様に波に乗り切れないまま2-1でバイエルンに敗戦。2試合合計は同点だったもののAWAYゴール差でバイエルンがベスト8進出です。マンチェスターユナイテッドはリールに連勝して安定した強さを発揮しました。
■欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦の結果
3/06 Chelsea 2-1 Porto
3/06 Lyon 0-2 Roma
3/06 Liverpool 0-1 Barcelona
3/06 Valencia 0-0 Inter-Milano
3/07 Byern 2-1 Real Madrid
3/07 MAM UTD 1-0 Lile
3/07 Arsenal 1-1 PSV
3/07 Milan 1-0 Celtic
太字がベスト8進出
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2007年3月号記事
セリエA サンシーロの入場者上限に伴う注意事項
イタリアスポーツ省は2月24日ACミラン、インテルが本拠地とするサンシーロの安全基準が満たされたと判断。今まで年間席ホルダーに制限してきた入場を一般の観客を入れての実施を許可しました。但しサンシーロは85000人余りを収容できるキャパシティーがありますが当局の通達により今シーズンが終わるまで67500人を超える人数を入れてはならない事が確認され正式に決定しました。又ミラノダビーではトラブルを未然に防ぐため試合開始時間も20:30が予定されていますが15:00へ変更される可能性がでてきました。特に当日ご到着で観戦予定のお客様は注意され日程を再確認して下さい。そしてスクデットを目指すインテルですがホーム試合の手配が特に難しくなりつつあります。これに伴い一部値上げとなっております。今季引き続き不安定なイタリアでのご観戦は十分にご注意下さいますようにお願い致します。
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2007年3月号記事
スペイン国王杯
第2戦が2/28に行われました。第1戦で破れているバルセロナでしたが苦しいAWAYでのデポルティーボ戦をシャビ、イニエスタの得点で1-2で勝利。2試合合計得点を2-2ながらアウエーゴール数で薄氷の準々決勝進出です。ところでダービーとなった国王杯でのセビージャ対ベティスですが後半12分にセビージャが先制。ところがこの直後に観客がペットボトルをピッチへ投げ入れこれがセビージャのラモス監督に当たり一時意識不明となりました。危険と判断した審判は試合を打ち切りとなりました。そして後日この試合は3/20に中立開催での打ち切り時点からの再試合が決定しました。欧州各地で起こる暴力事件に対し本気で根絶を訴えていきたいものです。
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2007年3月号記事
ユーロ2008チケット販売開始
欧州ナンバー1を決める欧州選手権ユーロの予選が今月末より本格的に再開します。これを前に親善試合で強化を図ってきた各国代表です。ご存知のようにユーロ2008は来年6月にスイスとオーストリアで共同開催されます。この本戦のチケット1次販売分がいよいよ3/1より開始されています。ただ残念なのは共同開催国のスイスとオーストリア以外は出場国が未決定のため見たい試合を特定しての購入は1次販売では出来ない事になります。ただどの試合でも良い、或は見たい試合がスイス、オーストリアのいずれかの場合はぜひとも申し込まれてはいかがでしょうか。
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2007年2月号記事
カーリングカップ決勝
カーリングカップ決勝、今年はチェルシー対アーセナルの戦いとなりました。アーセナルは前半12分に17歳の天才プレーヤーウォルコットのゴールで先制しました。ところがチェルシーは前半ドロクバのゴールで同点。そして後半39分にも再びドログバがゴールし2-1でチェルシーが逆転勝ちをおさめました。しかし後半11分過ぎにテリーが顔を蹴られ意識不明となり退場。これが伏線となってロスタイムには3人がレッドカードとなる後味の悪い試合となってしまいました。
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2007年2月号記事
セリエA サンシーロが安全基準適格スタジアムへ
イタリアスポーツ省が24日ACミラン、インテルが本拠地とするサンシーロの安全基準が満たされたと判断。今まで年間席ホルダーに制限してきた入場を一般の観客を入れての実施を許可したようです。報道によれば25日のACミラン−サンプドリア戦から早くも入場を再開させたようです。現在セリエAではカターニャが中立開催させられているのみで他は全て入場または一部入場可能な状態となっています。ただ今後も不安定な状態は続くと見られていますので観戦予定のお客様は充分にご注意下さいませ。
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2007年2月号記事
セリエA26節の変更と安全基準適格スタジアムの動向
セリエは28日予定の第26節で、当初全試合を夜開催20時30キックオフとしていましたが変更を発表。インテル対ウディネーゼ戦以外は15時キックオフへの変更となりました。インテル戦はサンシーロで行われ20時30分キックオフとなる予定です。
さてイタリア政府は順次進む各スタジアムの改修工事の結果を待ち適時安全基準の審査を進めています。そして新たにメッシーナ、モデナ、レッジーナのスタジアムを安全基準を満たしたと認め観客有りの試合へすることを発表しています。バーリ、パルマも先に安全基準が満たされたようです。
心配されるのがサンシーロです。当初改修工事により無観客の試合を年間席のみの入場者へ回避、資金力もあるため直ぐに適格スタジアムとなると見込まれていました。しかし収容人数も多いこともあってかなかなか思うように基準に達しない様子です。ビッグゲームを控えるACミラン、そしてインテルの各クラブも全力を尽くしているようですが3月7日の欧州チャンピオンズリーグ、11日のインテルとのミラノダービーまで予断を許しません。今後も状況を逐一お知らせして参ります。
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2007年2月号記事
UEFAカップ1回戦第2戦
2/22に16試合が行われました。ジーコ監督率いるフェネルバチェはAZと対戦2-2で引き分け2試合合計でも5-5としながらもアウエー得点差で涙を飲み敗退です。番狂わせはCSKAモスクワでしょうか。優勝経験もある強豪がイスラエルのマッカビハイファに敗れ姿を消しました。ブレーメンはアヤックスと対戦、試合には負けたものの2試合合計4-3で16強です。パルマはブラガに終止優勢に試合を進めるもブラガのジエゴがコーナーからのボールに合わせゴールし決勝点となりパルマも敗退です。
これで16強が以下のように決定です。
S.Donetsk、AZ、ブレーメン、レバークーゼン、セルタ、ベンフィカ、エスパニョール、M.Haifa、ニューカッスル、オサスナ、PSG、Lens、ブラガ、レンジャース 、セビージャ、トッテナム
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2007年2月号記事
欧州CL1回戦第1戦
欧州チャンピオンズリーグは2007年の公式戦を2月20日に再開しました。この間イタリアでの暴動もあり一部開催が危ぶまれましたが何とか無事に試合に漕ぎ着けました。UEFAでもサポーターの暴力事件でフェイエノールトが今季追放されましたが今後競技の安全な開催へ向けより厳しい条件が各クラブへは突きつけられそうな気配です。
さて決勝トーナメント1回戦第1戦の8試合が2/20-2/21に行われました。ここのところスター選手の移籍や監督更迭の噂等抱えるレアルマドリッドはバイエルンとの試合は素晴らしいものがありました。前半10分にラウールの先制ゴール、そして28分にも再びラウールが決めてリードします。34 分にもファンニステルロイが追加点を上げました。前半に1点、後半終了間際にもファンボメルがゴールし1点差としましたがこのまま逃げ切ってレアルが先勝です。日本の多くのファンが注目したセルティックとミランの対戦は0-0の引き分けでした。FKは惜しいシュートもありましたが残念ながら中村俊輔選手は決めることが出来ませんでした。セルティックの次戦サンシーロでの戦いに、中村選手のプレーに大いに期待したいですね。
ここまで苦しみながらも何とか勝ち上がり連覇を目指すバルセロナはホームでのリバプール戦を1-2の逆転負けで落としてしまいました。この試合バルセロナはデコが先制点を挙げました。しかし前半終了間際に同点とされ、後半にも追加点を許しての敗戦です。
その他の試合はインテルがサンシーロでのバレンシア戦を2-2、ポルトもチェルシーと1-1で分けました。先制されたチェルシーでしたがシェフチェンコの値千金の同点ゴールでした。そしてローマは優勝候補の一角まで力をつけたリヨンとの対戦でしたが0-0の引き分けでした。以下第1戦8試合の結果です。
■欧州CL 2/20-21の結果
2/20 Real Madrid 3-2 Bayern Munchen
2/20 Celtic 0-0 AC Milan
2/20 PSV 1-0 Arsenal
2/20 Lile 0-1 Manchester UTD
2/21 AS Roma 0-0 Lyon
2/21 Inter-Milano 2-2 Valencia
2/21 Porto 1-1 Chelsea
2/21 Barcelona 1-2 Liverpool
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2007年2月号記事
FAカップ5回戦
5回戦が行われました。マンチェスターUTDはホームでレディングと対戦しました。マンチェスターがキャリックのゴールで先制しましたが後半レディングもグンナルションのゴールで同点とし引き分けです。フルハムはホームでトッテナムと対戦しました。接戦が予想されたもののキーン、ベルバトフが2得点づつをあげる活躍で0-4の完勝でトッテナムの勝利です。チェルシーはノリッチとの対戦こちらも実力の差を見せつける4-0でチェルシーが快勝でです。アーセナルはブラックバーンと対戦しましたがスコアレスのドローでした。引き分けは2/27-28に再戦となります。又昨夜2/19に組み合わせ抽選が行われ準々決勝3/10の組み合わせが決定しています。
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2007年2月号記事
ブルズカップ
浦和レッズがブルズカップを13日に戦いました。ドイツのバイエルンミュンヘン、オーストリアのレッドブルザルツブルクと1試合45分で2試合を行う変則の形式での対戦。言ってみれば公開形式の練習試合という要素が強い大会なのかもしれません。浦和レッズは第1戦はレッドブルとの試合でしたがオウンゴール等で3失点し3-1の完敗でした。第2試合はバイエルンと戦い3-0と連敗を喫しました。レッズはプレシーズンである事、寒さと疲労に加え、人工芝のピッチに苦戦したため思うようなプレーが出来ませんでした。3クラブ総当たりで行われたブルズカップはバイエルンが優勝しました。
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2007年2月号記事
サンシーロ年間席は入場者有りで再開
やっと再開といった感のセリエです。昨日は一部無観客だったものの23節の10試合が開催されました。観戦予定の方をはじめイタリアサッカーファンにとってやきもきするこの1週間だったに違いありません。
そして引き続き一番心配されているのがミラン、インテルの本拠地サンシーロでの今後の観戦の可否と思います。突貫工事で設置された回転扉の効果もあり昨日行われたミラン対リボルノ戦では急遽年間席の所有者に限り入場が許可されたようです。今後も安全基準を満たすべく順次改修を行う予定のようです。かなり心配されたサンシーロでの無観客試合ですが間もなくその心配はなくなりそうな気配です。
対して中小のクラブが使用するスタジアムに関しては不安が募っています。各クラブ単独での費用負担は余りにもその負担が大きく地方自治体や国の補助や一部負担がなければこのままシーズン終了まで無観客を続ける事態も想定されています。そうなれば経営破綻を余儀なくされるクラブが出てくることも予想され急ぎの対策が必要となってきそうです。
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2007年2月号記事
サンシーロ早期に適格スタジアムへ
イタリアで最も有名なスタジアムの一つがサンシーロです。しかし今回の暴動の影響で安全基準に対する厳しい適用が義務付けられ、このサンシーロも安全基準の不適格スタジアムとなりました。セリエは再開するものの安全基準を満たさないスタジアムは今後も無観客試合となる見込みです。
さてそのサンシーロですが適格スタジアムに認定されるべく早くも改修工事を開始したようです。来週にも行われる審議に向けて回転扉等の設置を急いでいます。明日の23節ではミランの無観客試合が決定していますが、既に安全対策を満たしているローマ、ジェノバ、シエナ、カリアリ、トリノ、パレルモに加えてインテル、ミランがホームとするサンシーロも早期に適格スタジアムに加わるかもしれません。
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2007年2月号記事
セリエ再開へ目処も混乱
セリエBは明日10日、明後日11日にはセリエAの再開がほぼ固まりました。不透明なのは無観客試合となる各クラブのオーナーが反発している点です。サンシーロはビッグクラブが使用するためある程度の改善を突貫工事で行う事は可能との声も聞かれますがそれ以外のクラブは猛反発しているようです。そして現在安全対策を満たしている競技場はローマ、ジェノバ、シエナ、カリアリ、トリノ、パレルモの6つであると正式に発表されこれ等のスタジアムでは観客ありでの観戦となりそうです。尚22節は4/18へ延期となる見込みのようです。
■安全基準適合スタジアム
ローマ、ジェノバ、シエナ、カリアリ、トリノ、パレルモ
■安全基準不適合スタジアム
アスコリ・ピチェーノ、バーリ、ベルガモ、ボローニャ、ブレッシア、カターニア、チェゼーナ、エンポリ、フィレンツェ、レッチェ、リボルノ、マントバ、メッシーナ、ミラノ、モデナ、ナポリ、パルマ、ペルージャ、ペスカーラ、ピアチェンツァ、レッジョ・カラブリア、サレルノ、トリエステ、ウディネ、ベローナ
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2007年2月号記事
国際親善試合
ユーロ予選の再開を前に欧州の各国は精力的に国際親善試合を行いました。6日はロンドンで3試合が行われました。注目はブラジル対ポルトガルでしたがブラジルは0-2で完敗し新体制となって初黒星を喫しました。韓国はギリシャと対戦。イーチョンスが後半FKを決めて1-0で勝利です。デンマークはオーストラリアと対戦。トマソンの2ゴールでここのところ実力をつけ評価が上がっていた豪州を3-1と圧倒しました。7日にはオールドトラフォードでイングランドがスペインと戦い不調スペインが0-1で勝利しました。
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2007年2月号記事
セリエ暴動問題で今後の日程見込み
カターニャ−パレルモ戦後に起こった大暴動を受けてイタリアサッカー協会は2月3〜4日開催予定の公式戦をすべて中止としました。2月7日に行われる予定のイタリア代表のルーマニアとの親善試合、U-21の試合も中止が決定したようです。今後の日程はセリエA、セリエBの次節の試合をも中止とし、セリエAは24節2月17日から25節2月25日まで無観客試合で再開の見通しのようです。正式には5日にイタリアサッカー協会が首相らと会談した後に決まる予定です。
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2007年2月号記事
シチリアダービーで警官死亡第22節が延期へ
カターニャ対パレルモ戦は2月4日15時キックオフの予定でしたがカターニャの守護聖人である聖アガタのお祭りと重なってしまうため2月2日18時に開催が変更となりました。重要な宗教行事とカターニャ対パレルモというダービーマッチを同時に開催することは治安上も重大な結果を招きかねないと判断された為です。ところがこのカターニャ−パレルモ戦で、競技場外で起こった暴動を鎮圧しようとした警察官1人が顔に爆竹を投げつけられ死亡。100人が負傷しカターニャのサポーター9人が逮捕されました。この暴動でイタリアサッカー協会は2月3〜4日開催予定の公式戦をすべて中止すると発表しました。今後の日程にも影響が出そうな気配です。2月7日に行われる予定のルーマニアとの親善試合、U-21の試合も中止が決定したようです。今後のイタリアの試合には注意が必要です。
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2007年2月号記事
UEFA記念マッチの開催
オールドトラフォードで3月13日にUEFA Celebration Match、マンチェスターユナイテッド対ヨーロッパ11が行われる事が決定しました。これは50周年を記念して行われるもので3月13日(火)午後8時 キックオフでマンチェスターユナイテッド対European 11の対戦となります。
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2007年2月号記事
2014年ワールドカップ開催国
国際サッカー連盟=FIFAは2014年ワールドカップ開催地の選考日程を発表しました。2014年大会にはブラジルとコロンビアが名乗りを上げていおり最終の開催地決定は11月の理事会で決定する運びとなりました。立候補している2か国は4月16日までに招致合意書を提出、そして7月31日までに自国政府の開催保証などを提出する事が必要となります。これを受けてFIFAは視察団を立候補地へ9月に派遣、その報告を受けて最終的に11月1日に決定となるようです。
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2007年2月号記事
シチリアダービー
カターニャ対パレルモ戦は2月2日18時に変更となりました。2月4日15時キックオフの予定でしたがカターニャの守護聖人である聖アガタのお祭りと重なってしまうため変更となったものです。このお祭りは3日間にわたって行われ大勢の人がカターニャに押し寄せるため警備上の理由もあって開催を早めました。このお祭りはイタリアで最も重要な宗教行事の1つとされています。この行事とカターニャ対パレルモというダービーマッチを同時に開催することは治安上も重大な結果を招きかねないと判断されたようです。
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2007年1月号記事
ダービッツがオランダへ
イングランドプレミアリーグのトッテナムに在籍する元オランダ代表のエドガー・ダービッツ選手がオランダのアヤックスに復帰することが決まったようです。契約期間は1年半。当初ベッカム選手が移籍する米国MLSより強い獲得オファーがありましたが最終的には古巣への復帰となったようです。その強靭な肉体とタフさでは定評のあるダービッツ選手のプレーを間もなくオランダで見ることになります。
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2007年1月号記事
FAカップ5回戦情報
昨夜日本時間22時30分よりロンドンのFA本部でFAカップ5回戦の組み合わせ抽選が行われました。BBCでも放映され多くのフットボールファンが注目しました。さてその組み合わせですがマンチェスターUTDはまたホームでの試合となりレディングとの対戦となりました。フルハムはホームでトッテナムと対戦です。チェルシーはブラックプールとノリッチの勝者との対戦となります。4回戦でボルトンと引き分けたアーセナルは再戦となっておりこの勝者がブラックバーンとホームで対戦します。
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2007年1月号記事
セリエA カターニャ森本のデビュー戦
今季よりカターニャに在籍するFW森本貴幸選手がセリエA対アタランタ戦に出場しデビューを飾りました。この初出場の試合で初ゴールも決めました。日本人記録となる18歳8カ月でいう素晴らしい記録の樹立です。試合は0-1で迎えた後半39分に森本選手が出場その3分後に右クロスをゴール前でトラップし右足で蹴り込みこれが初ゴールとなったものです。セリエユースでの活躍が認められ年度かベンチ入りは果たしていましたがこの試合がAデビューとなったものです。現在東京Vからの期限付き移籍ですが完全移籍する日もそう遠くない日かもしれませんね。
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2007年1月号記事
UEFAカップ フェイエノールト追放でトッテナムが16強進出
欧州サッカー連盟は1月19日に会合を開き、昨年11月UEFAカップ・グループリーグの対ナンシー戦でサポーターが暴動を起こしたフェイエノールトに対し、今季のUEFAカップから追放する事を決め発表しました。グループリーグを突破したフェイエノールトは決勝トーナメント1回戦でトッテナムと対戦する予定でした。又加えて罰金10万スイスフラン(1000万円)の処分を科したようです。
当初は無観客試合と罰金の処分が科せられていましたがサポーターの暴動や暴力、暴言に対して強い姿勢で臨む方針のUEFAが再度の検討を行い今季の追放を決定したものです。クラブ側はこれを不服としていましたが再度開かれた会合で決勝トーナメント1回戦でフェイエノールトと対戦予定だったトッテナムを不戦勝とすることを決めました。この結果トッテナムはベスト16入りとなり戦う事になく1回戦を突破しました。フェイエノールトの今季の追放でこれで確定です。
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2007年1月号記事
ブラジルがロンドンで親善試合
ブラジルは2月6日にロンドンでポルトガルと国際親善試合を行います。FWにはこのところ調子を落としていたアドリアーノが復帰、ロナウジーニョ、ロビーニョ、カカ等スター選手も選出されました。ブラジルはその代表選手達全員が欧州で活躍するため体力的な面も考慮し今回も欧州で親善試合を行う事となったようです。
これに対しポルトガルもMF Cロナウド(マンチェスターUTD)、FWヌーノゴメス(ベンフィカ)、DF ヌーノヴァレンテ(エバートン)、リカルド(スポルティング)等の多彩なタレントを擁して3月より本格的に再開するユーロ予選のための強化を行う予定です。試合はアーセナルの本拠地エミレーツスタジアムで20時キックオフとなります。
この他にもロンドンでは6日にはオーストラリアがデンマーク戦、ギリシャも韓国と親善試合を予定しています。またイングランドは7日にマンチェスターのオールドトラフォードでスペインとの親善試合を予定しています。
■ブラジル代表
GK
エウトン(ポルト)
ジュリオ・セザール(インターミラノ)
DF
ルシオ(バイエルン)
ルイゾン(ベンフィカ)
ダニエウ・アウヴェス(セビージャ)
ジウベルト(ベルリン)
フアン(レバーークーゼン)
アドリアーノ・コレイア(セビージャ)
アレックス(PSV)
マイコン(インターミラノ)
MF
ジエゴ(ブレーメン)
ドゥドゥ・セアレンセ(CSKAモスクワ)
エジミウソン(バルセロナ)
エラーノ(シャフタルドネツク)
ジウベルト・シウヴァ(アーセナル)
カカ(ACミラン)
ティンガ(ドルトムント)
FW
アドリアーノ(インターミラノ)
ロビーニョ(レアルマドリッド)
ロナウジーニョ(バルセロナ)
フレッジ(リヨン)
ラファエル・ソビス(ベティス)
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2007年1月号記事
チェルシーの復活
チェルシーが復活を目指します。GKペトル・ツェフ選手が20日のリバプール戦で先発し頭骨骨折の大怪我を負ったレディング戦以来となる3ヶ月ぶりにプレーし復帰を果たしました。ヘッドギアを着ける特異の姿でしたが試合は2-0で敗戦し復帰は飾れませんでした。しかしチームにとっては最も重要なポジションに大黒柱が復帰したことで今後の戦略は大いに変わってくることでしょう。
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2007年1月号記事
バイエルン・ダイスラー引退
ブンデスリーガ・バイエルンミュンヘンのセバスチャンダイスラー選手が現役引退を表明しました。期待されたドイツワールドカップを控えた昨年3月に右ひざに重傷を負い残念ながら出場は叶いませんでした。ひざには過去にも何度も古傷を抱え今季途中より復帰したものの思うようなプレーが出来ずに苦しんだようです。引退はするものの今後ひざの様子を見ながらプレーが出来る状態に戻れば再びバイエルンでのプレーが見れるのも夢ではないかもしれません。
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2007年1月号記事
米国MLSの巻き返し
米国MLSでは選手の給料の高騰を防ぎクラブの健全経営を維持するためリーグが一括して選手の給与管理をするサラリーキャップ制を導入し給料の上限も設けられていました。このためビッグスターの誕生を阻んでいましたが来季より新制度が導入されます。特別指名選手制度と呼ばれ1名の選手をサラリーキャップ制に関係なく獲得できるものです。今回のベッカム選手の移籍が初適用となりました。今後もMLSという米国リーグの活性化のため、よりビッグビジネスにするため各クラブはこれを積極導入すると思われます。ベッカム選手に続き現在トッテナムのダービッツ選手もダラス移籍が濃厚と言われ次々とスター選手が米国へ流入することも考えられます。今後数年間がMLSサッカーの正念場となり私たちも新たな勢力図として注目していく必要があるでしょう。
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2007年1月号記事
スペイン国王杯とベッカムの移籍
先週スペイン国王杯が行われました。バルセロナはサビオラが2ゴールの大活躍し2部ながら力のあるアラベスに2-0の快勝です。又2部バリャドリドがビジャレアルに快勝。その他の試合ではサラゴサはAWAYながら0-3でマラガに完勝です。又デポルティーボもマヨルカにAWAYで先勝です。バレンシアはヘタフェと、セビージャもバジェカーノと引き分けです。1/11に行われたレアルですがベティスと引き分けました。ベッカムの米国MLSへの移籍。そして今冬のロナウドの移籍希望等チーム状態は最悪の一途を辿るレアルの行方に注目です。
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2007年1月号記事
イングランドのカップ戦事情
イングランドではFAカップの引き分けによる再試合やカーリングカップの行方によってこの時期はクラブによってはリーグ戦の日程変更の可能性が大変大きくなってきます。選手たちにとってもそれは大変でUEFAカップや欧州チャンピオンズリーグも加わりますので疲労による怪我や寒さによる体調不良等様々なアクシデントに見舞われます。これら過密日程の解消を訴える向きもあるようですが肥大化したビジネスに加えファンの熱い期待もあり増々ヒートアップする欧州のカップ戦です。