U-23アジア選手権決勝
U-23アジア選手権の決勝が1/30にドーハで行われました。試合は前半20分にクロスをチンソンウク選手が ヘッドで落としたボールをクォンチャンフン選手がシュート、岩波拓也選手に当たってコースが変わりゴールし韓国が先制します。前半0-1で折り返した日本 でしたが後半早々の2分にもチンソンウク選手がゴール前でパスを受けると反転して左足シュート、これが決まって0-2となります。苦しい展開となり反撃し たい日本は後半15分に大島僚太選手に代えて浅野拓磨選手を投入すると22分に矢島慎也選手のスルーパスに浅野選手が反応しシュートを決めて1点を返しま す。23分にも山中亮輔選手のクロスに矢島選手が飛び込んでヘディングでゴールを決めて一気に試合を振り出しに戻しました。そして後半36分に中島翔哉選 手の浮き球に反応した浅野選手が韓国DFを反転してかわしGKとの1対1からゴール右に流し込んで逆転。終盤の韓国の猛攻をしのぎ3-2で優勝を飾りまし た。
これで全ての日程を終えて優勝は日本、準優勝は韓国、3位イラクが決定しリオデジャネイロ五輪への出場権を獲得しました。また日本はフェアプレー賞を獲得し大会MVPは中島翔哉選手を選出。大会得点王にはカタールのアフメド・アラー選手が6得点で選ばれました。
U-23アジア選手権準決勝
U-23アジア選手権の準決勝の2試合が行われました。日本はイラクとの対戦で先発メンバーを4人入れ替えて臨 みました。前半26分に日本は鈴木武蔵選手が左サイドを駆け上がりクロスを送ると久保裕也がゴール前へ飛び込み右足で合わせ先制。しかしイラクは前半43 分にコーナーから2度のヘッディングでゴールを襲いこれをGK櫛引政敏選手が2度弾き返すも最後はヘッドで押し込まれ同点とされます。後半日本は23分に オナイウ阿道選手、33分に浅野拓磨選手を投入し追加点を狙います。そして迎えた後半ロスタイムとなる48分に原川力選手がGKの弾いたボールをミドル シュートで豪快に決めて2-1で劇的勝利を納め決勝進出を果たし、五輪本大会出場を決めました。決勝ではカタールを下した韓国と対戦します。
もう1試合カタール対韓国は前半は両チーム相手を崩し切れずにスコアレスで折り返します。そして韓国は後半3分 に後方からのロングフィードに抜け出したリュスンウ選手が飛び出してきたGKよりも一歩早く足を出してゴールに流し込んで先制します。その後もキム・ヒョ ン選手、イーチャンミン選手の惜しいミドルシュートもありましたが追加点は奪えません。するとカタールは後半34分に右からのクロスをアラディンがボレー シュート、GKキムドンジュン選手の横をすり抜けゴールとなり同点とされます。それでも韓国は後半44分にカウンターからクォンチャンフン選手が左足で押 し込み勝ち越すとロスタイムにもカウンターからムンチャンジン選手が決めて韓国が3-1でのカタールを下して日本との決勝へ進出しました。同時に8大会連 続の五輪本大会出場を決めました。決勝は今週土曜日1/30の現地時間17時45分(日本時間23時45分)にキックオフされます。 3位決定戦はカタール対イラクで五輪出場の1枠を懸けて1/29の17時45分にキックオフです。
日本の勝利を伝える(AFCのサイトより)
韓国が決勝進出る(AFCのサイトより)
準決勝の日程と結果
1/22 日本 2-1 イラク
1/22 カタール 1-3 韓国
U-23アジア選手権準々決勝
U-23アジア選手権(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)で日本は延長の末イランを3-0で下し準決勝進出 を決めました。90分間では強豪イランの好守に勝負が決まらず延長へ突入。その延長前半5分に途中出場の豊川雄太選手がゴール前で相手センターバックをか わして室屋成選手からの右サイドのクロスを頭で合わせてゴールを奪い待望の先制ゴール。しかしその直後の前半終了間際にイランもゴール前からのシュートも GK櫛引政敏選手の鋭い飛び出しでの反応でコースをふさぎゴールを死守。 その後も危ない場面を積極的な守備で守ります。すると延長後半3分に左サイドから中島翔哉選手が決めて追加点、その2分後にもミドルからゴールを決めて 3-0とし脚の止まったイランを突き放して勝利、準決勝進出を決めました。
そして北朝鮮はホスト国のカタールと対戦。北朝鮮を前半6分に失点し敗戦濃厚かと思われた後半ロスタイムにソ ギョンジン選手が値千金の同点ゴールを奪い1-1で延長戦へ突入します。しかし延長ではアブドゥルカリーム・ハサンに決勝ゴールを奪われ北朝鮮は1-2で 敗れ敗退、カタールが準決勝に進出しました。
1/23に準々決勝残りの2試合が行われ韓国がヨルダンと対戦し前半23分にムン・チャンジン選手のゴールで先 制。これを守って逃げ切って1-0で勝利し4強入りを決めました。準決勝で五輪出場権を懸けてホスト国カタールと対戦します。そしてイラクはUAEとの対 戦で0-0の後半30分に先制点を許すも2分後にクリアミスからアリ・ヒスニィ・ファイサルのゴールで同点に追いつき延長戦へ。延長でモハンナド・アブ ドゥッラヒーム、アムジャド・アットワンのゴールで3-1で勝利し準決勝で日本と対戦します。
準々決勝の日程と結果
1/22 日本 3-0ex イラン
1/22 カタール 2-1 ex 北朝鮮
1/23 韓国 1-0 ヨルダン
1/23 UAE 1-3 イラク
U-23アジア選手権グループリーグ
U-23アジア選手権(リオデジャネイロ五輪アジア最終 予選)がドーハで開幕しましたねえ。1次リーグA組はカタールが中国に3-1で勝利、イランはシリアに2-0で勝利。 今回のオリンピックは16チームが4組に分かれて各組2位までが準々決勝に進み上位3チームが出場権を得るという厳しい条件です。何とか突破して欲しいで すね!
第1戦(1/13開催分)
B組の日本は1/13に北朝鮮戦と対戦し前半5分に山中亮輔選手の右CKからのボールをフリーの植田直通選手がボレーで決めて日本が先制。しかし北朝鮮も 反撃を開始、再三ゴール前から得点を狙うも日本も固い守備でこれを許しません。ゴール前でFKを何度も与えピンチが続くも何とかしのぎます。日本も久保裕 也選手のシュートがポストに嫌われ追加点はなりませんでしたが何とか1-0で勝利勝ち点3を得ました。
そしてC組の韓国はウズベキスタンと対戦。初戦は強豪ウズベキスタンとの対戦でしたがムン・チャンジン選手が前半20分のPK、後半3分のゴールの大活躍で2-1で勝利しました。韓国は次戦イエメンとの対戦です。
第2戦(1/16開催分)
日本はタイと対戦。好機を作るも得点出来ない嫌な流れの中前半27分に遠藤航選手のパスから鈴木武蔵選手がボレーで決めて日本先制。後半4分には矢島慎也 選手が頭で合わせて追加点。後半26分に浅野拓磨選手と交代で途中出場の久保裕也選手が後半30分に岩波拓也選手のスルーパスを決めて3点目。後半39分 にも久保選手が得たPKを自ら決めて4-0としタイに快勝です。この日北朝鮮がサウジアラビアと3-3で引き分けたため連勝の日本が B組首位での8強入りを決めました。
韓国はイエメンと対戦。クォンチャンフン選手が試合開始40分で3得点を挙げての大活躍でイエメンを5-0で下 してベスト8進出を決めました。クォン選手は14分、31分、41分にゴールを挙げてハットトリックを達成。後半には ユスンウ 選手、キムスンジュン選手のゴールも生まれて快勝しました。
第3戦(1/19開催分)
日本はサウジアラビアと全勝をかけての戦い。試合は前半31分に大島僚太選手のミドルシュートが豪快に決まり先制すると後半8分には南野拓実選手のドリブ ル突破からのパスを井手口陽介選手が右足で決めて2点目。後半12分にPKで失点も2-1でこれを守り切り3連勝で準々決勝のイラン戦に臨みます。尚日本 と同組の北朝鮮はタイと2-2で引き分けB組2位で8強入りを果たしています。
韓国はイラクと対戦し1-1と引き分けました。これで韓国は2勝1分(勝ち点7)としてイラク(2勝1分、勝ち 点7)と勝ち点で並ぶも得失点差でC組1位が決定。韓国は1/23にカタールSCスタジアムで行われる準々決勝でD組2位チームと激突します。 そのD組の最終戦が1/20に行われUAEはベトナムを3-2で下し2勝1分勝ち点7でD組首位突破。ヨルダンはオーストラリアと0-0で引き分け1勝2 分勝ち点5で2位に滑り込みました。この結果準々決勝は日本対イラン、カタール対北朝鮮、韓国対ヨルダン、UAE対イラクで確定です。
U-23アジア選手権(五輪アジア最終予選)の日程と結果
1/13 日本 1-0 北朝鮮
1/13 韓国 2-1 ウズベキスタン
1/16 タイ 0-4 日本
1/16 イエメン 0-5 韓国
1/19 サウジアラビア 1-2日本
1/19 イラク 1-1 韓国