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●ハイバリーからエミレーツへ
アーセナルの旧本拠地ハイバリーはご存知のように老朽化が進み場所によってはかなり見難い場所がありました。もちろんこれを避けたいのは皆やまやまですがプレミアの場合はチケットの入手が難しいためこれをクリアにする方法がありませんでした。そして老朽化に加え収容人数をもっと多くしたい意向で現在ハイバリーの横に新スタジアム(エミレーツスタジアム)を建設中でしたが7/22にグランドオープンし8/19の開幕戦へ向けて準備が整いました。この新スタジアムはエミレーツ航空が冠となり最新式のスタジアムとなっています。ただアーセナルの歴史という点では旧本拠地のハイバリースタジアムがなくなったのは大変寂しい限りです。
新本拠地エミレーツスタジアム
●エミレーツスタジアムグランドオープン
7月22日がグランドオープンしました。この日はベルカンプの引退試合とも兼ねており大変な賑わいとなりました。アヤックスとの対戦となり多くのアーセナルファンが押し寄せるという素晴らしいオープンとなったようです。
■新スタジアムアクセス
地下鉄ピカデリー線NORTHBOUND(北行き)に乗車ア−セナル駅が最寄り駅。下車2〜3分でスタジアムです。市中心部より30分程度の距離です。
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新スタジアムでの開幕戦 8/20の対アストンビラ戦
●お席概要
新スタジアム「エミレーツスタジアム」ではスタンドに明確な名称はないようです。(暫定的にWEST,SOUTH等の名称を使用していくと思います)座席は正確には色、ブロック(又はエリア)、列、座席での表示となります。色ではスタジアムを4分割(センターラインと、ゴールとゴールを結んだラインでの分割)しておりこれが大まかな目安となります。 Green, Blue, Orange, Yellowとなり、この色だけではサイドライン/ゴール裏の区別ができません。またコーナー席も存在します。今後は入場の殆どがカード使用となることや新スタジアムでの初シーズンということもあり席種の確約無しでの手配が多くなります。出来る限りご希望に添えるように努力を致しますが何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。
●アーセナル戦お取り扱いについて
アーセナルは新しい本拠地となるエミレーツスタジアムのグランドオープンを7/22に行いました。新スタジアムのこけら落としとベルカンプの引退試合を兼ねた記念すべきアヤックスとの親善試合となりました。さてアーセナルは今季よりメンバーカードでの入場となり従来の紙チケット制度は廃止となります。今季より基本的に入場にはメンバーカードが必要となります。各アーセナルのホームでの試合は今季よりの新システム導入で変動しやすい状況です。特に人気のカードはご注意頂くとともにお早めにお申し付け下さいませ。
●アーセナル戦での安心のお届け・回収システム
はじめてのプレミア観戦、はじめての新スタジアム観戦でご不安はありませんか?当社は新システム導入のアーセナル戦でも万全の体制を整えています。日本語係員がお客様のホテルフロントへ確実にお届け致します。(緊急に備え予め担当者の連絡先もお知らせしております)又観戦後にも同様に日本語係員がこのメンバーカードを皆様より確実に回収致します。チケットは価格だけでなくトータルなサービスでお選び下さい。日本語係員の親切な対応でより安心で安全なアーセナル観戦を皆様へお届け致します。
●名残惜しいハイバリー
2005-2006年シーズンが終了しハイバリーでの公式戦は全て終了しました。アーセナルミュージアムだけでなく、ハイバリーそのものがなくなるとなればハイバリー全体がアーセナルのミュージアムそのものなのかもしれません。5/7のウイガン戦はこれを惜しむ多くのアーセナルファンで杯バリーは大変な賑わいでした。
ハイバリーはアッパースタンドが傘のようにせり出して見難い、柱が邪魔、名ばかりで古くて冴えない等々の酷評がありながらもアーセナルのサポーターが築き上げたその独特の雰囲気を好むファンも多くいるのも事実です。しかしそのスタジアムも2005-2006年シーズン限りとなってしまいました。2006年ワールドカップドイツ大会の年に合わせたかのように新しいスタジアムへ移転しました。(写真は夜のハイバリー)
新スタジアムはスポンサーとなるエミレーツ航空の冠を取ってエミレーツスタジアムと名付けられています。アーセナルは新本拠地で心機一転のプレーを披露してくれることでしょう。しかし数々の名勝負を繰り広げたハイバリーでの観戦はアーセナルファンだけでなくプレミアファンにとってもいつまでも記憶に残る事でしょう。
旧本拠地ハイバリーを歩く
ハイバリーへ向かう
さてアーセナルはピカデリー線アーセナル駅が最寄り駅となります。これは新旧の本拠地いずれも同様です。ロンドン中心からも近くロンドンが初めての方にも分かりやすい立地となっています。普段は閑静な住宅街も試合の当日には多くのファンが集まるため大混雑となります。特に別行動で当日スタジアムの待ち合わせをと考えていらっしゃる方は多くの人が集中するので要注意です。試合の3時間くらい前でももうかなりのファンが集まっています。予めどこかで待ち合わせて連れ立って行かれる事をお勧めします。
出口を出て(上の写真)そのまま真直ぐ行けばWEST STAND側へ行きます。こちらはスタンドの入り口しかありません。駅を背にして出て先ず左へ行き右手方向の道に注意しているとすぐにゴール裏のノーススタンド、EAST STAND、そしてその先にはアーセナルショップがある道を見つける事が可能です。初めての方やショッピングをされる方は先ずこちら側を目指される方が良いでしょう。もちろんすぎに観戦だけしたいんだという方はご自身のチケットの場所を確認して直行して下さい。
ハイバリーでの観戦の苦労
Arsenalのスタジアム、ハイバリーの座席についてはショートサイド(North)の方が試合がよく見えると言う人が結構いました。それは古いスタジアムの中でもNorthは比較的新しく造られた観戦しやいスタンドになっていたからです。スタンド裏もきれいで広く、小さいながらもグッズショップも入っており試合後も飲めるスタンドバーもありました。ロングサイド(West、East)は古い造りのままで2階席が1階に深く低くかぶさっており、それを支える鉄柱やコンクリート柱が1階席の間に存在しました。1階にはこの柱で視界を遮られる席がかなり多くありました。左の写真は2005年の欧州チャンピオンズリーグアーセナル対バイエルンでのサイド部分からの観戦風景です。屋根が覆い被さり非常に見難くなっています。アーセナル観戦ではこのようなお席を出来るだけ避けたいのですがこれがなかなかこれが簡単ではありませんでした。
さてお客様の中にはゴール裏は危ない等の意識をお持ちの方がいらっしゃいますが、ほとんどのどこのクラブでも同じなのですが、少々荒っぽい熱狂的なサポーターが集まるゴール裏はシーズンチケットホルダー席となっています。また暴力事件や騒動を起こしたサポーターに関しては永久追放とし、スタジアムへは入場出来ないという厳しい措置を取るプレミアですからその辺りも比較的安心して御覧頂ける理由となっています。セリエのように発煙筒が焚かれるということはありません。ロング部分(サイドライン)、ショート部分(ゴール裏)の選択はお好みにもよりますが、ハイバリーでは意外にもNorthスタンドはお奨めとなっていました。ただ新しいスタジアムが建設され2006-2007年シーズンからはこの新エミレーツスタジアムの非常に見やすい新本拠地となりましたのでハイバリーの色々な欠点も今や懐かしい記憶へとなってしまいましたが。
アーセナル博物館
日本にもアーセナルファンが本当にたくさんいますよね。しかしロンドンへは行く機会のないという方のために普段余り詳細な情報のないアーセナルミュージアムを先ずはご紹介します。もちろんこのミュージアムはハイバリー内にあります。予約なしのミュージアムへの入場は金曜日のみ可能です。スタジアムへ通じるゲートにはミュージアムチケットをショップで買えとの張り紙があり早速ちょっと先にあるアーセナルショップへ。そしてチケットを購入すればさあアーセナルミュージアムへいざ入場となります!15分毎にと看板にも、その他ガイドブック等にも書いてありますがそれ程人が多くない時期はそんな規則に全く関係なく、チケットを渡して自由に入場可能です。アーセナルファンには涙もの、ヨダレもののコレクションが所狭しと展示されています。写真は左上はアーセナルショップ、右がノースバンク入り口にある看板。左下は入場料金表、右が内部に展示されているユニフォームやペナントの数々です。