ユーロ予選プレーオフの日程と結果
予選プレーオフの組み合わせ抽選会に先立ちシード分けが最新のUEFAの係数ランキングを基に決定しトップシードはボスニアヘルツェゴビナ、ハンガリー、スウェーデン、ウクライナの4チームとなりました。デンマーク、アイルランド、ノルウェー、スロベニアがシードから外れました。そして10月18日11時20分(日本時間18時20分)からスイス・ニヨンのUEFA本部で行われた抽選会で以下のように組み合わせと日程が決定しました。
そして行われた結果プレーオフ突破の4チームが決定しハンガリー、アイルランド、ウクライナ、スウェーデンがユーロ本戦出場を勝ち取りました。
第2戦 11月15-17日
11/15 20:45 Hungary 2-1(3-1) Norway
ハンガリーがノルウェーを敗りユーロ本戦出場を決めました。試合は前半14分にタマシュ・プリシュキンのゴールで先制。後半38分には後半38分にはマルクス・ヘンリクセンのオウンゴールで追加点を奪い勝利をほぼ手中に収めました。後半42分にオウンゴールを献上のヘンリクセンが意地のゴールで1点を返しますが2-1で連勝、2戦合計3-1で本戦出場を決めました。ハンガリーは30年ぶりの主要国際大会の本大会出場となります。また敗れたノルウェーはユーロ2000以来となる本大会への出場の夢は潰えました。
11/16 20:45 R.of Ireland 2-0(3-1) Bosnia-Herzegovina
ユーロ予選プレーオフの第2戦はパリでの同時多発テロの犠牲者を悼み1分間の黙とうが行われ両チームの選手は喪章を付けて試合に臨みました。アイルランドは初戦1-1と引き分けたボスニア・ヘルツェゴビナとホームでの第2戦。前半24分にマーフィーの右からクロスをズカノビッチが手に当てPKを献上、これをウォルタースがゴール左へ決めてアイルランドが先制します。何とか得点の欲しいボスニア・ヘルツェゴビナですがゴールを奪えず迎えた後半25分にブレイディのFKを相手DFがクリアするも浮き球となったこぼれ球をウォルタースが決めてリードを2点に広げ勝敗は決しました。結局2-0で勝利、2戦合計3-1でアイルランドが勝利。アイルランドは2大会連続でユーロ本戦出場を掴みました。逆にボスニア・ヘルツェゴビナは前回大会に続いてのプレーオフでの敗退となりました。
アイルランドが2大会連続のユーロ出場(英国Daily Mailより)
11/17 20:45 Slovenia 1-1(1-3) Ukraine
11/17 20:45 Denmark 2-2(3-4) Sweden
ユーロ予選プレーオフの第2戦の最終の2試合。マリボルで行われたスロベニア対ウクライナ戦は前半11分にボシュティアン・ツェサルのゴールで先制。しかし初戦アウェーで2-0で勝利しているウクライナは相手の攻撃をこの1点に抑え後半ロスタイムにはアンドリー・ヤルモレンコのゴールで同点とし1-1の引き分け、2戦合計3-1で本戦出場を決めました。
そしてデンマーク対スウェーデンは前半19分と後半31分にイブラヒモビッチがゴールを挙げ2点をリード。ほぼ勝敗は決しましたがそれでもデンマークは後半36分にポウルセンのゴールで1点差、後半ロスタイムのヤニク・ヴェステルゴーアのゴールで追いつき2-2でホームで意地の引き分け。しかし2戦合計では4-3でスウェーデンが上回り本戦出場を決めました。
イブラの2ゴールで本戦出場を決めたスウェーデン(英国Daily Mailより)
第1戦 11月12-14日
11/12 20:45 ノルウェー(H組3位)0-1
ハンガリー(F組3位)
ノルウェー対ハンガリーは前半26分にラースロー・クラインハイスラーがペナルティーエリア右からの左足ミドルシュートを放つと相手GKの右手をはじいてゴールに転がり先制。これが決勝点となりハンガリーがアウェーで貴重な1勝を挙げ予選突破に前進です。
唯一のゴールを挙げたのは代表デビューのクラインハイスラー選手でした。元ハンガリー代表GKマートン・フロップ選手が癌のため32歳で亡くなりチームは一丸となって勝利を求めこの1点を何とか死守しました。第2戦はホームで11/15に行われます。
11/13
20:45 ボスニア・ヘルツェゴビナ(B組3位)1-1 アイルランド(D組3位)
ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで行われた試合は後半37分にブレイディのゴールで待望の築点を挙げたアイルランドでしたがその3分後にエディン・ジェコのゴールでボスニア・ヘルツェゴビナが追いつき初戦1-1の引き分けです。
11/14
18:00 ウクライナ(C組3位)2-0 スロベニア(E組3位)
11/14 20:45 スウェーデン(G組3位) 2-1 デンマーク(I組3位)
ウクライナは22分にヤルモレンコのゴールで先制、後半9分のセレズニョウの追加点で2-0でスロベニアに先勝です。
スウェーデンは前半終了間際45分にフォースバーグのゴールで先制したスウェーデンは後半5分に得たPKをズラタン・イブラヒモビッチが決めて2-0。後半35分にデンマークもヨルゲンセンのゴールで1点差とするも及ばずスウェーデンが2-1で先勝です。
2016年ユーロ予選の日程と結果
ユーロ2016本大会は16チームにより8チーム増え24チームに参加枠が広がり今までなかなか進出出来なかった国にもチャンスが広がりました。 現在ホスト国フランスをのぞく53チームが9組に分かれてホーム&アウェー方式で総当たりのリーグ戦を行っています。各組上位2チームが本大会出場権を自動的に得ます。そして3位のうち最多勝ち点の1チームが本大会出場へ。残り8チームが11月にホーム&アウェーでプレーオフを戦い勝利した4チームが本戦出場権を得ます。
各節トップへ
1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
ユーロ2016予選各組順位表 2015年10月14日
グループA
アイスランド20)
チェコ(22)
トルコ(18)
オランダ(13)
ラトビア(5)
カザフスタン(5) |
グループB
ベルギー(23)
ウェールズ(21)
ボスニアH(17)
イスラエル(13)
キプロス(12)
アンドラ (0) |
グループC
スペイン(27)
スロバキア(22)
ウクライナ(19)
ベラルーシ(10)
ルクセンブルク (4)
マケドニア(4) |
グループD
ドイツ(22)
ポーランド(21)
アイルランド(18)
スコットランド(15)
ジョージア(9)
ジブラルタル (0)
|
グループE
イングランド(30)
スイス(21)
スロベニア(16)
エストニア(10)
リトアニア(10)
サンマリノ(1)
|
グループF
北アイルランド(21)
ルーマニア(20)
ハンガリー(16)
フィンランド(12)
フェロー諸島 (6)
ギリシャ(6) |
グループG
オーストリア(28)
ロシア(20)
スウェーデン(18)
モンテネグロ(11)
リヒテンシュタイン (5)
モルドバ(2)
|
グループH
イタリア(24)
*クロアチア(20)
ノルウェー(19)
ブルガリア(11)
アゼルバイジャン(6)
マルタ (2)
|
グループI
ポルトガル(18)
アルバニア(14)
デンマーク(12)
セルビア(*4)
アルメニア(2) |
*UEFAはセルビアに対し勝ち点3を剥奪。
*UEFAはクロアチアに対し勝ち点1を剥奪。
注)モンテネグロ対ロシアは途中中止も3-0でロシア勝利の裁定
ユーロ2016フランス大会本戦出場チーム
フランス(開催国) 、チェコ(グループA1位)、アイスランド(グループA2位)、ベルギー(グループB1位) 、ウェールズ(グループB2位)、スペイン(グループC1位) 、スロバキア(グループC2位)、ドイツ(グループD 1位)、ポーランド(グループD2位)、イングランド(グループE1位) 、スイス(グループE2位) 、北アイルランド(グループF1位) 、ルーマニア(グループF2位)、オーストリア(グループG1位) 、ロシア(グループG2位)、イタリア(グループH1位) 、クロアチア(グループH 2位)、ポルトガル(グループI1位)、アルバニア(グループI 2位)、トルコ(3位チームの最高成績)
グダニスクでのユーロ2012 スペイン対アイルランド戦(ユーロ2012詳細)
第1節(9/07-09)
W杯で惨敗を喫したスペインサッカー協会はデルボスケ監督を2016年欧州選手権まで留任させることを決定しています。優勝国ドイツに対してどんな逆襲するか楽しみです。 またW杯3位のオランダはルイス・ファン・ハール監督が退任しマンチェスターユナイテッド監督へ転身、後任にはフース・ヒディンク氏がユーロ2016終了時までの2年間の契約で合意。ダニー・ブリント氏、ファンニステルロイ氏のコーチ就任も決定しています。
そしてユーロ予選が9/07に開幕しました。W杯優勝国のドイツがスコットランドと対戦。18分に右サイドからルディのクロスをミュラーがヘッドで決めてドイツ先制。決定機に欠くスコットランドでしたが66分にカウンターからアンヤが抜け出しGKとの1対1を制してゴールを決めスコットランドが同点とします。しかしその4分後コーナーからのボールをミュラーがゴール前で押し込み2-1としドイツが苦しみながらも勝利です。但しドルトムントのマルコ・ロイス選手がこの試合で再び左足首靭帯結合部損傷で交代を強いられ心配されています。9/08に精密検査を受け、1カ月以上の離脱となりそうです。ドイツ代表にとって、また所属のドルトムントはそれ以上に大きな痛手となりそうです。
ポルトガルはロナウド不在もアルバニアを圧倒しますがなかなかゴールを割ることが出来ません。逆に52分にアルバニアは右サイドからのクロスをバライがボレーで決めて先制。試合はこのまま終わりホームのポルトガルが敗れる波乱となりました。またギリシャも10分にマリカのPKで失点し0-1でホームで敗れています。ポルトガルサッカー連盟は9/11にベント監督の解任を発表しています。
アイルランドはエヴァートンに所属のエイデン・マクギーディ選手の24分のゴールで先制。グルジアも38分にオクルアシビリ選手のゴールで追いつき1-1で折り返します。後半両チーム得点なく引き分けかと思われた90分にアイルランドは再びマクギーディ選手のゴールが生まれ初戦を2-1で競り勝ちました。そして初出場のジブラルタルでしたがホームでポーランドに0-7の完敗です。
9/07 Georgia 1-2 Ireland
9/07
Germany 2-1 Scotland
9/07
Gibraltar 0-7 Poland
9/07 Hungary 1-2 Northern Ireland
9/07
Faroe Islands 1-3 Finland
9/07
Greece 0-1 Romania
9/07 Denmark 2-1 Armenia
9/07
Portugal 0-1 Albania
親善試合でダビド・デ・ヘア選手を起用したスペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督が9/08行われるマケドニアとのユーロ予選でイケル・カシージャス選手の起用を明言しています。取りこぼしはないと思いますが先ずは手堅く勝利を目指します。その試合、15分にダビド・シウバがゴール前で倒されPK、これをセルヒオ・ラモスがゴール中央に決めて先制。17分にはクロスをフアン・フランシスコがGKと競ったこぼれ球をアルカセルがゴールし2点目。28分にはフアン・フランシスコが相手選手を倒してPKで失点も前半ロスタイムにはブスケツが豪快なミドルシュートを決めて前半3-1とリードしました。後半にもダビド・シウバ、ペドロの追加点でマケドニアに5-1の快勝。
イングランドはアウェーのスイス戦、前半無得点で折り返した両チームでしたが58分に相手ミスからのボールをルーニーがゴール前まで運びスターリングへ繋ぐと最後は左からの低いクロスをウェルベックが右足で合わせてゴールを決めて先制。ロスタイムにもランパードからのパスを受けたウェルベックがゴールを決めて2-0で勝利。
オーストリアは7分に相手のハンドで得たPKをダヴィド・アラバが決めて先制、スウェーデンは12分にFKからのボールをイブラヒモビッチを経てエルカン・ゼンギンが決めて1-1引き分け。ロシアは2つのオウンゴールで先制するとPK、アルテム・ジューバのゴールで4-0でリヒテンシュタインに快勝です。
9/08 Luxembourg 1-1 Belarus
9/08 Spain 5-1 Macedonia
9/08 Ukraine 0-1 Slovakia
9/08 Estonia 1-0 Slovenia
9/08 San Marino 0-2 Lithuania
9/08 Switzerland 0-2 England
9/08 Russia 4-0 Liechtenstein
9/08 Austria 1-1 Sweden
9/08 Montenegro 2-0 Moldova
9/09の試合、オランダはプラハでチェコと対戦。チェコは22分にクレイチーのクロスを中央のダヴィド・ラファタが落とすとこれをボレク・ドカルが右足で蹴り込み左ポスト叩いたボールが吸い込まれ先制。オランダも後半10分コーナーキックからのボールをブリントがクロスを送るとステファン・デ・フライのヘディングシュートが決まって同点とします。しかし終了直前にチェコのドカルが入れたクロスをオランダがヘッドでクリアしたボールが右ポストを叩きこのこぼれ球をヴァーツラフ・ピラシュがゴールし2-1で勝利しました。フース・ヒディンク監督は試合後のインタビューで怒りを収めることが出来ないと語り、失点の要因を作ったDFダリル・ヤンマート選手は「大きなミスだった。GKシレセンに戻そうとしたがオウンゴールをした感覚と語りこのプレーを悔やみました。
トルコはアウェーでアイスランドと対戦も19分にボドバルソンのゴールで失点、後半14分に2枚のイエローでエメル・トプラクが退場処分となると31分にギルフィ・シグルズソンのゴール、32分のシグソールソン連続ゴールでトルコに3-0で快勝しました。ウエールズはアウェーのアンドラ戦で6分にリマのPKで失点もベイルの2本のゴールで逆転勝利。イタリアはシモーネ・ザザ、レオナルド・ボヌッチのゴールでノルウェーに2-0で勝利。ボスニア・ヘルツェゴビナはイビセビッチのゴールで先制もキプロスはクリストフィーの2ゴールで逆転勝利。
9/09 Kazakhstan 0-0 Latvia
9/09 Czech 2-1 Netherlands
9/09 Iceland 3-0 Turkey
9/09 Andorra 1-2 Wales
9/09 Bosnia-Herzegovina 1-2 Cyprus
9/09 Azerbaijan 1-2 Bulgaria
9/09 Croatia 2-0 Malta
9/09 Norway 0-2 Italy
第2節(10/09-11)
ユーロ予選の第2節。スペインがまさかの黒星です。アウェー、スロバキアのジリナで行われた試合はスロバキアが17分にユライ・クツカがFKから無回転のブレ球で強烈なシュート、このボールが壁の間を抜け急激な変化でGKカシージャスのパンチングをミス誘い先制点を挙げます。スペインは苦しみながらも後半37分にアルバからのクロスをフリーで抜け出したフランシスコ・アルカセルの左足のゴールで同点に追いつきます。ところが42分に右サイドからのクロスをフリーのミロスラフ・ストッフがヘッドでゴールを奪い1-2でスペインが敗れました。試合後スペインのビセンテ・デル・ボスケ監督は予期せぬ黒星に困惑もカシージャスの失点を擁護しました。スペインがユーロ予選で敗れたのは2006年10月のアウェーのスウェーデン戦以来8年ぶり
イングランドは大勝です。24分にフィル・ジャギエルカのゴールで先制すると43分にウェイン・ルーニーのPKで2-0。このゴールでルーニーは代表通算42ゴール目となりました。そして後半にもチェンバレンの折り返しをダニー・ウエルベックが決めて3点目、アンドロス・タウンゼントのミドルシュートで4点目、最後は相手オウンゴールで加点したイングランドがサンマリノに5-0で快勝です。
スイスはアウェーながらスロベニアに1-0で敗れ苦しい連敗です。試合は後半34分にカンプルがジュルーに倒されてPKを獲得。これを清水のノバコビッチがゴール左へ決めて決勝点となり勝利しました。
10/09 Belarus 0-2 Ukraine
10/09 Macedonia 3-2 Luxembourg
10/09 Slovakia 2-1 Spain
10/09 England 5-0 San Marino
10/09 Lithuania 1-0 Estonia
10/09 Slovenia 1-0 Switzerland
10/09 Liechtenstein 0-0 Montenegro
10/09 Moldova 1-2 Austria
10/09 Sweden 1-1 Russia
オランダはカザフスタンとの対戦。試合はオランダの攻撃が圧倒しますが17分に右コーナーからのボールをレナト・アブドゥリンがヘディングシュートがループ気味に決まりカザフスタンが先制。しかし後半17分に途中出場のフンテラールがヘディングで決め同点。19分には危険なタックルでバイルジャン・ジョルチエフがレッドカードで退場となり数的有利になり更に攻勢を強めるオランダは37分にアフェライのゴール、44分にもファン・ペルシがアブドゥリンに倒され、このPKを決めて3-1とし逆転勝利を収めました。
ベルギーが大勝です。ホームでのアンドラ戦で31分にデ・ブルイネのPKで先制すると3分後にもそのデ・ブルイネが追加点を奪います。更に3分後にはシャドリのゴールで3-0で前半を終えます。後半にもオリジ、メルテンスの2ゴールで6-0の大勝となりました。
イタリアはアゼルバイジャンと対戦。44分にコーナーからのボールをキエッリーニがヘディング決めて先制。しかし後半31分にたキエッリーニのオウンゴールで1-1となります。それでもイタリアは全ての得点に絡むキエッリーニが37分クロスを頭で合わせて2-1としイタリアが勝利しました。トルコはウムト・ブルトのゴールで先制もチェコはシヴォク、ボジェク・ドチュカルのゴールで逆転を許し1-2で敗れました。
10/10 Latvia 0-3 Iceland
10/10 Netherlands 3-1 Kazakhstan
10/10 Turkey 1-2 Czech
10/10 Belgium 6-0 Andorra
10/10 Cyprus 1-2 Israel
10/10 Wales 6-0 Bosnia-Herzegovina
10/10 Bulgaria 0-1 Croatia
10/10 Italy 2-1 Azerbaijan
10/10 Malta 0-3 Norway
W杯優勝のドイツがアウェーでポーランドた対戦、0-0で迎えた後半6分にアルカディウシュ・ミリクのゴールでポーランドが先制。後半43分にもセバスチャン・ミラのゴールで追加点を挙げたポーランドがドイツを下して2連勝です。
アイルランドは予選初参加のジブラルタルを7-0で下しこちらも連勝。フィンランドはギリシャを迎えての試合で1-1の引き分け。ギリシャはまだ未勝利で苦しい戦いとなっています。
10/11 Ireland 7-0 Gibraltar
10/11 Scotland 1-0 Georgia
10/11 Poland 2-0 Germany
10/11 Romania 1-1 Hungary
10/11 Finland 1-1 Greece
10/11 Northern Ireland 2-0 Faroe Islands
10/11 Armenia 1-1 Serbia
10/11 Albania 1-1 Denmark
第3節(10/12-14)
イングランドはアウェー、タリンでのエストニア戦でルーニーのゴールで1-0で勝利。ルーニーはこれで代表43ゴール目となりました。またイングランドは3連勝です。
前節でスペインがユーロ予選で8年ぶりの黒星を喫しましたがアウエーでのルクセンブルク戦では27分にダビド・シウバのゴールで先制するとフランシスコ・アルカセルの追加点で前半を2-0。後半にはジエゴ・コスタ選手の待望の代表ゴール、ファン・ベルナトのゴールで4-0の快勝です。また前節の失点でカシージャス選手の起用するのか注目を集めましたがこの試合でゴールマウスを守ったのはデヘア選手となりました。また待望の代表初ゴールを決めたジエゴ・コスタ選手は試合後のインタビューで安堵と感謝を表し、またそれ以上に前節で敗れていたチームが勝利と自信を取り戻したことを喜んでいました。
スウェーデンはエルカン・ゼンギン、ジミー・ドゥルマスのゴールでリヒテンシュタインに2-0で勝利。イブラヒモビッチはベンチ入りも出場しませんでした。前節でスペインを撃破したスロバキアはマレク・ハムシクの2ゴールとロスタイムのタニスラフ・シェスタークのゴールでアウェーのベラルーシ戦に3-1で勝利して3連勝です。
10/12 Ukraine 1-0 Macedonia
10/12 Belarus 1-3 Slovakia
10/12 Luxembourg 0-4 Spain
10/12 Estonia 0-1 England
10/12 Lithuania 0-2 Slovenia
10/12 Austria 1-0 Montenegro
10/12 Russia 1-1 Moldova
10/12 Sweden 2-0 Liechtenstein
オランダはアウェーでアイスランドと対戦。試合はオランダがアイスランドを押し込むも得点はなりません。10分、パスミスのボールに反応したビルキル・ビャルナソンがデ・フライに倒されPKを獲得。これをギルフィ・シグルドソンがゴール右に決めアイスランドが先制。反撃したいオランダですが堅い守備から時折仕掛けるカウンターに苦しみます。すると42分にアイスランドはCKからビャルナソンがシュート、DFに当たったボールをシグルドソンが決めて前半で2-0とします。後半も圧倒的な攻撃力で仕掛けるオランダでしたが相手守備を崩し切れず2-0でアイスランドが勝利し3連勝となりました。
イタリアはアウェーでマルタと対戦も守備を固める相手に苦しめられます。24分には左からのCKをボヌッチがヘディングで合わせると一度はGKに阻まれるも混戦になかペッレが押し込みA代表初ゴールでイタリアが先制しました。その後両者一人づつの退場者を出すもスコアは動かずイタリアが1-0で辛勝。クロアチアはアゼルバイジャンと対戦、クラマリッチ、ペリシッチ2ゴール、ブロゾビッチ、モドリッチのPK、相手オウンゴールで6-0の大勝です。
10/13 Kazakhstan 2-4 Czech
10/13 Iceland 2-0 Netherlands
10/13 Latvia 1-1 Turkey
10/13 Andorra 1-4 Israel
10/13 Bosnia-Herzegovina 1-1 Belgium
10/13 Wales 2-1 Cyprus
10/13 Croatia 6-0 Azerbaijan
10/13 Malta 0-1 Italy
10/13 Norway 2-1 Bulgaria
ドイツが苦しんでいます。アイルランドを迎えての試合、71分にクロースのミドルシュートがポストに当たりながらもゴールし先制したドイツでしたが後半ロスタイムに右サイドからのクロスをヘンドリックが折り返すと中央のオシェイがゴールを決めて土壇場で1-1とし引き分けとなりました。
9/07の開幕戦でホームで敗れたポルトガルの第2戦はアウェーでのデンマーク戦でしたが試合は得点がないまま後半ロスタイムに突入、するとクアレスマの右サイドからのクロスをCロナウドが頭で合わせてゴールを決めて決勝点となり土壇場でポルトガルが勝ち点3を獲得です。
ギリシャに元気がありません。好調北アイルランドを迎えての試合でしたが9分にウォードのゴールで先制を許すと、51分にもラファティの追加点を許し0-2で完敗。北アイルランドはアウェーでギリシャを下して3連勝としました。
イングランド、そしてスロベニアに敗れ連敗を喫しているスイスはアウェーでサンマリノと対戦しセフェロビッチの2ゴール、ジェマイリ、シャキリのゴールで4-0で快勝し初白星です。
セルビア対アルバニアは前半の終盤に選手、観客が入り乱れての騒動になったためマーティン・アトキンソン主審が中断を指示、試合はそのまま没収s試合となり終了となっています。もともとコソボをめぐる両国の緊張を考慮してアウェーのアルバニアサポーターなしで行われた試合でしたが、この騒動の発端は遠隔操作でバルカンのアルバニア人居住地域統一を目指す大アルバニア主義を表す旗がスタジアムに飛来。これをセルビア選手が旗を掴んで排除しようとしたところ両チームの選手の乱闘が発生。セルビアサポーターがピッチになだれ込んでアルバニア選手を攻撃したためのようです。裁定は後日行われる見込みです。またセルビアメディアはアルバニアのエディ・ラマ首相の兄弟が旗の飛来に関与した疑いでスタジアムのVIP席で逮捕されたと報じました。
10/14 Germany 1-1 Ireland
10/14 Gibraltar 0-3 Georgia
10/14 Poland 2-2 Scotland
10/14 San Marino 0-4 Switzerland
10/14 Faroe Islands 0-1 Hungary
10/14 Finland 0-2 Romania
10/14 Greece 0-2 Northern Ireland
10/14 Denmark 0-1 Portugal
10/14 Serbia 3-0 Albania (セルビア勝利の処分も勝ち点は剥奪)
ユーロ予選、10/14に行われたセルビア対アルバニアは前半の終盤に選手、観客が入り乱れての騒動になったためマーティン・アトキンソン主審が中断を指示、試合はそのまま没収試合となり終了となっていました。
そしてUEFAはこの試合での処分を決定。UEFAは試合結果を3-0でセルビアの勝利としたものの勝ち点3をはく奪。セルビア、 アルバニア各サッカー協会には10万ユーロ(約1400万円)の罰金処分も下されています。またセルビアにはUEFA主催大会のホームゲームで今後2試合での無観客試合も決定です。セルビアサッカー協会、及びアルバニアサッカー協会は共に処分を不服として上訴しています。
この事件は:もともとこの試合はコソボをめぐる両国間の緊張を考慮してアウェーのアルバニアサポーターなしで行われた試合でした。今回の騒動の発端は遠隔操作でバルカンのアルバニア人居住地域統一を目指す大アルバニア主義を表す旗がスタジアムに飛来。これをセルビア選手が旗を掴んで排除しようとしたところ両チームの選手の乱闘が発生。セルビアサポーターもピッチになだれ込んでアルバニア選手を攻撃したためです。この試合後にUEFAはユーロ予選セルビア対アルバニアで起きた問題の調査を開始し、当初10月23日に処分が決まる予定でしたが一日ずれこみ24日に発表されたものです。
またセルビアメディアはアルバニアのエディ・ラマ首相の兄弟が旗の飛来に関与した疑いでスタジアムのVIP席で逮捕されたと報じましたがその後の詳細は不明です。
試合の全様子はこちらをご覧下さい
第4節(11/14-16)
調子の波に乗れないドイツですが初参加のジブラルタルと対戦。ミュラーの12分のゴールで先制すると29分にも2点目のゴールを決めてリード。その後もゲッツェ、相手オウンゴールで追加点を挙げ4-0で勝利。しかしヨアヒム・レーブ監督は勝利にも格下相手との対戦の4点勝利に満足出来ずまだまだ今後に心配を残す結果に。
波乱の多い大会ですがこちらもまだ勝利のないギリシャがホームにフェロー諸島を迎えての試合。ここまで全敗のフェロー諸島でしたが61分に右サイドからのクロスからのボールを最後はエドムンドソンが決めて先制。猛攻を仕掛けるギリシャでしたがゴールを奪えずホームでまさかの敗戦です。その後、ギリシャサッカー連盟はクラウディオ・ラニエリ監督を解任しています。
ポルトガルは72分にロナウドのゴールでアルメリアに1-0辛勝です。
11/14 Georgia 0-4 Poland
11/14 Germany 4-0 Gibraltar
11/14 Scotland 1-0 Ireland
11/14 Greece 0-1 Faroe Islands
11/14 Hungary 1-0 Finland
11/14 Romania 2-0 Northern Ireland
11/14 Portugal 1-0 Armenia
11/14 Serbia 1-3 Denmark
オウンゴールで先制されたイングランドは59分にルーニーがPKを決めて同点にすると、66分、72分にウエルベックがゴールを奪い3-1の逆転勝利で4連勝。スロヴァキアはアウェーでマケドニアと対戦しクツカ、ネメクのゴールで2-0で勝利し4連勝です。
スペインはイスコ、ブスケツ、ペドロのゴールでベラルーシに3-0で快勝。ここまで苦しい戦いを強いられているスイスですがリトアニアとの対戦では相手オウンゴールで先制するとシェア、シャチリの2ゴールで4-0で快勝です。スウェーデンは9分にイブラヒモビッチのゴールで先制、しかし80分にPKをヨベティッチに決められ1-1引き分けです。
11/15 Luxembourg 0-3 Ukraine
11/15 Macedonia 0-2 Slovakia
11/15 Spain 3-0 Belarus
11/15 England 3-1 Slovenia
11/15 San Marino 0-0 Estonia
11/15 Switzerland 4-0 Lithuania
11/15 Austria 1-0 Russia
11/15 Moldova 0-1 Liechtenstein
11/15 Montenegro 1-1 Sweden
オランダは負けるとヒディング監督が辞任すると明言したラトビア戦でしたが6分にファンペルシのゴールで先制するとロッベン、フンテラールの2ゴールづつの得点等で6-0で大勝です。20分に負傷のため交代したブリント選手は靭帯を損傷した模様で長期離脱の可能性があるようです。
3連勝同士の対決となったチェコ対アイスランドはシグルズソンの先制を許すも前半終了間際にパベル・ カデジャーベクのゴールで同点に追いつくと後半相手オウンゴールでチェコが逆転し2-1で勝利し4連勝です。
イスラエルに3-0で敗れたボスニア・ヘルツェゴビナはサフェト・スシッチ監督を解任しました。ボスニア・ヘルツェゴビナをW杯初出場へ導き2年間の契約延長に合意しユーロ2016への出場を目指していたもののここまで勝ち点2の5位と成績が振るわず解任となった模様です。
イタリアはクロアチアと対戦し1-1引き分け。11分にカンドレーヴァのゴールで先制したイタリアですが15分にイヴァン・ペリシッチのゴールで同点とされ引き分け。この試合で一部のクロアチアサポーターが発炎筒を投げ込み試合を中断させるトラブルを起こし今後処分の対象となる可能性があります。またこの日ゴールを挙げたペリシッチ選手は自国サポーターに対し少数派の愚行に対しカメラで特定して二度と試合に来ないことを願うとコメント。
追記(12/12付)
UEFAはユーロ予選のイタリア戦でサポーターが騒動を起こしたクロアチアに対し来年3月28日にザグレブで行われるノルウェー戦での一部無観客試合と8万ユーロの罰金処分を科しました。
暴れるクロアチアサポーターを伝えるBBC
11/16 Netherlands 6-0 Latvia
11/16 Czech 2-1 Iceland
11/16 Turkey 3-1 Kazakhstan
11/16 Belgium 0-0 Wales
11/16 Cyprus 5-0 Andorra
11/16 Israel 3-0 Bosnia-Herzegovina
11/16 Azerbaijan 0-1 Norway
11/16 Bulgaria 1-1 Malta
11/16 Italy 1-1 Croatia
第5節(2015年3/27-29)
ユーロ予選の第5節、4連勝中の好調スロバキアがホームでルクセンブルクと対戦しネメッチ、ヴァイス、ペカリークのゴールで3-0で快勝し5連勝です。同じく連勝中のイングランドはリトアニアと対戦。7分にルーニーがこぼれ球を押し込み先制、45分にウェルベックのヘッドのゴールで2-0で折り返します。後半にもルーニーのグラウンダーのクロスをスターリングが決めると、代表デビューのハリー・ケインがヘッドで決め4-0快勝しこちらも5連勝を達成です。
スペインはウクライナと対戦。1トップのモラタが前半28分にイニエスタからの縦パスをコケがワンタッチでモラタに通すと相手DFをブロックしながらのシュートが決まりスペイン先制。モラタのA代表初ゴールの得点が決勝点となり1-0で勝利。スウェーデンはイブラヒモビッチの後半1分のゴールと39分のPKでアウェーのモルドバ戦に2-0で勝利です。
モンテネグロ対ロシアは開始直後にゴール裏から投げ込まれた発炎筒がロシアのGKイゴール・アキンフェエフ選手を直撃し、デニス・アイテキン主審は両チームをロッカールームに引き上げさせ中断となります。その後30分以上の中断の後に再開されましたが66分にPKの判定に興奮したサポーターが再び危険な行為に及ぶ状態になったため主審は試合中止を決定しました。発炎筒が直撃したロシアのGKイゴール・アキンフェエフ選手は病院へ直行、脳震盪と首にやけどを負い命に別状は無かったものの、アキンフェエフ選手は当初意識がなく体の反応もなかったようで病院で意識を取り戻したと報じられています。
この事態を受けUEFAはモンテネグロに対し重い処分を下す可能性が高いようで試合も3-0でロシアの勝利となることが濃厚です。そしてUEFAはこの事件の調査を本格的に開始したようです。
UEFAは4/08に発煙筒の投げ込み等で中止されたモンテネグロ対ロシア戦についてロシアが3-0で勝利とする裁定を発表しました。またモンテネグロサッカー協会へはホーム2試合の無観客試合と罰金5万ユーロの処分を科しました。
担架で運ばれるロシアのGKイゴール・アキンフェエフ選手(英国メディアより)
モンテネグロサポーター(英国メディアより)
3/27 Macedonia 1-2 Belarus
3/27 Slovakia 3-0 Luxembourg
3/27 Spain 1-0 Ukraine
3/27 England 4-0 Lithuania
3/27 Slovenia 6-0 San Marino
3/27 Switzerland 3-0 Estonia
3/27 Liechtenstein 0-5 Austria
3/27 Moldova 0-2 Sweden
3/27 Montenegro 0-3 Russia (途中中断の後中止が決定。その後3-0でロシア勝利の裁定)
ハイファで行われたイスラエル対ウエールズはラムジーとベイルの2ゴールでアウェーでウエールズが3-0で快勝。クロアチアは前半30分にブロゾビッチのゴールで先制。後半にはペリシッチ、オリッチ、シルデンフェルト、プラニッチのゴールでノルウェーに5-1快勝。この試合でクロアチアサポーターが発炎筒をピッチに投げ込み人種差別的な行為があったとしてUEFAは6/12のホームでのイタリア戦を無観客試合とし併せて5万ユーロの罰金処分を科しています。
イタリアはソフィアでのブルガリア戦。4分にオウンゴールで先制したイタリアでしたが11分ポポフのゴールと17分にもミツァンスキのゴールでブルガリアが逆転。反撃したいイタリアは相手の堅い守備に苦しみながらも後半39分エデルのゴールで追いつき2-2引分け。トルコは37分ユルマズのゴールで先制。ホームのオランダは敗戦が濃厚と思われた後半ロスタイムにスナイデルのゴールが生まれ何とか1-1の引分けに持ち込みました。
ベルギーはフェライニの2ゴール、ベンテケ、アザール、バチュアイのゴールでキプロスに5-0大勝。ボスニアヘルツェゴビナは前半13分、後半4分、後半17分のジエゴのハットトリックでアンドラに3-0で快勝。
マケドニアはホームでベラルーシに1-2で敗れています。この結果マケドニアサッカー協会は4/07にマケドニア代表ボスコ・ジュロフスキ監督を解任しました。
3/28 Kazakhstan 0-3 Iceland
3/28 Czech 1-1 Latvia
3/28 Netherlands 1-1 Turkey
3/28 Andorra 0-3 Bosnia-Herzegovina
3/28 Belgium 5-0 Cyprus
3/28 Israel 0-3 Wales
3/28 Azerbaijan 2-0 Malta
3/28 Croatia 5-1 Norway
3/28 Bulgaria 2-2 Italy
ドイツは前半39分にロイスのゴールで先制、44分にもミュラーのゴールで前半で2-0とします。後半には得点なしも2-0でグルジアに勝利。26分、ポーランドはペシュコのゴールで先制。ホームのアイルランドは反撃を試みるも敗戦濃厚の後半ロスタイムにロングのゴールが生まれ1-1引分け。
北アイルランドはラフェルティの2ゴールでフィンランドに2-1勝利。ポルトガルはリスボンで行われたセルビアとの試合でカルヴァーリョ、コエントランのゴールで2-1で勝利。
スコットランドはフレッチャーのハットトリック、ネイスミスのゴールと2つのオウンゴールでジブラルタルに6-1大勝。ユーロ予選初参加でwアマチュア主体のジブラルタルは20分にスルーパスから警察官が本業のリー・カシアロがゴールを決めて今予選歴史的な初得点。
ユーロ予選、3/31に行われた1試合、エルサレムで行われたイスラエル対ベルギーは前半9分にフェライニがこぼれ球を押し込んでベルギーが1-0で勝利し勝ち点11でウエールズと並ぶも得失差で首位へ浮上です。
3/29 Georgia 0-2 Germany
3/29 Scotland 6-1 Gibraltar
3/29 Ireland 1-1 Poland
3/29 Northern Ireland 2-1 Finland
3/29 Romania 1-0 Faroe Islands
3/29 Hungary 0-0 Greece
3/29 Albania 2-1 Armenia
3/29 Portugal 2-1 Serbia
3/31 Israel 0-1 Belgium
第6節(2015年6/12-14)
UEFA規律委員会は3/28のユーロ予選、ザグレブでのノルウェー戦でクロアチアサポーターが発炎筒をピッチに投げ込み人種差別的な行為があったとして6/12のホームでのイタリア戦を無観客試合とし併せて5万ユーロの罰金処分を科しています。
また発煙筒の投げ込み等で中止されたモンテネグロ対ロシア戦についてモンテネグロサッカー協会にホームでの2試合の無観客試合と罰金5万ユーロの処分を科しました。
ウェールズは世界ランク2位へ浮上した好調ベルギーと対戦もギャレス・ベイルが前半25分にベルギーのラジャ・ナインゴランのミスからゴールを奪い1-0で勝利。この大きな1勝でB組のウェールズは勝ち点14とし2位ベルギーに3差をつけ残り4試合で2勝すれば予選突破を決め1958年ワールドカップ以来となるメジャー大会出場を果たします。
無観客で行われたクロアチア対イタリアは前半11分にマリオ・マンジュキッチのゴールでクロアチアが先制も36分にアントニオ・カンドレーヴァのPKでイタリアが追いつき1-1の引き分け。 イタリアはGKジャンルイジ・ブッフォンが負傷によりハーフタイムで途中交代。またこの試合が行われたハイデュク・スプリトの本拠地ポリュド・スタジアムのピッチにナチスドイツの象徴のかぎ十字が描かれており問題となっています。クロアチアサッカー協会はこれを謝罪、犯人逮捕へ向け関係機関と協力し捜査を行っています。UEFAは7/23にこのハーケンクロイツが描かれていた問題に関してクロアチアサッカー協会に勝点1の剥奪と10万ユーロの罰金処分を発表しています。
6/12 Kazakhstan 0-1 Turkey
6/12 Iceland 2-1 Czech
6/12 Latvia 0-2 Netherlands
6/12 Andorra 1-3 Cyprus
6/12 Bosnia-Herzegovina 3-1 Israel
6/12 Wales 1-0 Belgium
6/12 Croatia 1-1 Italy
6/12 Malta 0-1 Bulgaria
6/12 Norway 0-0 Azerbaijan
ポーランドはホームでジョージアと対戦。62分にミリクのゴールで先制したポーランドは89分にレヴァンドフスキのゴールで2点目を奪うとロスタイムにも2ゴールを奪いハットトリックを達成し4-0で快勝です。レヴァンドフスキは4分間で脅威のハットトリック達成です。
レヴァンドフスキが4分間でハットトリック達成(英国メディアより)
ドイツはアウェーでジブラルタルと対戦。10分にシュバインシュタイガーがPKを得るも相手GKペレスに止められます。それでも28分シュールレが相手のボールを奪い右足で決めてドイツが先制。ゲッツェの負傷交代もあり1-0で折り返します。後半に入り47分にボアテングのクロスをエジルが折り返してマックス・クルーゼがゴールを決めて2点目。51分にはクルーゼのパスからギュンドアンのボールがゴールインし3-0。57分にはGKペレスのミスからベララビが決めて4-0。65分、71分とシュールレが2点を奪いハットトリックを達成。最後はクルーゼのボレーシュートが決まり7-0で大勝しました。
ギリシャはアウェーでフェロー諸島と対戦もハンセン、オルセンにゴールを奪われ、終盤パパスタソプーロスのゴールで1点を返すも2-1で敗れ未だ未勝利。ギリシャサッカー連盟は2月にクラウディオ・ラニエリ監督を解任。後任にセルヒオ・マルカリアン氏がチームを率いるもユーロ予選での格下フェロー諸島に敗れる失態もあり成績不振の責任を取って7/21に辞任を表明しました。
ポルトガルは14分に先制を許すも29分にCロナウドのPKで同点。ロナウドは後半に入ると55分、58分の連続ゴールでハットトリックを達成。その後ティアゴ・メンデスが退場となるも反撃を1点に押さえ3-2で逃げ切りました。
フィンランドはハンガリーに敗れてF組5位と低迷。これを受けてフィンランドサッカー協会はミクス・パーテライネン監督を解任しています。
またオランダサッカー連盟は6/29付けで双方合意のもと7月1日付けでフース・ヒディンク監督との契約解除を行うと発表、その後任にダニー・ブリント氏の新監督就任を発表しました。ユーロ予選では6試合を戦い3勝2敗1分でアイスランド(勝ち点15)、チェコ(勝ち点13)に次ぐ勝ち点10の3位となっており立て直しが急務となっています。その首位アイスランドとの9/03のホームでの対戦は必勝体制で臨みます。
ロナウドがハットトリックを達成(英国メディアより)
6/13 Poland 4-0 Georgia
6/13 Ireland 1-1 Scotland
6/13 Gibraltar 0-7 Germany
6/13 Finland 0-1 Hungary
6/13 Faroe Islands 2-1 Greece
6/13 Northern Ireland 0-0 Romania
6/13 Armenia 2-3 Portugal
6/13 Denmark 2-0 Serbia
E組スロベニアはノヴァコヴィッチのゴールで先制もイングランドはウイルシャーの2ゴールとルーニーのゴールで3-2で逆転勝利で予選6連勝。スイスはシャキリの逆転ゴールでリトアニアに2-1で勝利しスロベニアをかわして単独2位となっています。
ウイルシャーの2ゴール等でイングランド6連勝
好調なG組首位のオーストリアはマルク・ヤンコのゴールでロシアに1-0で勝利し首位堅持。スウェーデンはマルクス・ベリのゴールで先制するとイブラヒモビッチの2ゴールの追加点でモンテネグロの反撃を1点に抑え3-1で勝利し同組2位をキープ。
C組スロバキアはサラタ、ハムシークのゴールでマケドニアに2-1で勝利し予選6連勝で首位堅持。スペインはダビドシウバのゴールでベラルーシに1-0で勝利し首位に3差の2位をキープ
6/14 Ukraine 3-0 Luxembourg
6/14 Belarus 0-1 Spain
6/14 Slovakia 2-1 Macedonia
6/14 Estonia 2-0 San Marino
6/14 Slovenia 2-3 England
6/14 Lithuania 1-2 Switzerland
6/14 Liechtenstein 1-1 Moldova
6/14 Russia 0-1 Austria
6/14 Sweden 3-1 Montenegro
第7節(2015年9/03-05)
オランダサッカー連盟は6/29付けで双方合意のもと7月1日付けでフース・ヒディンク監督との契約解除を行うと発表、その後任にダニー・ブリント氏の新監督就任を発表しました。ユーロ予選では6試合を戦い3勝2敗1分でアイスランド(勝ち点15)、チェコ(勝ち点13)に次ぐ勝ち点10の3位となっており立て直しが急務となっています。その首位アイスランドとの9/03のホームでの対戦は必勝体制で臨みましたが重要なホームで試合を0-1で落としました。
アムステルダムアレナで行われた試合は前半33分にアリエン・ロッベンが負傷で交代した直後にマルティンス・インディが相手選手と倒れ込んだ際に首にチョップを見舞って一発退場。 すると後半6分にファン・デル・ヴィールがビャルナソンを倒してPKを献上、GKヤスペル・シレセンがシグルズソンのボールを読んで手に当てるもゴールインしアイスランドに先制されます。オランダは反撃するもゴールを割れず0-1でこのまま敗れました。グループ首位のアイスランドに痛恨に敗戦を喫したオランダのブリント監督は退場となったマルティンス・インディ選手の軽率な行動でを厳しく非難しています。この結果3位オランダは2位チェコとの勝ち点差が6となり上位2チームに入ることは困難となりました。今後はプレーオフ進出を目指すことになります。尚負傷交代のロッベンは左内転筋を痛め4週間の離脱を発表しています。
イタリアはフィレンツェでマルタと対戦。後半24分にアントニオ・カンドレーヴァのクロスペッレが決めて先制。これを守り切ってマルタに1-0で勝利しました。思わぬ苦戦を強いられたイタリアですがグループ首位だったクロアチアがアウェーでアゼルバイジャンと0-0で引き分けたため首位へ浮上です。
ウエールズはアウェーでキプロスと対戦し後半37分にリチャーズのアシストからベイルが決めて先制、これを守り切って1-0で勝利し予選突破にまた一歩前進しました。
ベイルのゴールでまた前進(英国メディアより)
9/03 Czech 2-1 Kazakhstan
9/03 Netherlands 0-1 Iceland
9/03 Turkey 1-1 Latvia
9/03 Belgium 3-1 Bosnia-Herzegovina
9/03 Cyprus 0-1 Wales
9/03 Israel 4-0 Andorra
9/03 Azerbaijan 0-0 Croatia
9/03 Bulgaria 0-1 Norway
9/03 Italy 1-0 Malta
D組はドイツが首位ポーランドと対戦。前半12分にベララビのスルーパスをヘクターがゴール前で折り返したボ−ルをミュラーがゴールして先制。前半19分にもゲッツェがミドルシュートを決めて2-0とします。ポーランドは前半36分にレヴァンドフスキがヘッドで決めて1点を返して2-1で前半を折り返しました。しかしドイツは後半37分にこぼれ球をゲッツェが押し込んで追加点を奪い3-1で勝利し首位へ浮上です。
F組では北アイルランドがアウェーでフェロー諸島と対戦。前半12分にマコーリーのゴールで先制。36分にヨアン・エドムンドソンのゴールで同点とされるもそのエドムンドソンが後半19分に2枚目のイエローで退場となり数的優位に立つと後半26分に再びマコーリーの2ゴール目の得点で再びリード。後半30分にはラファティのゴールで3-1で勝利。北アイルランドが首位に立ち、本戦出場に王手を掛けました。次戦9/07のホームでのハンガリー戦に勝利すると本戦出場が決定です。首位ルーマニアはアウェーでハンガリーと対戦も無得点の0-0で引き分け首位陥落。フィンランドはアウェーで不調のギリシャと対戦し後半30分のヨエル・ポーヤンパロのゴールで1-0で勝利。
マコーリーの2ゴールで北アイルランドが本戦出場に王手(英国メディアより)
I組デンマークはアルバニアと0-0引き分け。セルビアは前半21分に相手オウンゴールで先制すると後半8分にリャイッチのゴールで追加点を奪い2-0でアルメニアに勝利。
9/04 Georgia 1-0 Scotland
9/04 Germany 3-1 Poland
9/04 Gibraltar 0-4 Ireland
9/04 Faroe Islands 1-3 Northern Ireland
9/04 Greece 0-1 Finland
9/04 Hungary 0-0 Romania
9/04 Denmark 0-0 Albania
9/04 Serbia 2-0 Armenia
C組はスペインがホームで首位スロバキアと激突。ここまで6連勝のスロバキアでしたが試合は前半5分シルバのゴール前へのボールをアルバがヘディングで決めて先制すると。前半30分にはディエゴ コスタがGKに倒されて得たPKをイニエスタが決めて2-0、相手反撃を抑えて2-0で勝利しスロバキアを抜いて首位へ浮上です。
E組イングランドはアウェーでサンマリノと対戦。前半13分にルーニーのPKで先制。これはイングランド代表歴代1位のボビー・チャールトン氏に並ぶ通算49ゴール目となる記念すべきゴールとなりました。30分にも相手オウンゴールで2-0で前半を折り返したイングランドは後半ロス・バークリー、ウォルコットの2ゴール、ハリー・ケインのゴールで6-0で大勝。これで7連勝で勝ち点21とし本戦出場を一番乗りで決めました。
ルーニーが代表歴代1位のボビー・チャールトン氏に並ぶ49ゴール(英国メディアより)
G組首位のオーストリアは後半7分にズラトコ・ユヌゾヴィッチのゴールが決勝点となりモルドバに1-0で勝利して首位堅持。ロシアはホームでスウェーデンと対戦し前半38分にジューバのゴールで先制、これを死守して1-0で勝利。勝ち点11として2位スウェーデンに1差です。追い上げられたスウェーデンは前半イブラヒモビッチが負傷のため交代し今後に不安を抱えました。
ロシアがスウェーデンに勝利
9/05 Luxembourg 1-0 Macedonia
9/05 Ukraine 3-1 Belarus
9/05 Spain 2-0 Slovakia
9/05 Estonia 1-0 Lithuania
9/05 San Marino 0-6 England
9/05 Switzerland 3-2 Slovenia
9/05 Russia 1-0 Sweden
9/05 Austria 1-0 Moldova
9/05 Montenegro 2-0 Liechtenstein
第8節(2015年9/06-08)
A組で苦戦するオランダ代表は絶対勝利のアウェーでのトルコ戦に臨みましたが8分にトゥランのスルーパスをオズヤクプに決められて先制を許すと26分にもスローインからミスしボールを奪われトゥランにゴールを許して2-0で前半を終えます。反撃に転じたい後半でしたが試合を優位に進めるもゴールを割れず、逆に後半40分にユルマズのゴールで3-0とされ完敗を喫しました。これでオランダはトルコに敗れた結果遂に4位へ後退。更に厳しい状況に追い込まれました。残りの2試合、10/10のアウェーでのカザフスタン戦、10/13ホームでのチェコ戦に全てを懸けて戦います。同組首位のアイスランドは最下位カザフスタンと対戦し0-0の引き分けもチェコと共に本戦出場が決定です。
トルコがオランダを粉砕(トルコメディアより)
敗戦に呆然のスナイデル選手(英国Daily Mailより)
B組は首位ウェールズがイスラエルと0-0の引き分け。これを勝ち点3差で追うベルギーはアウェーでキプロスと対戦し1-0で勝利し首位へ1差へ迫りました。この結果ウェールズ、ベルギーはは3位以内を確定させています。
H組でイタリアは前半4分にカンドレーヴァが倒されて得たPKをデ・ロッシが蹴り直しの末決めて先制、これが決勝点となりブルガリアに1-0で勝利し単独首位をキープ。しかし後半10分にデ・ロッシが相手ファールに腹を立てて蹴りを入れて一発退場。その相手ミツァンスキはデ・ロッシの足を故意に踏んでいたためこちらもレッドカードで退場となりました。クロアチアはアウェーでノルウェーと対戦もベルゲットのゴールとオウンゴールで2-0で敗れ3位へ後退。
9/06 Latvia 1-2 Czech
9/06 Turkey 3-0 Netherlands
9/06 Iceland 0-0 Kazakhstan
9/06 Wales 0-0 Israel
9/06 Bosnia-Herzegovina 3-0 Andorra
9/06 Cyprus 0-1 Belgium
9/06 Malta 2-2 Azerbaijan
9/06 Norway 2-0 Croatia
9/06 Italy 1-0 Bulgaria
D組ドイツはアウェーでスコットランドと対戦。ロッドスチュワートも観戦に訪れた試合は18分ミュラーがゴール左側へ切れ込んで左足で放ったシュートが相手選手に当たり方向が変わりゴール右隅に決まってドイツが先制。スコットランドは28分にマローニーのFKをノイアーが防いだボールがフンメルスに当たってオウンゴールで同点。34分には左サイドでボールを受けたエムレ・カンがゴール中央へシュート、GKが弾いたところをミュラーが押し込んで再びリードします。しかしスコットランドは43分にCKのクリアボールをマッカーサーがボレーで決め再び同点として前半を終えます。 それでもドイツは後半9分にゲッツェのスルーパスをミュラーが折り返しギュンドアンがゴール右隅に決めて3-2とリード。何とかこれを守り切ってドイツが3-2で勝利です。同組ポーランドはカミル・ グロシツキ、レバンドフスキ、ミリクの2ゴールづつのゴール等で8-1で快勝。
F組は北アイルランドがハンガリーと対戦。後半29分にハンガリーにFKからGKが弾いたボールを押し込まれて先制を許します。38分にはベアードが後ろからのチャージで退場となり苦しい展開もロスタイムにシュートを防いだGKのこぼれ球をラファティが押し込んで同点とし1-1で引き分け首位堅持。 ルーマニアはギリシャと0-0の引き分けで勝ち点差は縮みませんでした。
クロアチアサッカー協会は9/03のアゼルバイジャン戦に引き分け、9/06のノルウェー戦には敗れてH組で3位に後退。この結果、成績不振によりニコ・コバチ監督を解任しました。ルカ・モドリッチ、イヴァン・ラキティッチ、マテオ・コバチッチと充分な戦力を持つもここまで思い通りの結果を得られず何としてもユーロ本戦への出場を勝ち取りたい協会が決断したものです。
北アイルランドが苦戦もハンガリーと引き分け首位堅持(英国Daily Mailより)
I組ポルトガルは後半ロスタイムのミゲル・ヴェローゾのゴールでアウェーのアルバニア戦に1-0で勝利して首位堅持です。
9/07 Poland 8-1 Gibraltar
9/07 Ireland 1-0 Georgia
9/07 Scotland 2-3 Germany
9/07 Finland 1-0 Faroe Islands
9/07 Northern Ireland 1-1 Hungary
9/07 Romania 0-0 Greece
9/07 Armenia 0-0 Denmark
9/07 Albania 0-1 Portugal
C組でスペインはマタのゴールでアウェーでマケドニアに1-0で勝利。同組のルクセンブルク代表はユーロ予選、アウェーでのベラルーシ戦を前にした予9/07に食事として供されたボロネーゼを食べた後リュク・ホルツ監督を含む選手16人が食中毒と思われる激しい胃けいれんを起こした模様。UEFAは今日の練習後の様子を見るとするも予定通り開催されました。しかし試合はミハイル・ゴルディチュクが前半34分、後半17分に得点を挙げ2-0でベラルーシが勝利となりました。
E組イングランドはスイスと対戦。後半22分に途中出場のケインのゴールで先制すると後半38分にスターリングがペナルティーエリア内でドリブルを仕掛け相手のファウルで得たPKをルーニーが決めて2-0で勝利。これでルーニーはボビー・チャールトン氏の記録を超え50ゴールとなりイングランド代表最多得点記録を更新しました。またイングランドは8連勝です。
ルーニーPKで代表50ゴールを達成(英国Daily Mailより)
G組オーストリアはアウェーでスウェーデンと対戦。前半8分にシェルストレームがユヌゾビッチを倒してPKを献上これをアラバが決めてオーストリアが先制すると前半38分にはハルニクのゴールが決まり2-0で折り返します。後半にも31分にアラバのスルーパスをヤンコが左足で決めて3-0。後半43分にハルニクが4点目を決めるとスウェーデンもロスタイムにイブラヒモビッチのゴールで反撃も4-1でオーストリアが快勝。これでオーストリアがグループ首位が決定させ本戦出場を決めました。モンテネグロはモルドバに2-0で勝利、敗れた3位スウェーデンへ1差となています。
9/08 Belarus 2-0 Luxembourg
9/08 Macedonia 0-1 Spain
9/08 Slovakia 0-0 Ukraine
9/08 England 2-0 Switzerland
9/08 Lithuania 2-1 San Marino
9/08 Slovenia 1-0 Estonia
9/08 Liechtenstein 0-7 Russia
9/08 Moldova 0-2 Montenegro
9/08 Sweden 1-4 Austria
第9節(2015年10/08-10)
10/08に行われる試合を前に政治的に敵対する両国ですがセルビアの選手を乗せたバスにアルバニアサポーターが投石する事件が発生、これに対しアルバニア外務省へ抗議を行ったとの報道。前回の騒動からの第2ラウンドとなる試合で大変心配されましたが大きなトラブルはなかったようです。セルビアは終盤ロスタイムにコラロフ、リャイッチの連続ゴールで2-0で勝利しました。
グループDでドイツはアウェー、ダブリンでアイルランドと対戦。後半25分のサウサンプトンに所属のシェーン・ロングのゴールでアイルランドが王者ドイツを1-0で下して大きな勝利を手にしました。敗れたドイツはゲッツェが前半に負傷交代で代表離脱が決定し大きな戦力を失いました。ただ内転筋を痛めていたシュバインシュタイガーは次戦出場可能の見込みです。
ポーランドは2-1と1点をリードされた後半ロスタイムにレバンドフスキのこの日2点目のゴールで追いつきスコットランドと劇的な引き分けに持ち込みました。この結果ドイツ、アイルランド、ポーランドの3位以内が決定し最終戦で本戦出場を争います。
アイルランドはロングのゴールで王者ドイツを下す(英国Daily Mailより)
ポーランドはレバンドフスキの2ゴールで引き分け(英国Daily Mailより)
グループFで北アイルランドは デイビスの2ゴール、メイジェニスのゴールでギリシャに3-1で勝利して本戦出場が決定です。ポルトガルとデンマークの対戦、ブラガで行われた試合は後半21分のジョアン・モウチーニョのゴールでポルトガルが1-0で勝利しグループIの首位通過を確定させました。
10/08 Georgia 4-0 Gibraltar
10/08 Ireland 1-0 Germany
10/08 Scotland 2-2 Poland
10/08 Hungary 2-1 Faroe Islands
10/08 Northern Ireland 3-1 Greece
10/08 Romania 1-1 Finland
10/08 Albania 0-2 Serbia
10/08 Portugal 1-0 Denmark
スペインがホームでルクセンブルクと対戦。前半42分にカソルラもゴールで先制したスペインは後半アルカセルの2ゴールとカソルラの追加点で4-0で快勝し本大会出場が決定です。スイスは3つのPKを含む大量7点でサンマリノに大勝し2位を確定させ本大会進出。イングランドはウォルコット、スターリングのゴールでエストニアに2-0で快勝し9連勝です。
残り1枠を争うG組はロシアがアウェーでモルドバに2-1で勝利し2位、スウェーデンもリヒテンシュタインに勝利して3位勝ち点2差で最終10節での決着となります。既に突破を決めているオーストリアはモンテネグロに3-2で勝利。
10/09 Macedonia 0-2 Ukraine
10/09 Slovakia 0-1 Belarus
10/09 Spain 4-0 Luxembourg
10/09 England 2-0 Estonia
10/09 Slovenia 1-1 Lithuania
10/09 Switzerland 7-0 San Marino
10/09 Liechtenstein 0-2 Sweden
10/09 Moldova 1-2 Russia
10/09 Montenegro 2-3 Austria
A組オランダは予選敗退の危機を迎えています。しかしオランダサッカー連盟(KNVB)はリーグ戦で脳震盪を起こしたアヤックスのクラーセンが代表離脱。またスパルタクモスクワのプロメスもハムストリングの負傷で離脱を決定しました。これに伴いアヤックスのリシェドリー バズール、フェイエノールトのエルイェロ エリアの2選手を追加招集していますまたここに来て膝に問題を抱えていたダリル・ヤンマート選手も離脱となりました。10月10日にアウェーで行われたカザフスタンとの対戦ではオランダは前半33分エルガジのアシストからワイナルドゥムのゴールで先制。後半開始早々にもフンテラールのアシストでスナイデルのゴールが決まり反撃をロスタイムの1点に抑えて2-1で勝利しました。同組のライバル3位トルコはアウェーで既に本戦出場を決めたチェコと対戦しイナンのPKで先制、ハカン・チャルハノールの追加点で2-0で勝利し3位を堅持、オランダは勝ち点13の4位で引き続き厳しい状況です。トルコはオランダとの直接対決で1勝1分けとしているため最終戦で勝ち点1を手にすれば3位が確定します。注目です!
追記)
オランダはユーロ予選カザフスタン戦でGKヤスパー・シレッセン(アヤックス)選手がウォーミングアップ中の負傷で急遽の欠場。この試合ではGKティム・クルル(ニューカッスル)選手を起用もこちらも膝を痛めて後半35分に交代するアクシデント、最後はGKイェルーン・ズート(PSV)選手がゴールを守るもこの緊急事態にフェイエノールトのGKケネト・フェルメール選手を追加招集したようです。 尚GKティム・クルル選手は右膝前十字靭帯断裂で今季絶望と報じられています。
クルル負傷でフェルメール選手を追加招集(英国Daily Mailより)
B組のウェールズはアウェーでボスニアヘルツェゴビナに0-2で敗れるも勝ち点18で2位以上が確定し初の本大会出場を決めました。アンドラに勝利したベルギーが首位へ浮上し予選を突破しました。H組では首位イタリアがアウェーでアゼルバイジャンを3-1で勝利して勝ち点21で本戦進出を決定させました。2位のノルウェーは勝利して勝ち点19、3位クロアチアも勝利して勝ち点17で最終戦で1枠を争います。
ウエールズが本戦初出場決める(英国Daily Mailより)
10/10 Iceland 2-2 Latvia
10/10 Kazakhstan 1-2 Netherlands
10/10 Czech 0-2 Turkey
10/10 Andorra 1-4 Belgium
10/10 Bosnia-Herzegovina 2-0 Wales
10/10 Israel 1-2 Cyprus
10/10 Azerbaijan 1-3 Italy
10/10 Norway 2-0 Malta
10/10 Croatia 3-0 Bulgaria
第10節(2015年10/11-13)
ユーロ予選も最終の第10節。グループDでポーランドはワルシャワでアイルランドと対戦。勝利した方が本戦出場、負けた方が3位確定でプレーオフとなる直接対決でしたが前半13分にクリホビアクの豪快なミドルシュートで先制ポーランドが先制。しかしアイルランドもその3分後の16分にジョン・ウォルターズがPKを決めて同点。しかしポーランドは絶好調のレバンドフスキが42分にゴールを決めてリードするとこれを守り切ってポーランドが2-1で勝利し2位を確定させ前回大会に続き本大会出場を決めました。
予選突破で喜ぶレバンドフスキ選手(英国Sunより)
グループFではルーマニアがフェロー諸島に3-0で快勝し2位を確定させ2大会ぶり5度目の出場。グループIはアルバニアがアルメニアを3-0で下してデンマークを抜き2位を確定させ本大会初出場を決めました。デンマークはプレーオフへ回ります。
10/11 Germany 2-1 Georgia
10/11 Gibraltar 0-6 Scotland
10/11 Poland 2-1 Ireland
10/11 Faroe Islands 0-3 Romania
10/11 Finland 1-1 Northern Ireland
10/11 Greece 4-3 Hungary
10/11 Armenia 0-3 Albania
10/11 Serbia 1-2 Portugal
グループCでスペインはキエフでウクライナと対戦。本戦出場を目指すウクライナは開始早々から積極的な攻撃を仕掛けるもGKデ・ヘアを中心とした守りに阻まれます。すると前半21分にチアゴアルカンタラからのボールにマリオが頭で合わせて先制します。23分にもノリートのスルーパスからペナルティーエリア内に侵入したセスクがクチェルに倒されてPKを獲得。セスクが自身がこれを蹴るもゴール右へのシュートはGKピヤトフに阻まれ追加点はなりません。ウクライナは後半更に攻撃を仕掛けるもデ・ヘアのファインセーブで得点はならず1-0でスペインが勝利しました。
そしてスロバキアはアウェーでルクセンブルクと対戦し4-2で勝利。前半24分にハムシクが左足のゴールで先制すると29分にクロスに左足を合わせネメツが追加点、30分にもカウンターからマクが決めて3-0とします。後半ルクセンブルクもムッチュのゴールとPKで2点を返すもロスタイムに右からの折り返しをハムシクが決めて駄目押し点を奪い4-2で勝利、勝ち点22としたスロバキアが2位を確定させ本選出場を決めました。ウクライナは勝ち点19で及ばず3位となりプレーオフへ回ります。
グループGはロシアとスウェーデンが激しい2位争いを繰り広げましたがロシアがクズミンのゴール、ココリンのPKでモンテネグロに2-0で勝利し勝ち点20で本選出場を決めました。追うスウェーデンもイブラヒモビッチ、エルカン・ゼンギンのゴールでモルドバに2-0で勝利も勝ち点18で及ばず3位となりプレーオフへ回ります。
10/12 Belarus 0-0 Macedonia
10/12 Luxembourg 2-4 Slovakia
10/12 Ukraine 0-1 Spain
10/12 Estonia 0-1 Switzerland
10/12 Lithuania 0-3 England
10/12 San Marino 0-2 Slovenia
10/12 Austria 3-0 Liechtenstein
10/12 Russia 2-0 Montenegro
10/12 Sweden 2-0 Moldova
グループAで4位のオランダはプレーオフ出場圏内の3位を目指し今夜ホームでチェコと激突。3位トルコもホームでアイスランドと対戦します。オランダがプレーオフ出場するには最終戦で勝利しトルコが敗れた場合に3位となります。その試合、オランダは前半24分にカデジャーベク、35分にシュラルにゴールを許し前半で厳しい状況に。しかし43分にチェコのスヒーが一発退場で数的優位となると俄然オランダサポーターの期待が高まります。ところが後半21分にファンペルシーが痛恨のオウンゴールを献上し3-0となります。しかしオランダも最後の望みをかけて後半25分にフンテラール、後半38分にファンペルシーがミスを挽回する意地の得点を挙げますが及ばず。ホームでチェコに2-3で敗れて予選敗退が決定しました。
予選敗退でうなだれるスナイデル選手(英国Daily Mailより)
そしてトルコはアイスランドと対戦。後半33分にカウンターの場面で後方から危険なタックルをしたギョクハン・トレが一発退場となり数的不利となります。それでも勝利に執念を燃やすトルコは後半44分にセルチュク・イナンのFKが相手の壁を越えてゴール左上に決まって1-0で勝利。グループAの3位を確定させたトルコは各グループの3位チームの最上位となり嬉しい本選進出を決めています。
セルチュク・イナン選手のゴールでトルコ本戦出場(英国Daily Mailより)
10/13 Latvia 0-1 Kazakhstan
10/13 Netherlands 2-3 Czech
10/13 Turkey 1-0 Iceland
10/13 Belgium 3-1 Israel
10/13 Cyprus 2-3 Bosnia-Herzegovina
10/13 Wales 2-0 Andorra
10/13 Bulgaria 2-0 Azerbaijan
10/13 Italy 2-1 Norway
10/13 Malta 0-1 Croatia
◆2016年ユーロ予選組み合わせ抽選の結果
ユーロ2016予選組み合わせ抽選が2014年2月23日にホスト国フランスのニースで行われました。既に発表されていた組み合わせ抽選会のポット分けではスペインの他ドイツ、イタリア、オランダ等のトップシードがポット1に入りました。54チームが9組に分かれて予選を戦いますが今大会は予選免除のホスト国フランスも予選でグループIに組み込まれ戦いますがその10試合は全て親善試合としての扱いとなり予選の結果には反映されないシステムへ変更となっています。グループ分けの詳細な結果は以下をご確認下さい。
そのユーロ2016本大会は従来の16チームにより24チームに参加枠が広がり今までなかなか進出出来なかった国にもチャンスが広がります。予選初参加のジブラルタルを含め53カ国がフランス本大会の23枠を目指し9/07より予選が開幕します。
グループ A
オランダ、チェコ、トルコ、ラトビア、アイスランド、カザフスタン
グループ B
ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベルギー、イスラエル、ウェールズ、キプロス、アンドラ
グループ C
スペイン、ウクライナ、スロバキア、ベラルーシ、マケドニア、ルクセンブルク
グループ D
ドイツ、アイルランド、ポーランド、スコットランド、グルジア、ジブラルタル
グループ E
イングランド、スイス、スロベニア、エストニア、リトアニア、サンマリノ
グループ F
ギリシャ、ハンガリー、ルーマニア、フィンランド、北アイルランド、フェロー諸島
グループ G
ロシア、スウェーデン、オーストリア、モンテネグロ、モルドバ、リヒテンシュタイン
グループ H
イタリア、クロアチア、ノルウェー、ブルガリア、アゼルバイジャン、マルタ
グループ I
ポルトガル、デンマーク、セルビア、アルメニア、アルバニア 、(フランス)
開催国:フランス
ユーロ2016予選プレーオフチケット情報
更新 2015年11月12日
欧州選手権 ユーロ2016予選チケット情報
|
ユーロ予選プレーオフ第1戦
11/12 Norway v Hungary |
手配終了 |
11/13 Bosnia Herzegovina v Ireland |
手配なし |
11/14 Ukraine v Slovenia |
手配なし |
11/14 Sweden v Denmark |
手配終了 |
ユーロ予選プレーオフ第2戦
11/15 Hungary v Norway |
手配なし |
11/16 Ireland v Bosnia Herzegovina |
手配終了 |
11/17 Slovenia v Ukraine |
手配なし |
11/17 Denmark v Sweden |
手配終了 |
国際親善試合情報 |
|
*価格は変動する場合もありますので必ずメールで見積もり請求下さい。
*表示はチケット代金、税金、当社手数料、現地配送料全てを含んだ価格となります。
*オーダー後は一切のキャンセルは出来ません
【注意事項】
*欧州サッカーは日程が変更になる場合が多々ございます。各自ご確認のうえ余裕のあるご旅程をお考え下さい。
*お席は通常ホームチームのホームサポーターエリア内が手配されます。必ずご自身の応援するサイドをご指定下さい。
*ゴール裏はサイドの表示がない場合はすべてホーム側のサポーター席となります
*全ての価格はレギュラープライスではなくプレミアの付いた価格となります。ご注意下さい。 |