ワールドカップ日程情報
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●決勝と3位決定戦の日程と結果
決勝
7/11 オランダ 0-1ex スペイン@Soccer City,Johannesburg
スペインがオランダを下して初優勝を果たしました。スペインは1次リーグ最初のスイス戦で敗れたもののその後に6連勝で世界の頂点に立ちました。また2008年の欧州選手権を制しており欧州選手権とW杯で続けて優勝するのは1974年の西ドイツ以来となる快挙です。さて試合は両者得点無く延長へ突入。そして延長後半11分にスペインはイニエスタがゴールを決めこれが決勝点となりました。オランダは決定的なチャンスをGKカシージャスに阻まれる等得点を決められませんでした。終盤はイエローの飛び交う荒れた試合となり延長後半4分にはオランダのヨン ヘイティンガが2枚目のイエローで退場となり一人少ないなか得点を許してしまいました。また延長後半から出場のフェルナンドトーレスは終了間際に故障で動けなくなり怪我の再発が心配されます。
3位決定戦
7/10 ドイツ 3-2 ウルグアイ@Port Elizabeth
3位決定戦が大雨のポートエリザベスで行われました。ドイツ対ウルグアイの一戦はドイツが前半19分にミュラーの今大会5点目となるゴールで先制します。対するウルグアイもカバーニがゴールを決めて前半を1-1とします。後半に入り6分にウルグアイはフォルランがボレーシュートが決まり逆転。しかしここからドイツはその力強さを発揮し11分にヤンセンがヘディングシュートを決めて同点、37分にもケディラが決めて3-2とします。ウルグアイも同点を狙って猛攻を仕掛けますが追加点を挙げられず試合はこのまま3-2でドイツが勝利しました。この日得点を挙げたフォルラン、ミュラーは今大会5得点目となり得点争いのトップに立っています。
●準決勝の日程と結果
準決勝7/06の結果
7/06 ウルグアイ 2-3 オランダ@ Cape Town
今大会無敗で勝ち上がったオランダと古豪ウルグアイが準決勝で激突しました。試合は前半18分にオランダがファン・ブロンクホルストがロングシュートを決めて先制。ウルグアイも前半終了間際にフォルランがミドルシュートを決めて1-1で折り返します。後半オランダが好機を生かします。そして25分にスナイデルが右足で決めて1点を勝ち越し。3分後にもカイトからのクロスをロッベンが頭で決めて2点をリードし勝負を決めました。ウルグアイもロスタイムにペレイラがゴールを奪い1点差に迫りますが試合は3-2でオランダが勝利し32年ぶりの決勝進出となりました。しかし接戦に持ち込まれたオランダに対して本当に優勝出来るのかマスコミでは疑問視する論調も目立つようです。そして南米最後の雄となったウルグアイの敗退で南米勢は全て今大会より姿を消しました。
準決勝7/07の結果
7/07 ドイツ 0-1 スペイン@Durban
ダーバンで行われた準決勝のもう1試合はドイツとスペインが激突。世代交代の成功で決勝へ向け着実に勝利してきたドイツと初優勝を目指す無敵艦隊スペインが戦いました。試合は後半28分に左のコーナーキックから頭を合わせて強烈なシュートをゴール右へ突き刺したプジョルのゴールでスペインが先制、これを守り切り初の決勝進出を決めました。
●準々決勝の日程と結果
7/02 オランダ 2-1 ブラジル@Port Elizabeth
7/02 ウルグアイ 1-1(4-2pk) ガーナ@Soccer City,Johannesburg
注目の試合となったオランダ対ブラジルは序盤ブラジルが積極的にオランダへ攻め入ります。そして前半10分にスルーパスを受けたロビーニョが鮮やかに決めて先制。ブラジルはその後も再三好機を作りますが追加点はなりません。対するオランダは後半8分にスナイデルのクロスを相手がオウンゴールし同点に追いつきます。オランダは23分にもコーナーキックからスナイデルがヘディングで決めて遂に逆転を果たします。追い込まれたブラジルは同点を狙って攻めますがメロがロッベンを踏みつけてレッドカードで退場となり万事休す。2-1でオランダが勝利しベスト4入りを決めました。
アフリカ勢で唯一ベスト8のガーナはウルグアイと対戦。前半ウルグアイが積極的な攻めでガーナゴールを脅かしますが得点には至りません。逆にこれを耐えたガーナは前半終了直前にムンタリがゴール右隅んびロングシュートを決めて先制します。後半ウルグアイは10分にフォルランがFKを直接決めて同点としました。0-0のまま延長戦に突入。このままPKかと思われた後半ロスタイムにガーナのシュートをウルグアイのスアレスがハンドで防ぎPKを得ます。これでいいマリと思ったジャンのPKはクロスバーを直撃し失敗。これでタイムアップとなりPK戦へ突入しました。これを4-2で制したウルグアイが40年ぶりとなるベスト4進出を決めました。
7/03 アルゼンチン 0-4 ドイツ@ Cape Town
7/03 パラグアイ 0-1 スペイン@Ellis Park,Johannesburg
オランダ対ブラジルとともに注目の試合となったのがアルゼンチン対ドイツでした。試合はドイツがミュラーのヘッドで先制。1-0で後半に入りますがドイツはクローゼの追加点等で4得点を挙げます。対するアルゼンチンは得点が欲しくメッシやテベスが強引なドリブルからのシュートを連発で逆にドイツ有利に傾きます。結局アルゼンチンは1点も挙げることすら出来ずに4-0でドイツに完敗を喫しました。マラドーナ監督のパフォーマンスやメッシの存在で久々の優勝かとも言われたアルゼンチンでしたがベスト4へは進めませんでした。メッシはこの日も無得点となりゴールを挙げられず今大会を終えました。
そして準々決勝最後の試合となったスペイン対パラグアイは両者得点無く迎えた後半38分にビジャがゴールを決め先制。パラグアイは後半PK等の決定的なチャンスをGKカシージャスに阻まれ得点はならず。本調子には遠いながらも1-0でスペインが勝利してベスト4へ駒を進めました。
●ベスト16日程と結果
ベスト16 6/26の結果
ウルグアイ 2-1 韓国(1A - 2B)@Port Elizabeth
米国 1-2ex ガーナ(1C - 2D) @Rustenburg
韓国はウルグアイとの対戦。試合はウルグアイが前半8分に左サイドからフォルランのクロスを逆サイドから詰めていたスアレスが角度がない位置ながら右足で決めて先制。前半を1-0で終了。後半韓国はサイドからの攻撃で徐々にウルグアイを崩します。そして23分、セットプレーからこぼれ球をイーチョンヨン選手が決めて韓国が同点に追いつきます。しかしウルグアイは35分にコーナーキックからスアレスがゴール右隅に決めて1点をリード。その後一進一退を繰り広げますがそのまま試合は終了しウルグアイが2-1で勝利しベスト8進出。韓国は惜敗ながら敗退です。
米国対ガーナは前半5分にボアテングがゴール左隅に決めガーナが先制。ガーナはその後も好機を作りますが追加点が取れません。米国はもフィンドリーのシュートで同点を狙いますがガーナのGKキングサンの好セーブで阻まれます。後半17分、米国はデンプシーが倒されてPK、これをドノバンが決めて同点。このまま1-1で決着はつかず延長へ入ります。そして延長前半3分、アユーからのロングパスに抜け出したギャンが左足でシュートを決め再びリード。攻める米国を巧みに守り切ったガーナが2-1で勝利しベスト8進出を決めました。
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ベスト16 6/27の結果
ドイツ 4-1 イングランド(1D - 2C) @Bloemfontein
メキシコ 1-3 アルゼンチン(1B - 2A)@Soccer City,Johannesburg
ドイツが同じ強豪のイングランドと対戦しました。ライバルと称され過去の対戦成績も伯仲している両チームですが試合は前半20分にクローゼのゴールでドイツが先制。32分にもポドルスキが追加点をあげリードします。イングランドも前半37分にアプソンのゴールで1点を返します。更にランパードのループシュートで同点と思われましたがこれは認められず幻のゴールとなり2-1で前半を折り返します。そして後半22分にミューラーのゴールでドイツが追加点。3分後にも再びミュラーが決めてドイツが4-1でイングランドを突き放し勝利。ベスト8入りを決めました。
もう1試合は優勝候補のアルゼンチンとメキシコの対戦。自力に勝るアルゼンチンは前半26分テベスのゴールで先制。33分にもイグアインのゴールで追加点を奪い2-0とします。後半再びテベスが決めて3-0とし勝負を決めます。しかしメキシコも26分にエルナンデスのゴールで1点を返し食い下がります。しかし反撃もここまで。3-1でアルゼンチンがメキシコを下してベスト8です。
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ベスト16 6/28の結果
オランダ 2-1 スロバキア(1E - 2F) @Durban
ブラジル 3-0 チリ(1G - 2H) @Ellis Park,Johannesburg
オランダは何とか間に合ったロッペンが復帰。先制点は前半18分にカウンターからそのロッベンが決めて1点を取ります。後半同点を狙ったスロバキアは素晴らしい攻撃を見せますが得点はなりません。逆にオランダは39分に素早い攻撃からから最後はスナイダーが決めて2点目。スロバキアロスタイムにPKをビテクが決めて1点を返しましたが2-1でオランダが勝利し8強へ進出です。
ブラジルは強かったですね。ブラジル対チリは前半34分にマイコンのCKをフアンが頭で合わせて先制のゴール。38分にもカカからのスルーパスをルイスファビアーノが決めて追加点目を決めて2-0で前半をP終了しました。そして後半の14分にはロビーニョがゴールを決め3-0。このままブラジルが勝利してチリを圧倒しベスト4へ進出です。
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ベスト16 6/29の結果
パラグアイ 0-0(5-3pk) 日本(1F - 2E) @Pretoria
スペイン 1-0 ポルトガル(1H - 2G) @Cape Town
日本はベスト16でパラグアイと対戦。延長でも決着がつかず0-0で大会初のPK戦へ突入します。PK戦はパラグアイはバレト、バリオスが成功。GK川島選手の読みはよかったものの止めることは出来ません。日本も遠藤、長谷部選手が成功。パラグアイは3人目のリベロスが決めますが日本は駒野選手のボールがクロスバーに嫌われて失敗。4人目アエドバルデス、本田選手が成功。そして先攻のパラグアイは5人目のカルドソが決め日本は5人目を待たずに敗戦が決定。PKを5-3で制したパラグアイがベスト8進出を決めました。
もう1試合、スペイン対ポルトガルは序盤スペインが攻撃を仕掛けるもポルトガルの守備陣を崩せません。ポルトガルは、ポルトガルはカウンターからの攻撃で得点を狙いますがこちらも得点を挙げられません。そしてスペインは後半18分にビジャが決めて先制。反撃に出たいポルトガルでしたが逆に攻め込まれる場面が多くなります。試合はこのまま1-0でスペインが勝ちベスト8へ進出です。
●グループリーグ日程と結果
グループA
ウルグアイ(7)
メキシコ(4) 1
南アフリカ(4) -2
フランス(1) |
グループ B
アルゼンチン(9)
韓国 (4)
ギリシャ(3)
ナイジェリア(1) |
グループC
米国(5)
イングランド(5)
スロベニア(4)
アルジェリア(1) |
グループD
ドイツ(6)
ガーナ(4)0
豪州(4) -3
セルビア(3) |
グループ E
オランダ(9)
日本(6)
デンマーク(3)
カメルーン(0) |
グループF
パラグアイ(5)
スロバキア(4)
New Zealand(3)
イタリア(2) |
グループ G
ブラジル(7)
ポルトガル(5)
Ivory Coast(4)
北朝鮮(0)
|
グループ H
スペイン(6)2
チリ(6)1
スイス(4)
ホンジュラス(1) |
○6/11の結果
South Africa 1-1 Mexico @Johannesburg
Uruguay 0-0 France @ Cape Town
2010年ワールドカップ南アフリカ大会が開幕しました。開幕戦となった南アフリカ対メキシコは前半早いパス回しから再三の好機を作り出したメキシコでしたが得点はなりません。逆にピンチをしのいだ南アフリカは後半9分にカウンターからチャバララがゴールを決めて先制。南アフリカはこれでリズムを掴み追加点のチャンスを作り出しますがメキシコは何とかこれを守り切ります。そして34分にマルケスがゴールを決め同点。開幕戦は1-1の引分けで終わりました。ケープタウンでのウルグアイ対フランスは0-0の引分け。これでグループAは全チームが勝ち点1で並ぶ混戦模様を予想させる展開です。
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○6/12の結果
Korea Republic 2-0 Greece @Nelson Mandela Bay/Port Elizabeth
Argentina 1-0 Nigeria @Johannesburg
England 1-1 USA @Rustenburg
B組韓国はギリシャと対戦。前半7分に鹿島のイージョンス選手がFKからのボールを合わせて先制。後半にもパクチソン選手のゴールで追加点を挙げ2-0で快勝。1次リーグ突破に大きな勝利を上げました。同組のアルゼンチンはナイジェリアと対戦。前半6分にエインセがコーナーキックを合わせて先制。この1点を守り切って1-0で勝利。マラドーナ監督がW杯初勝利。C組はイングランドが米国と対戦。前半4分にジェラードのゴールで先制したイングランドでしたが前半40分デンプシーのシュートをGKグリーンがハンブルしてゴールインし同点。後半両チーム共に無得点で1-1の引分けです。
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○6/13の結果
Algeria 0-1 Slovenia @Polokwane
Serbia 0-1 Ghana @Tshwane/Pretoria
Germany 4-0 Australia @Durban
C組はアルジェリアとスロベニアが対戦。前半アルジェリアは決定機を2度逃します。後半28分ゲザルが2枚目のイエローで退場となります。そしてスロベニアは後半34分キャプテンのコレンが右隅へゴールを決めて先制。これを守って勝利です。D組はアフリカ勢のガーナがセビアと対戦。セルビアは後半29分にDFルコビッチが2枚目のイエローで退場。 そして後半38分にアッピアからの左クロスをセルビアのクズマノビッチがペナルティーエリア内でハンドを犯しPKへ。これをジャンが決めて先制しこれが決勝点となりました。ダーバンで行われたドイツ対オーストラリアは前半8分にポドルスキ、26分にもクローゼが決めて前半を2-0で終了。後半にもミュラー、カカウが決めてドイツが4-0で快勝です。
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○6/14の結果
Netherlands 2-0 Denmark @Johannesburg
Japan 1-0 Cameroon @Mangaung/Bloemfontein
Italy 1-1 Paraguay @Cape Town
E組のオランダがヨハネスブルクでデンマークと戦いました。前半攻めるオランダえを押さえて0-0で折り返したデンマークでしたが後半1分にポールセンのクリアボールが見方の背中に当たってゴールになり先制を許します。40分にはポストを直撃したボールを右からカイトが押し込み2点目を挙げ2-0としデンマークに勝利しました。そして日本はカメールンとの初戦、前半我慢のサッカーをしていた日本が前半38分に松井選手がドリブルで突破したボールを本田選手が冷静に決めて日本が先制。前半を1-0として日本がリードして折り返します。追加点を挙げたい日本でしたが後半は同点を狙うカメルーンに対し守勢となります。最後の15分は相手の攻撃にひやりとする部分はありましたが前半の1点を死守した日本が1-0で勝利勝ち点3をゲットしました。
D組のイタリアはパラグアイと対戦。前半39分にトーレスのFKをアルカラスが頭で合わせてゴール。数少ないチャンスを生かしたパラグアイが先制します。後半18分にイタリアはコーナーキックからクロスを入れます。これをパラグアイのGKが判断ミスで飛び出すもボールに触ることが出来ません。その裏に飛び込んだデロッシが右足で押し込み同点。試合は1-1で引き分けました。
前大会優勝国のイタリア頑張れ!
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○6/15の結果
New Zealand 1-1 Slovakia @Rustenburg
Cote d'Ivoire 0-0 Portugal @Nelson Mandela Bay/Port Elizabeth
Brazil 2-1 Korea DPR @Johannesburg
スロバキアと対戦したニュージーランドが大健闘です。後半5分に先制を許しますがロスタイムにリードが頭で押し込み同点とし1-1でW杯初の勝ち点を獲得です。注目のコートジボアール対ポルトガルは先発したCロナルドが再三相手ゴールを脅かしますがコートジボワールは好守で得点を与えません。後半ドログバを投入したコートジボワールでしたが得点は生まれず0-0の引分けです。東アジア勢として最後に登場した北朝鮮がブラジルと対戦。前半を0-0で折り返します。前半攻め手を欠いたブラジルでしたが後半10分にマイコンが角度のない所からシュートを決めて先制。北朝鮮は後半疲れが見え始め27分にもロビーニョからのスルーパスをエラーノが決めて2点目を取りました。一矢報いたい北朝鮮は後半44分にチョンテセ選手が頭で落としたパスをチヨンナム選手が左足で決めて1点を返すも2-1でブラジルが勝利です。
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○6/16の結果
Honduras 0-1 Chile @Nelspruit
Spain 0-1 Switzerland @Durban
South Africa 0-3 Uruguay @Tshwane/Pretoria
注目を集めるチリ代表のマルセロ ビエルサ監督率いる超攻撃的なチリ代表がホンジュラスと対戦。前半開始早々からゴールに向かって一直線のサッカーはファンを大いに魅了しました。前半34分にフェルナンデスのスルーパスをイスラが折り返しこれをボーセジュールが押し込んで先制しました。リスクを恐れず攻撃する姿はその後も変りませんでしたが追加点はならず1-0で勝利です。そして1次リーグ第1戦最後の試合となった優勝候補筆頭のスペイン対スイスでしたがスペインは再三の好機も決められず無得点。対するスイスは後半7分にカウンターからフェルナンデスがゴールを決めて先制。これを守り切って大きな1勝を得ています。そしてグループAは第2戦となります。南アフリカ対ウルグアイはフォルランがPKを含む2ゴール、ロスタイムにもペレイラが決めて3-0でウルグアイが快勝。南アフリカは後半GKクネがレッドカードで退場となり10人での戦いとなりました。
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○6/17の結果
Argentina 4-1 Korea Republic @Johannesburg
Greece 2-1 Nigeria @Mangaung/Bloemfontein
France 0-2 Mexico @Polokwane
前半アルゼンチンの攻撃を守備的な布陣で押さえ込んでいた韓国でしたが17分にオウンゴールで先制を許すと徐々に元気がなくなった韓国です。33分にはイグアインが頭で決め2-0。完敗を予感させる展開でした。しかし韓国も前半終了間際に相手の緩慢なプレーをつきイーチョンヨン選手がゴールを決め大きな1点を取りました。後半に期待した韓国でしたが攻撃力が逆に裏目に出て31、35分にイグアインに決められハットトリックを献上。4-1でアルゼンチンが快勝です。韓国は1次リーグで重要な得失差で大きな痛手を負いました。
初戦黒星のチーム同士で勝ちに行く試合となったギリシャ対ナイジェリアです。試合は前半16分にウチェのFKからのゴールでナイジェリアが先制。ところがケイタが34分に相手選手を蹴りレッドカード。このチャンスを生かしたギリシャは前半終了間際にサルピンギディスのゴールで同点とし1-1で前半を終了。そしてギリシャは後半26分にトロシディスがこぼれたボールを押し込んで逆転。2-1でギリシャが勝利し勝ち点3です。メキシコ対フランスは後半19分にエルナンデスがゴールを決めメキシコが先制。後半34分にはPKをブランコが決め2-0でメキシコが快勝。フランスは敗退の危機です。
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○6/17の結果
Germany 0-1 Serbia @ Nelson Mandela Bay/Port Elizabeth
Slovenia 2-2 USA @Johannesburg
England 0-0 Algeria @Cape Town
ドイツはセルビアとの対戦。試合開始早々から自信溢れるプレーをするドイツに対しセルビアも勝ち点を狙い積極的に試合を進めます。ドイツが主導権を握る中前半37分にクローゼが2枚目のイエローで退場となり一気に形成が変ります。その1分後にクロスからのボールをジギッチの折り返しをミラン ヨバノビッチが押し込んでセルビアが先制。10人でのプレーを強いられながらも強力な攻撃力でドイツが猛攻を仕掛けますが得点はなりません。そして後半セルビアのビディッチがゴール前のハンドでPKを与えてしまいます。しかしポドルスキのボールをセルビアGKストイコビッチがファインセーブし同点にならず。この大きなプレーで試合はこのまま1-0でセルビアが勝利しました。スロベニア対アメリカは前半13分にバルテルビルサのゴールでスロベニアが先制すると42分にもカウンターからズラタン リュビヤンキッチのゴールで2点目を奪いました。しかし米国もドノバンが後半開始早々の3分にゴールを決めます。37分にはアルティドールのヘディングからのボールをブラッドリーが決めて遂に同点。米国は何とか2-2の引分けに持ち込みました。イングランド対アルジェリアは0-0の引分けです。アルジェリアのパスワークからの早いプレーにイングランドが大苦戦。後半フィリップス、デフォー、クラウチを投入して得点を狙ったイングランドでしたが最後までゴールを割る事は出来ませんでした。これでイングランドは2つの引分けで勝ち点は2、スロベニア戦でリーグ戦突破を狙いますが厳しい戦いが予想されています。
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○6/19の結果
Netherlands 1-0 Japan @Durban
Ghana 1-1 Australia @Rustenburg
Cameroon 1-2 Denmark @Tshwane/Pretoria
オランダ対日本は前半0-0で折り返し。オランダは後半8分にファンペルシーのパスを走り込んだスナイダーがシュート、これをGK川島選手が反応したものの手に当たったボールはゴールに吸い込まれ先制を許します。同点を狙う日本は後半19分に中村俊輔選手を、32分には岡崎、玉田の両FWを投入しました。終了間際には同点機がありましたが岡崎選手がこれをはずし試合はこのまま0-1でオランダが勝利です。
初戦でドイツに完敗のオーストラリアでしたが序盤から積極的に動きます。そして前半11分にブレシャノのFKからのシュートをGKがはじいたボールをホルマンが決めて先制します。ところが25分にガーナのシュートをキューウェルがハンドの反則でレッドカード。これで得たPKをアサモアギャンが決めて同点にします。その後は数的有利なガーナでしたが追加点を奪えず1-1で引分けです。日本と同組の注目の試合、カメルーン対デンマークは前半10分にデンマークの守備のミスを付いてエトオがゴールを決めて先制。デンマークも前半33分ロングパスをロメダールがクロスをあげこれをベントナー決めて同点。後半16分にもこの日大活躍のロメダールが追加点を奪い逆転。これを守り切ったデンマークが勝利し勝ち点3を得ました。最終戦では日本と対戦。日本は引き分け以上で決勝トーナメント出場です。
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○6/20の結果
Slovakia 0-2 Paraguay @Mangaung/Bloemfontein
Italy 1-1 New Zealand @Nelspruit
Brazil 3-1 Cote d'Ivoire @Johannesburg
スロバキア対パラグアイは前半27分にベラのゴールでパラグアイが先制、後半41分にもリベロスのゴールで追加点を加え2-0でパラグアイが快勝です。イタリアが痛恨の引分けです。ニュージーランドは前半7分にカンナバロの足に当たったボールをスメルツが押し込も先制。イタリアも前半29分にデロッシがPKを得てこれをイアキンタが決めて同点としました。後半には猛攻を仕掛けたイタリアでしたが得点はならずこのまま1-1の引分けです。そして注目の一戦、ブラジル対コートジボアールは前半25分にカカからのスルーパスをルイスファビアーノが決めて先制。後半5分にもファビアーノがハンド気味ながらうまくボールをコントロールし左足でシュートを決めて2点目。後半17分にはカカからのクロスをエラーノが決めて3点目をあげ試合を決めました。コートジボアールも後半ジェルビーニョの投入で流れを変え後半34分に左からのクロスをゴール前に抜け出たドログバが頭で合わせ1点を返しました。しかし終盤ラフプレー等で荒れた試合となりカカは2枚目のイエローカードで退場となり次戦出場停止です。ブラジルは決勝トーナメント進出です。
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○6/21の結果
Portugal 7-0 Korea DPR @Cape Town
Chile 1-0 Switzerland @Nelson Mandela Bay/Port Elizabeth
Spain 2-0 Honduras @ Johannesburg
強い雨のなかケープタウンのグリーンポイントスタジアムで行われたポルトガル対北朝鮮はポルトガルが前半29分に走り込んだメイレレスがシュートを決めてポルトガルが先制。北朝鮮も何度もチャンスを作り出しますが前半の終盤は疲れで動きが鈍くなったのとワンパターンの攻撃に対応され防戦に追われました。後半に入り更に攻撃的に出る北朝鮮でしたが逆にポルトガルは8分にシマン、11分にアルメイダ、15分にはティアゴが、36分には途中出場のリエジソンが決めて5-0。そして注目のCロナウドのゴールが後半42分に遂に生まれて6-0。44分には再びティアゴが決めて7-0で試合は終了。これで北朝鮮は予選敗退です。
チリ対スイスは前半31分にベーラミが一発退場でスイスが10人での戦いとなります。後半30分にゴンサレスが右クロスを頭でゴールに押し込みチリが先制した。スイスはロスタイムにデルディヨクが決定機をはずしそのまま1-0でチリが連勝です。そして初戦を落としたスペインがホンジュラスと対戦。前半17分にピケからのロングボールをダビドビジャがドリブルで相手DFをかわしシュートこれがゴール右に決まってスペインが先制します。後半6分にもシャビがドリブルで持ち込みナバスへパス。そのナバスが再びビジャへパスを出しシュート。これが決まって2-0となりました。試合は2-0でスペインが勝利し勝ち点3を得ました。
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○6/22の結果
Mexico 0-1 Uruguay @Rustenburg
France 1-2 South Africa @Mangaung/Bloemfontein
Nigeria 2-2 Korea Republic @Durban
Greece 0-2 Argentina @Polokwane
メキシコ対ウルグアイは序盤メキシコが好機を作りましたがウルグアイが前半終了間際の43分にカウンターからカバーニがクロスをあげスアレスが合わせて先制します。後半に入っても猛攻を仕掛けるメキシコでしたが得点はならず1-0でウルグアイが勝利です。注目のフランス対南アフリカは前半20分にコーナーキックからクマロがハンド気味ながらゴールを決めて南アフリカが先制。その5分後にはグルキュフが肘鉄でレッドカードとなり退場しフランスが10人でのプレーとなります。37分にはムフェラがゴールを奪い2-0とし前半を南アフリカがリードで折り返します。後半アンリ、マルダを投入したフランスは後半25分にそのマルダがゴールを決め2-1に。しかし両者得点はうばえず1-2で南アフリカが勝利。勝ち点3を得た南アフリカでしたが得失点差でメキシコが2位となり開催国としては初めて決勝トーナメント進出を逃しました。そして内紛の影響もありフランスはグループ最下位で敗退です。
ギリシャ対アルゼンチンは両者好機を生かせず無得点でしたが後半32分にデミチェリスが決めてアルゼンチンが先制。終了間際の44分にもパレルモが決めてアルゼンチンが2-0で勝利です。これでアルゼンチンは3戦全勝で首位通過となりました。ナイジェリア対韓国は前半12分に右サイドからのクロスをウチェが決めてナイジェリアが先制します。韓国も38分にフリーキックからイージョンスがゴールを決めて同点。後半4分にはFKをパクチュヨンが直接決めて2-1の逆転。ところがナイジェリアは24分に得たPKをアイエグベニが決めて2-2の同点。試合はこのまま引き分けましたが韓国が勝ち点を4として2002年日韓大会以来の決勝トーナメント進出を決めました。
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○6/23の結果
Slovenia 0-1 England @Nelson Mandela Bay/Port Elizabeth
USA 1-0 Algeria @Tshwane/Pretoria
Ghana 0-1 Germany @Johannesburg
Australia 2-1 Serbia @Nelspruit
イングランドは絶対勝たねばならない試合でFWへスキーに代えてデフォーを起用。そのデフォーが前半23分に右サイドからクロスに反応しボレーシュートを決め先制。スロベニアも反撃を試みます。後半23分には怒濤の攻撃でゴールを攻めますが得点はなりません。結局0-1でイングランドが辛勝し決勝トーナメント進出を決めました。米国はアルジェリアと対戦。両チーム得点無く0-0で引分けと思われたロスタイムにドノバンがGKがはじいたボールを決めてゴール、1-0で米国が勝利しました。0-0で引き分けた場合はスロベニアが決勝トーナメント進出となりましたがその寸前で米国が16強をもぎ取りました。
逆転で決勝トーナメントを狙うオーストラリアはセルビアと対戦。前半無得点で折り返しますが後半24分にケイヒルがヘディングで決めて先制、28分にもホルマンがミドルシュートを決めて2-0とします。セルビアは39分にトシッチのシュートをGKがファンブルしたボールをパンテリッチが詰めて1点を返します。しかし試合はこのまま終了しオーストラリアが2-1で勝利しました。そしてドイツ対ガーナは後半15分にエジルのゴールで先制したドイツがこれを守って1-0で勝利しました。これでドイツは首位通過、負けたガーナは得失差でオーストラリを上回り2位へ滑り込みました。
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○6/24の結果
Slovakia 3-2 Italy @Johannesburg
Paraguay 0-0 New Zealand @Polokwane
Denmark 1-3 Japan @ Rustenburg
Cameroon 1-2 Netherlands @Cape Town
イタリア勝利と予想された試合でしたがカテナチオは崩され惨めな敗北となりました。前半25分にデロッシがパスをカットされ最後はロベルト ビテクが決めてスロバキアが先制。後半に入り28分に再びピテクが決めて2-0。イタリアも36分にナターレのゴールで1点を返しますが44分にコプネクに決められ又も2点差。ロスタイムにファビオ クアリアレッラがゴールを奪いますが時既に遅し。スロバキアが3-2でイタリアに勝利し16強入りです。負けたイタリアは1勝も出来ずに敗退。パラグアイ対ニュージーランドは5バックに徹したニュージーランドが今大会3試合連続となる引分けで勝ち点合計を3としましたが敗退が決定。パラグアイは首位通過です。
そして日本はW杯で第3戦目となる最終戦でデンマークと対戦しました。日本はFKから本田、遠藤両選手が決めて2-0で前半を折り返します。後半に入りデンマークはロングボールで得点を狙います。後半36分には相手にPKを与えます。トマソンのボールを一旦は止めた川島選手でしたがはじいたところを押し込まれ1点を返されます。しかし日本は42分に途中出場の岡崎選手が追加点を上げて3-1。試合はそのまま終わり日本はベスト16入りを決めています。次戦はプレトリアでのパラグアイ戦となります。オランダはカメルーンを2-1で下し3連勝でグループ首位通過となりました。
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○6/25の結果
Portugal 0-0 Brazil @Durban
Korea DPR 0-3 Cote d'Ivoire @Nelspruit
Chile 1-2 Spain @Tshwane/Pretoria ........試合途中
Switzerland 0-0 Honduras @Mangaung/Bloemfontein ........試合途中
G組はポルトガルが既に決勝トーナメント進出を決めているブラジルと対戦。前半はブラジルが攻勢に出ますがニウマールのシュートはポストに当り得点はなりません。後半に入りポルトガルも攻めに転じますが結局両者無得点のまま0-0で引き分けです。ブラジルは首位通過です。そして逆転での進出を狙うコートジボワールは5バックで守る北朝鮮に対し終止攻撃を仕掛けます。前半14分には左クロスからヤヤトゥーレが決めて先制。20分にもドログバのシュートがゴールにはね返ったところをロマリクが頭で押し込み前半を2-0とします。コートジボワールは後半37分にもカルーがボレーで決め3-0で勝利。しかしポルトガルがブラジルと引き分けたため勝ち点5としたポルトガルが決勝トーナメント進出。コートジボワールは勝ち点4で敗退が決定です。
スペイン対チリは前半24分にビジャのゴールでスペインが先制。37分にはイエニスタが決めて2-0とします。チリも後半2分に未ジャールのゴールで1点を返しますが試合は2-1でスペインが勝利。スペイン、チリが2勝1敗の勝ち点6で並ぶも得失差でスペインが首位通過、チリが2位となりました。スイス対ホンジュラスは0-0の引分けで両者1次リーグ敗退が決定です。
ベスト16日程へ→
南アフリカ1次リーグ観戦サンプルプラン
見事W杯出場を決めたニュージーランドのオールホワイツ
(黒いジャージ)
南アフリカでの移動は大変です。飛行機で縦横無尽に移動すれば良いのですが予算や空席がなかなか見つからないと言った問題が山積。正直言って一カ所で観戦出来るのが一番ベストです。 日程から逆算して効率的な観戦をするいくつかのプランを立ててみました。
1)ヨハネスブルク短期滞在型観戦
<A>オランダ、ブラジル観戦プラン(3泊4日)
6/13 ヨハネスブルク朝到着
6/14 13:30 オランダ対デンマーク(@サッカーシティー)
6/15 20:30 ブラジル対北朝鮮(@エリスパーク)
6/16 ヨハネスブルク出発
<B>ブラジル、スペイン観戦プラン(2泊3日)
6/20 ヨハネスブルク朝到着、20:30 ブラジル対コートジボアール(@サッカーシティー)
6/21 20:30 スペイン対ホンジュラス(@エリスパーク)
6/22 ヨハネスブルク出発
2)ヨハネスブルク滞在 日本戦+1試合観戦
ヨハネスブルクから一番近い場所で日本戦が行われるのはルステンバーグの日本対デンマークです。クルマで凡そ1時間半。レンタカーを短期で借りれば簡単に行ける距離となります。これにヨハネスブルクでの観戦を加えれば満足度の高い観戦旅行となること必至です。
<A>ドイツ、日本観戦プラン(2泊3日)
6/23 ヨハネスブルク朝到着、20:30 ガーナ対ドイツ(@サッカーシティー)
6/24 20:30 デンマーク対日本(@ルステンバーグ)
6/25 ヨハネスブルク出発
BプランはAプランをもう1泊増やし、ヨハネスブルクよりクルマで1時間少々のプレトリアでのスペイン戦を加えたものです。少々詰め込み過ぎの感もありますが余裕がなくても効率的な観戦をしたい方向けのプランとなっています。
<B>ドイツ、日本、スペイン観戦プラン(3泊4日)
6/23 ヨハネスブルク朝到着、20:30 ガーナ対ドイツ(@サッカーシティー)
6/24 20:30 デンマーク対日本(@ルステンバーグ)
6/25 20:30 チリ対スペイン(@プレトリア)
6/26 ヨハネスブルク出発
1試合の観戦+観光での短期滞在ですとケープタウンでのご旅行をお勧めします。但しケープタウンからは比較的近い場所での開催都市がないため複数の試合を観戦するには短期滞在は向いていないようです。今回は特にホテルの手配が難しい南アフリカですから短期集中でのご旅行が費用的に安くする大きなポイントとなりそうです。そのためにはヨハネスブルク等の滞在が比較的便利なようです。
ヨハネスブルクから他の開催都市へのクルマでの移動時間の目安
ヨハネスブルク→プレトリア 40分〜1時間
ヨハネスブルク→ルステンバーグ 1時間10分〜1時間30分
ヨハネスブルク→ブルームフォンテーン 4時間10分〜4時間30分
ヨハネスブルク→ ネルスプロイト 3時間30分〜4時間
ヨハネスブルク→ ポロクワネ 3時間30分〜4時間
注意事項
上記はもちろん目安となります。試合当日は渋滞も予想されますのでかなり余裕をもった設定でないと見れなくなる可能性もあります。各自の判断で早めのご出発をお勧めします。また上記各プランはサンプルです。各旅行会社へ依頼されたりご自身で空室状況等をチェックされながら旅程を立ててみて下さい。当社は旅行会社ではありませんので上記サンプルプランの手配をお承りしておりません。当社はチケットのみの手配となります。
ワールドカップトピックス
◆イングランド代表がキャンプ地をルステンバークに決定(2009年12月付)
南アフリカ大会に出場するイングランドのカペロ代表監督は12/15にW杯期間中のキャンプ地をルステンバークに決めたと表明。ルステンバークはヨハネスブルクの北に位置し標高が約1150メートルと高地にありワールドカップでも会場とります。又治安も安定しているため出場する数カ国がワールドカップ対策のため来年初めよりキャンプを張る予定になっています。韓国代表も来年1/06よりここで高地トレーニングを開始し地元クラブチームと強化試合を1〜2試合を行う予定です。
◆コンフェデレーションズカップ2009現地観戦記(2009年8月付)
6/14より開催されたコンフェデレーションズカップ南アフリカ大会。当社スタッフによる現地での様子を以下でご案内中です。来年の本大会への個人旅行をお考えの方はぜひとも参考にして頂ければ幸いです。
コンフェデレーションズカップの結果と現地の様子
当社ブログでは更に細かな様子を特集記事で現在配信中です
◆W杯プレ大会コンフェデレーションズカップ開幕(2009年6/12付)
6/14よりW杯のプレ大会となるコンフェデレーションズカップ南アフリカ大会が開幕します。ホストとなる南アフリカをはじめスペイン、エジプト、米国、ブラジル、ニュージーランド、イラクの6大陸王者とW杯前回王者のイタリアが加わり6/28まで行われます。運営、治安等の不安を払拭するテストとなる大会だけに関係者も力が入っているようです。
◆2010年W杯チケット予約2/20より開始 (2009年2/19付)
2010年ワールドカップ南アフリカ大会の入場券販売が2月20日より開始されることが発表されました。販売方法と価格は前回ドイツ大会とほぼ同様で販売期間を5段階に分けて販売されるようです。第1次販売は2月20日より3月31日までのお申し込みで抽選のうえ当選者にのみ販売されます。日本からの購入はFIFAのオフィシャルサイトからとなります。カテゴリーは4つに分かれカテゴリー4は南アフリカ在住者のみ購入出来るチケットとなります。開幕戦は各CAT1-CAT3が$450/$300/$200となります。そのほかの1次リーグは$160/$120/$80となっております。注目の決勝は$900/$600/$400という価格になります。尚第1次販売の抽選は4月15日に行われ数週間以内には申込者全員に当選の可否が伝えられる予定です。
◆2010年W杯南アフリカ大会チケット販売(2008年11/26付)
FIFAは11/25に年ワールドカップ南アフリカ大会の入場券販売を2009年2月20日から開始すると発表。海外からの観戦者への入場券購入はFIFAのホームページからの申し込みを基本とし、それ以外では各国サッカー協会を通しての申し込みとなる予定です。W杯出場国の各協会は12%が割り当てられるようです。
◆南アフリカ政府が交通インフラに1700億ランド(2008年11/24付)
南アフリカのラデベ運輸相は11/23にヨハネスブルクで記者会見しワールドカップに向けた国内の交通インフラ、輸送システムの整備のため1700億ランド(約1.5兆円)を投入することを表明。道路、空港の整備、鉄道やバスの輸送システムの新設など拠出される見込みです。45万人の外国人旅行者が訪れるワールドカップのため空港-都市間の輸送方法の見直しが迫られています。また大会までに鉄道警察隊を5000人まで増強し治安面の強化を図ります。
◆南アフリカ政府が会場工費に148億円を追加拠出(2008年11/21付)
南アフリカ政府は11/20に2010年ワールドカップ大会と2009年のコンフェデレーションズカップで使用する試合会場と練習会場に必要な工費として新たに14億ランド-日本円で148億円追加で拠出すると発表しました。また南アフリカ政府は引き続き大きな懸案となっている治安等について全力で改善していく方針も再確認しています。これらは来年に迫るコンフェデレーションズカップの組み合わせ抽選が11月22日に行われるのに合わせて閣議で了承されたものです。<<<<<<<コンフェデレーションズカップ詳細
◆2010年ワールドカップ南アフリカ大会の開始時刻の変更(2008年10/25付)
FIGAは10/24に
スイスのチューリヒで理事会を開き2010年ワールドカップ南アフリカ大会のキックオフ予定時間を一部変更することを決めましたた。当初は午後1時開催、午後8時開催の試合を各30分ずつ遅らせて開始することを決定したものです。引き続き治安状況の悪さが討議され海外からの観戦者には入場券をホテル付きで販売する事も検討され、これにホテル-スタジアム間の往復送迎専用バス付けるといった方法も検討されているようです。その他のスタジアム建設等は現在大きな問題はないようです。またワールドカップ開催年の2010年は欧州チャンピオンズリーグ決勝を除き各国リーグでの公式戦を2009年5月10日までに終了させることを決めています。
◆2010年南アフリカ大会のマスコットを発表(2008年9/23付)
2010年ワールドカップ南アフリカ大会組織委員会は9/22に決勝の舞台となるヨハネスブルクのサッカーシティースタジアムで2010年大会の公式マスコットザクミ(Zakumi)を発表しました。Zakumiは南アフリカを表す国名コードのZAとアフリカ大陸で10を意味するKUMIを掛け合わせた造語となっています。ヒョウをイメージしたキャラクターで今後大会の開催までいろいろな場所で大会を盛り上げる役割を担います。マスコットは大会のイメージ向上に寄与するだけでなく大会の成功を左右するのに大きな意味を持つ重要なアイテムの一つとなります。
◆プラッター会長が南アフリカを視察(2008年9/18付)
FIFAのゼップ・ブラッター会長は9/03に視察のために南アフリカを訪れました。4日間の視察を終え準備は順調で開催に全く問題はないとのコメントを表明。滞在中にはムベキ大統領と会談し主な会場となるケープタウン、ヨハネスブルク等の競技場を精力的に視察しました。ところが2004年に南アフリカがワールドカップ2010年大会の開催国に決まってから南アフリカ代表は全く良い結果を残せていません。度重なる監督交代も功を奏せず未だ確固たるビジョンが描けていないのが実情です。ブラッター会長は本大会でホスト国の名に恥じないように南アフリカサッカー界に対して苦言を呈したようです。
又プラッター会長は南アフリカ大会の競技場建設に従事する約2万人の作業員に大会の試合観戦チケットを2枚ずつ無料贈呈すると発表しました。スタジアム建設の作業を円滑化にするためこれ等の作業員のモチベーションを上げるようです。FIFAは既に大会スポンサーを通して地元住民に12万枚の入場券を無料配布することを決めていましたが今回はその追加措置となります。
◆2009年コンフェデ4会場での開催決定(2008年7/08付)
ワールドカップ南アフリカ大会のプレ大会として開催されるコンフェデレーションズカップがいよいよ来年に迫ってきました。当初5会場での開催を見込んでいた組織委員会でしたが予定会場からポートエリザベスを外すと7/8に正式に発表しました。FIFAが2009年3/30までを期限としこれが期限内に完成出来ない場合は会場から除外するとしていました。これで正式に4会場での開催が決まりました。2009年大会はワールドカップドイツ大会の覇者イタリア、ホスト国の南アフリカ、そして6大陸の各王者が出場します。残念ながらアジアカップで敗れた日本は参加しませんが2010年W杯南アフリカ大会のプレ大会として大いに盛り上がって欲しいものです。組み合わせは今年11月頃に決定する予定です。
■2009年コンフェデレーションズカップ・南アフリカ大会 予定出場国
南アフリカ共和国 (開催国)
イタリア (FIFAワールドカップ2006優勝)
アメリカ合衆国 (2007 CONCACAFゴールドカップ優勝)
ブラジル (コパ・アメリカ2007優勝)
イラク (AFCアジアカップ2007優勝)
エジプト (アフリカネイションズカップ2008優勝)
スペイン (UEFA欧州選手権2008優勝)
ニュージーランド または ニューカレドニア (OFCネイションズカップ2008勝者)
■2009年コンフェデレーションズカップ・南アフリカ大会 試合会場
プレトリア/ロフタス・ヴァースフェルド・スタジアム(Loftus Versfeld stadium)
ヨハネスブルグ/エリス・パーク・スタジアム(Ellis Park Stadium)
ブルームフォンテーン/フリー・ステート・スタジアム(Free State Stadium )
ラステンバーグ/ロイヤル・バフォケン・スタジアム(Royal Bafokeng Stadium)
尚来年に迫る2009年コンフェデレーションズカップの日程は以下となっています。組み合わせは現在未定です。ご旅行の参考になさって下さい。
グループステージ
Group-A
6/14 16:00 Johannesburg A1 - A2
6/14 20:30 Rustenburg A3 - A4
6/17 16:00 Mangaung/Bloemfontein A4 - A2
6/17 20:30 Rustenburg A1 - A3
6/20 20:30 Johannesburg A2 - A3
6/20 20:30 Mangaung/Bloemfontein A4 - A1
Group-B
6/15 16:00 Mangaung/Bloemfontein B3 - B4
6/15 20:30 Tshwane/Pretoria B1 - B2
6/18 16:00 Tshwane/Pretoria B1 - B3
6/18 20:30 Johannesburg B4 - B2
6/21 20:30 Tshwane/Pretoria B2 - B3
6/21 20:30 Rustenburg B4 - B1
決勝トーナメント
6/24 Match 13 準決勝 20:00 Mangaung/Bloemfontein 1A - 2B
6/25 Mtach 14 準決勝 20:00 Johannesburg 1B - 2A
6/28 3位決定戦 15:00 Rustenburg L13-L14
6/28 決勝 20:00 Johannesburg W13-W14
◆2010年W杯南アフリカ大会への危惧(2008年5/27付)
ワールドカップ2010年大会は以前より治安が大きな問題となっています。最近の問題は周辺諸国から移住した外国人が地元住民から暴行を受け多くの死傷者が出ている事件の発生です。これを危惧したプラッター会長は今後この問題を注視していくと発言し波紋を広げています。
南アフリカでの開催で最も問題視されるのが治安の悪さです。これに加え移動の利便性やスタジアムの建設問題とあらゆる方面での問題が山積しています。今回の問題はジンバブエ等の周辺諸国から職を求めて移住しこれが失業率の増加と犯罪率を引き上げている点。そしてこれに反発する一部の南アフリカ人がこれに不満を募らせ暴力をもってこれらを排除しようとしている点です。これ以上の不安要素が重なれば開催地変更という大きな決断もあるかもしれません。
追記(2008年6/30)
ユーロ2008視察のためオーストリアのウイーンを訪れていたFIFAのブラッター会長は2010年ワールドカップを南アフリカで開催できなくなった場合の準備をしていることを初めて認めました。準備をするのは会長として当然の責任であるとした上で開催地変更は自然災害が起こった場合に限ると話し準備の遅れや治安に対する不安はないとあらためて表明。
2010年ワールドカップ南アフリカ大会スタジアム
ヨハネスブルク /FNBスタジアム 94,700人収容
ヨハネスブルク /エリス・パーク・スタジアム 60,000人収容
ダーバン /キング・センザンガコーナ・スタジアム 70,000人収容(新設)
ケープタウン /アフリカン・ルネッサンス・スタジアム 68,000人収容 (新設)
プレトリア /ロフタス・ヴァースフェルド・スタジアム 52,000人収容
ポートエリザベス /ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアム 50,000人収容 (新設)
ブルームフォンテーン /フリー・ステート・スタジアム 40,000人収容
ネルスプロイト /ムボンベラ・スタジアム 40,000人収容 (新設)
ポロクワネ /ピーター・モカバ・スタジアム 40,000人収容
ルステンブルク /ロイヤル・バフォケン・スタジアム 40,000人収容
◆2010年W杯 新ポートエリザベススタジアムでコンフェデ開催(2008年5/7付)
2010年南アフリカワールドカップで南アフリカ大会組織委員会は5/6に現在建設が大幅に遅れているポートエリザベスの新スタジアムを2009年6月に行われるW杯のプレ大会と位置づけするコンフェデレーションズカップで使用すると正式に発表しました。南アフリカ大会の各会場は建設作業員のストライキなどでで完成が遅れており開催を危ぶむ声も聞こえてきています。しかし国際サッカー連盟は予定通りの開催に自信を持っているようです。今後この建設の進ちょく状況と治安の回復の徹底が開催の正否を分けるとも言われています。
◆2010年W杯 ワールドカップの人工芝の採用(2008年2/12付)
報道によるとFIFAのブラッター会長が2010年ワールドカップ南アフリカ大会での人工芝ピッチの導入を承認する見込みのようです。これはアフリカの気候のため状態良く天然芝をキープすることが難しいため選手の安全とプレーに支障がないように人工芝の導入を検討をしているものです。アフリカでは乾期と雨期という気候のため良いピッチ状態を保つことが難しく安定した人工芝を採用したいという声が以前からありました。今後最終の検討に入り天然芝が難しいという結論に達すれば初の人工芝でのW杯の開催となる見込みです。
◆2010年W杯 ワールドカップの詳細が決定(2007年11/25付)
FIFAは11/24にダーバンでW杯組織委員会を開き2010年南アフリカ大会の試合開始を午後1時、4時、8時の3通りにすることを決定しました。丁度日本では朝からお昼過ぎ頃の時間帯となります。そしてA〜H組に分かれ1次リーグが行われます、この各組6試合はすべて別々の会場で行われることに決定しています。
そして入場券は価格別に4つの種類とし一番高いものがカテゴリー1。最も安いものがカテゴリー4となり1次リーグでは開幕戦を除き20ドル(2500円程度)に価格設定されるようです。但しカテゴリー4の購入は南ア居住者に限られるため外国人の購入使用は認められません。尚低所得層住民のために無料チケットを12万枚ほど用意するということで貧困の問題にも配慮されています。そしてW杯入場券を公認の旅行代理店を通じて宿泊と交通手段をセットにしたパッケージで販売することも承認しましたのでこの大会は日本からもパッケージツアーでの参加が最も行きやすい手段となりそうな気配です。
これより先に公式ポスターが発表されました。ヘディングをする選手の横顔をアフリカ大陸に重ねた絵柄となっており色は黄、黒、赤、緑、白、青の6色となっています。モデルはカメルーン代表エトー選手。3つの候補の中から南アフリカ居住者が投票で選んだものです。
◆2010年W杯 アジア3次予選出場国が決定(2007年11/19付)
2010年ワールドカップ南アフリカ大会のアジア2次予選が11月18日にで第2戦を行いシンガポール、シリア、タイ、トルクメニスタンが2次予選を突破しました。2008年2月からはいよいよ3次予選へと進みます。3次予選には日本などシードされた5か国と1次予選から 3次予選出場を決めた11か国。そして今回の2次予選を突破した4か国の合計20か国が出場します。
3次予選の組み合わせ抽選は11月25日に南アフリカのダーバンで行われ20か国が5組の各4か国づつに分かれてホームアンドアウエー方式でリーグ戦を行い各組2位までが最終予選に進出するシステムです。
3次予選出場20か国
日本、オーストラリア、韓国、サウジアラビア、イラン、バーレーン、中国、イラク、ヨルダン、クウェート、レバノン、北朝鮮、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦、ウズベキスタン、シンガポール、シリア、タイ、トルクメニスタン
◆2010年W杯オセアニア予選(2007年9/08付)
ワールドカップ南アフリカ大会のオセアニア1次予選を兼ねた南太平洋大会が9月7日までサモアで行われました。決勝に進出したニューカレドニア、フィジーそして3位となったバヌアツ共和国が2次予選兼オセアニア選手権進出を決めました。この2次予選ではニュージーランドを加えた4カ国で行われ優勝チームはアジア予選で5番目となった代表とのプレーオフに臨みます。
◆2010年W杯チケット販売の方向性(2007年6/28付)
FIFAは2010年ワールドカップ南アフリカ大会の入場券販売を、民間の代理店に委託する方向であることを明らかにしました。正式決定ではありませんが今後もFIFA委員会で協議する予定です。ご存じのように1998年フランス大会でのチケットの大きな問題の発生や、2002年日韓大会での空席問題等代理店での販売に問題があったため見合わせていた代理店への委託です。前回ドイツ大会はドイツ組織委員会が販売を管理しましたがその膨大な労力と経費を民間の代理店への委託で解消したい方向です。
◆2010年W杯開幕戦と決勝はヨハネスブルク(2007年6/28付)
2010年W杯南アフリカ大会の開幕戦と決勝をヨハネスブルクで行うことが決定しました。会場はヨハネスブルクのソウェト地区のサッカーシティで6月11日に開幕、決勝戦は7月11日に行われます。会場のサッカーシティの収容人数は9万5000人規模に拡大され世界でも指折りの大きさのスタジアムとなる見込みです。又今年ダーバンで行われる予選の組み合わせ抽選は11月23日から11月25日へと変更となったことも決定し発表されました。
◆2010年W杯欧州予選方式の決定(2007年6/24付)
UEFAは6/23までにオランダのヘーレンフェインで理事会を開き2010年ワールドカップ南アフリカ大会の欧州予選方式を決定した。加盟53チームを6チームによる8組と5チームによる1組に分け、各組1位の9チームが自動的にW杯出場権を獲得することが決定。又各組2位の上位8チームがホームアンドアウェー方式のプレーオフを行い勝ち残った4チームが出場権を得ることになりました。2010年ワールドカップでの欧州枠は13で確定。大陸予選の組分け抽選は11月に行われる予定です。
◆2010-2014年オフィシャルスポンサー(2007年6/22付)
ワールドカップでのスポンサー契約をめぐりFIFAと係争中だったクレジットカード会社のマスターカードは6/21にFIFAが9000万ドル=凡そ110億円を支払うことで和解しました。この合意により2010年、2014年のW杯スポンサーはVISAカードに決まりました。スポンサーだったマスターカードは昨年FIFAがライバルのVISAカードと新規契約を結んだためこれを提訴しニューヨーク連邦地裁もはマスターカードの訴えを認める判決を下していました。
◆プラッター会長南アフリカを視察(2007年6/19付)
FIFA
のブラッター会長は6/18に年に南アフリカを視察しました。プラッター会長が南アを視察するのは試合予定のあるスタジアムの新築やリノベーションが始まって以来初のものでしたが進ちょく状況を評価し何も問題ないとコメントしました。今春に条件付きながら他国で代替開催を行う可能性を口にし大きな波紋を呼びましたがあくまでも南アでの開催を最優先事項に考えていることに変わりはないようです。但し会場や移動のインフラがうまく整備出来た場合でも一番の懸念は治安。大都市部ではタクシーでさえも危険と言われるなか本当に世界中のサッカーファンを集めたビッグイベントの期間中安全を確保できるのか引き続き疑問が投げかけられていますが.......。
◆W杯2010年ワールドカップ代替開催地案(2007年5/1付)
FIFAのブラッター会長は2010年W杯が南アフリカで開催が不可能になった場合には代替開催地での大会の開催も視野にあると語りました。自然災害や社会問題で開催が出来なかった場合にはという前置きで日本、イングランド、米国、メキシコ、スペイン等であれば直ぐにでも開催が出来る環境が整っていると発言したものです。米国を凌ぐ犯罪都市が多い南アフリカでのW杯開催を早くから疑問視する向きも多いのは事実でした。現在はまだ単なる噂の段階ですが2008年頃までにこれらの不安を払拭出来ない場合には本当に代替地を検討するケースも出てくるかもしれません。
◆W杯2010年南アフリカ大会大陸別出場枠の確定(2006年12/06付)
国際サッカー連盟は5日にFIFA本部で理事会を開き2010年ワールドカップ南アフリカ大会の大陸別出場枠を決めました。ドイツ大会でオーストラリアを除く(豪州はこの時はオセアニア代表ですが)アジアは全てが予選敗退となっており枠の削減が懸念されましたが何とか3大会連続で4.5枠となり現状を維持しました。その他では欧州13、アフリカ5、南米4.5、北中米カリブ海3.5、オセアニア0.5となります。2010年大会は南アフリカでの開催のため開催国の南アフリカはホスト国として無条件での出場となります。
今回大きな変更となったのは0.5枠を巡る大陸間プレーオフです。アジアはオセアニアと、南米は北中米カリブ海との間で争われる事へ変更となりました。これは距離の近い大陸同士の対戦にすることで合意したものです。又プレーオフのシステムはオセアニア1位をアジアの最終予選に組み込む方法が提案されました。アジア第5位とオセアニア1位がプレーオフで対戦する従来のシステムを維持するのかまた新方式とするのかは両連盟間で来年3月の次回理事会までに検討されることになったようです。
◆W杯2010年南アフリカ大会スタジアム建設(2006年10/26付)
南アフリカのマニュエル財務相は2010年のワールドカップでの複数のスタジアムと関連設備の建設のため150億ランド(約2500億円超)を支出する計画があると言明しました。スタジアムの不備、都市間移動の手段の欠如。加えて最大の問題が治安だと言われる南アフリカでの開催ですが今後の動きに注意が必要です。オーストラリアへの代替開催も絶えず噂にのぼる現状を打破出来るかに注目です。◆W杯南アフリカ大会でPK戦の廃止が実現か(2006年9/29付)
FIFAのブラッター会長はW杯でのPK戦の廃止を要望。4年後の2010年南アフリカ大会までにこれに代わる新しい方法を模索する意向を示しました。現在予想される代替案として有力なのは延長戦で出場選手を徐々に減らして行うシステムです。この他再試合という案もあるようですが試合数の増加は選手の体力の消耗や怪我の誘因となるため現実的ではないと見られています。団体競技であるサッカーでPKによる決着は個人戦の要素が多く又悲劇であるとプラッター会長は主張。今後議論が行われていくようです。
◆ワールドカップ南アフリカ大会開催で不安視(2006年9/23付)
メキシコサッカー連盟は2014年ワールドカップ南米大会の招致を検討していることを言明したようです。とは言っても2014年大会は南米での開催が決定しおており、そのなかでも最有力なのがブラジルと言われています。本音はこの大会以降、或は大会の開催が不安視され、多くの方面での改善が必要な2010年南アフリカ大会の代替候補地としてのメキシコのアピールがあるのかもしれません。南アフリカで開催が出来ない場合にはオセアニア、特にオーストラリアでの開催も噂に登っています。いずれにしても南アフリカ大会の開催が出来ないような事態も想定しなくてはならないかもしれません。
◆ワールドカップ南アフリカ大会チケット問題(2006年8/7付)
2010年大会が決定している南アフリカですがFIFAは地元貧困層のために無料又は格安でのチケット配布を考慮しているTご報道されています。国民の大部分が貧困に苦しむ南アでは高額のチケット代金を払って観戦出来る層は極めて少なく地元不在の大会となる事を危惧したFIFAが検討しているものです。初めてとなる南アフリカ大会ですがその治安の悪さから開催を危ぶむ声も高いのが事実です。果たして貧困層向けのチケット配布とスタジアムでの治安の維持が両立出来るのか。又貧困層向けチケットがお金のために転売され地元住民のほとんどが観戦しないといった事態は起きないのか今後の検討課題は山積です。
◆W杯2010年南アフリカ大会 (2006年3/21付)
2010年W杯南アフリカ大会の各地区予選の組み合わせを決める抽選会が2007年11月23日に行われることが決定しました。これは国際サッカー連盟(FIFA)の理事会で決定したもので2010年大会は10会場で6月に開幕することも合わせて決定しました。
◆W杯2010年南アフリカ大会 (2006年2/8付)
2010年ワールドカップ南アフリカ大会のためケープタウンに6.8万人収容の全天候型スタジアムの新規建設を行う事が決定しました。南アで最もポピュラーなスポーツがラグビー、ケープタウンでもそのラグビー場をリノベーションして使用予定でしたが最終的に新築する運びとなったようです。決勝はヨハネスブルクのサッカーシティースタジアムで実施する予定で南ア9都市で大会が行われます。
◆2010年W杯開催地決定
2010年 の大会は南アフリカに決定しました。日本のファンにとっては行き難いエリアではありますが、観光資源が豊富で近代的な南アフリカは魅力的です。但し心配なのは治安。米国を上回ると言われる凶悪事件の多いエリアも多数存在します。充分な予備知識を持っての渡航を今からお勧めします。