●韓国サッカー2008年情報
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2008年12月号記事
ワールドカップアジア最終予選 韓国国家代表候補のウインターキャンプ
2010年ワールドカップ南アフリカ大会最終予選の第4戦は年明け2月11日にテヘランでイランと対戦します。抜1500メートルの高地で行われ厳しい試合となることが予想されるため1月10日から済州島の西帰浦市で韓国国家代表はウインターキャンプに入ることになります。これを前に許丁茂監督はキャンプに参加する国内組の代表23人を発表しています。謹慎が明けたベテランのイーウンジェ選手をはじめイーグンホ選手、キソンヨン選手などの11月に行われたサウジとの第3戦で活躍した選手に加えハナ銀行カップで得点王に輝いたキムドンチャン選手やキムチャンス選手が初代表入りとなりました。国家代表は1月10日から済州島の西帰浦市でキャンプインし1/29から1週間UAEのドバイで調整を兼ね親善試合を2試合行った後にテヘランへ向かう予定です。
GK:
イー・ウンジェ(水原)
キム・ヨングァン(蔚山)
チョン・ソンリョン(城南)
DF:
カン・ミンス(全北)
イム・ユファン(全北)
キム・チゴン(ソウル)
キム・チウ(ソウル)
チョ・ヨンヒョン(済州)
チェ・ヒョジン(浦項)
イ・ジョンス(水原)
キム・チャンス(釜山)
MF:
イー・チョンヨン(ソウル)
キ・ソンヨン(ソウル)
ハン・テユ(ソウル)
キム・ジョンウ(城南)
ハ・デソン(大邱)
ソン・ジョンヒョン(全南)
ヨム・ギフン(蔚山)
FW:
チョン・ソンフン(釜山)
ソ・ドンヒョン(水原)
イー・グンホ(大邱)
チョン・ジョグッ(ソウル)
キム・ドンチャン(慶南)
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2008年11月号記事
ワールドカップアジア最終予選 韓国国家代表がサウジに19年ぶりの勝利
B組は韓国が苦手サウジアラビアを2−0で破り19年ぶりの勝利を掴みとりました。リヤドのキング・ファハド国際スタジアム行われた試合は韓国が後半32分にドルトムントで活躍するイーヨンピョ選手からの左サイドからのクロスをパクチソン選手がアシストしイーグンホ選手がゴールを決め先制します。そして途中交代で出場のASモナコで活躍するパクチュヨン選手が終了間際にだめ押しとなるゴール決め0-2で勝利です。韓国がサウジアラビアに勝利したのは1989年10月のイタリアワールドカップ予選以来となる19年ぶりの快挙となりました。韓国はこれで首位をキープ。イランとUAEが1-1で引き分けたため2位がイラン、3位が北朝鮮となっています。サウジアラビアはこの敗戦で4位となり予選突破に暗雲が立ちこめる状況となっています。韓国は次戦は大一番、年明け2月11日にアウェーでイランとの対戦です。
A組の日本はドーハでカタールと対戦しました。日本は前半19分に田中達選手が縦パスに反応して抜け出してゴールを決めて先制。後半2分にも玉田選手が、23分には闘莉王選手がゴールをして3点を奪いました。日本は守備でもしっかりと守り最終予選で初の無失点で0-3の快勝です。これで日本は2勝1分けの勝ち点7でA組2位。A組首位のオーストラリアはバーレーンと対戦して0-1の勝利で3連勝し勝ち点9となっています。日本は次戦は2月11日のオーストラリアとの対戦です。
11/19 ●サウジアラビア 0-2 ○韓国
11/19 △UAE 1-1 △イラン
11/19 ●カタール 0-3 ○日本
11/19 ●バーレーン 0-1 ○オーストラリア
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2008年11月号記事
韓国国家代表親善試合でカタールと引き分け
ワールドカップアジア最終予選を前に韓国代表は11/14にドーハでカタールと親善試合を行いました。カタールは日本と同じA組で仮想日本として今回韓国と試合を行ったものです。一方韓国にとっても苦手とする中東勢との対戦で19年間勝利のないサウジアラビアとの11/19の対戦を想定しての戦いとなりました。試合は韓国が前半6分にイーチョンヨン選手のFKから先制点を奪い1-0。これで試合を優位に進めたかった韓国ですが粘るカタールに後半29分モンテシンにFKから同点ゴールを決められ1-1とされ引き分けました。セットプレーからの得点を挙げた韓国は次戦11/19のアジア最終予選では更にその精度を高めて苦手サウジアラビアに立ち向かい19年ぶりの勝利を狙います。そしてカタールは日本との対戦、名将ブルーノ・メツ氏がカタール代表監督へ就任し日本にとっても決して楽な試合にはならいないでしょう。韓日代表のアウェーでの勝利を祈ります。
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2008年11月号記事
U-19韓国代表がU-20ワールドカップ出場権獲得も決勝進出はならず
U19韓国国家代表を率いるチョ・ドンヒョン監督はサウジアラビアで行われたU19アジア選手権の準々決勝で日本と対戦。前半21分にユジノ選手のゴールで先制すると後半39分にはJリーグ横浜FCで活躍するチョ・ヨンチョル選手が追加点で2-0。試合終了直前にはチェジョンハン選手もだめ押し点を決めて3-0で日本に快勝しました。これで韓国は準決勝に進み来年のU-20ワールドカップへの出場権を獲得しました。この試合で最も活躍したのはJリーグでプレーするチョ・ヨンチョル選手でした。1ゴール1アシストで韓国の勝利を牽引しました。これで韓国は11/11に次戦ウズベキスタンと準決勝で対戦します。そして日本は残念ながら準々決勝で敗退し8大会連続でのU20W杯の出場を逃しました。前回のカナダ大会ではベスト16へ残った日本でしたが組み合わせもありますが韓日双方が活躍するU-20ワールドカップは実現しませんでした。尚17回目となる次回大会はエジプトのカイロ、アレクサンドリア、ポートサイド、イスマイリアを会場にして開催されます。
そして11/11に行われたアジア選手権のサウジアラビアでの準決勝は韓国がウズベキスタンに0−1で敗れ決勝進出を逃しました。前半17分にウズベキスタンのカリモフのフリーキックが味方DFの体に当たりゴールとなり先制されます。その後ウズベキスタンは守備に徹し韓国は得点を挙げることができませんでした。
アジア選手権は11/14にサウジアラビアのダンマンで決勝を行いUAE=アラブ首長国連邦とウズベキスタンの組み合わせで行われUAEはFWハリルが2得点して2-1でウズベキスタンを下し初優勝を飾りました。2009年9月にエジプトで開催されるU-20ワールドカップには優勝のUAE、2位のウズベキスタンそしてオーストラリア、韓国の4か国が出場します。
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2008年11月号記事
W杯アジア最終予選 サウジアラビア戦韓国代表メンバー
大韓サッカー協会は11/3に今月行われるワールドカップアジア最終予選のサウジアラビア戦での韓国代表メンバー25名を発表しました。また11/15にはカタールとの親善試合を行い同メンバーでの召集となります。最も注目されるのはアジアカップでの飲酒事件で代表資格1年停止の懲戒処分を受けた李雲在(イーウンジェ)選手が代表復帰を果たしたことです。李雲在選手はKリーグでのこの一年での実績が評価され資格停止が解かれると同時の代表復帰となりました。この他には朴智星(パクチソン)選手、ASモナコへ移籍した朴主永(パクチュヨン)選手、ドルトムントで活躍中の李栄杓(イーヨンピョ)選手、金東進(キムドンジン)選手等が選出されています。韓国代表は11/10午後12時に坡州NFC(代表チームトレーニングセンター)に召集され11/11に現地入りする予定です。
GK
イーウンジェ(水原)
チョン・ソンリョン(城南)
キム・ヨングァン(蔚山)
DF
カン・ミンス(全北)
イム・ユファン(全北)
キム・チゴン(ソウル)
キム・チウ(ソウル)
チョ・ヨンヒョン(済州)
キム・ドンジン(ゼニト)
イー・ヨンピョ(ドルトムント)
オー・ボムソク(サマラ)
チェ・ヒョジン(浦項)
MF
チョ・ウォンヒ(水原)
イー・チョンヨン(ソウル)
キ・ソンヨン(ソウル)
キム・ジョンウ(城南)
ハ・デソン(大邱)
パク・チソン(マンチェスターユナイテッド)
キム・ヒョンボム(全北)
ソン・ジョンヒョン(全南)
FW
チョン・ソンフン(釜山)
ソ・ドンヒョン(水原)
イー・グンホ(大邱)
ヨム・ギフン(蔚山)
パク・チュヨン(ASモナコ)
*敬称略
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2008年10月号記事
W杯予選 韓国がUAEに快勝
韓国は前半20分にイーグンホ選手がイーチョンヨン選手からのパスを冷静にゴールし先制、その5分後にもパクチソン選手のゴールで2点目をあげ前半を2-0としてリードします。後半に入りUAEに1点を返され詰め寄られますが韓国はここからが凄かった。イーグンホ選手がこの日2点目となるゴール、クァクテフィ選手のヘディングのゴールで2点を加え4-1でUAEを突き放しました。イランで行われたイラン対北朝鮮は地元イランが2点を先制。北朝鮮もチョンテセ選手のゴールで追いすがりますが試合は2-1でイランが勝利です。
そして日本は埼玉スタジアムでウズベキスタンと対戦しました。ウズベキスタンは前半27分にFWシャツキフがゴールし先制します。しかしホームの日本も前半40分に中村俊輔選手のクロスを大久保選手が折り返したところを玉田選手が押し込み同点とします。後半は両者得点なくそのまま1-1の引き分けです。>>>>>>>>ワールドカップアジア予選の詳細はこちら
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2008年10月号記事
韓国がウズベキスタンに快勝
韓国代表はW杯最終予選第2戦を前に10/11に国際親善試合を行いました。相手は次戦日本が対戦するウズベキスタン代表です。試合は水原ワールドカップ競技場で行われキソンヨン選手(ソウル)、イーグンホ選手(大邱)の2得点で合計3点を取り3-0で久々の快勝となりました。韓国は前半早々に左サイドから攻め込み先制点。後半にはロングパスで裏をついて2得点と素晴らしい内容でした。ウズベキスタンは10/15に埼玉スタジアムで日本代表と対戦、韓国は親善試合で日本と引き分けたUAEとの対戦です。
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2008年10月号記事
W杯アジア最終予選 UAE戦韓国代表メンバー
10/6に大韓サッカー協会はソウルで行われるワールドカップアジア最終予選のアラブ首長国連邦=UAE戦での韓国国家代表メンバーが決定し発表されました。試合は10/15の20時キックオフでソウルワールドカップ競技場で行われます。代表メンバーにはマンチェスターユナイテッドの朴チソン選手を筆頭に金ドンジン選手(ゼニト)、李ヨンピョ選手(ドルトムント)、オボムソク選手(サマラ)の海外組4人を含む24名が召集されました。プレミアリーグウェストブロムのキムドゥヒョン選手は怪我のため召集されませんでした。国内組ではイージョンス、クァクテフィが復帰。初の代表入りとなるチョンソンフン選手、キムヒョンボム選手、ソンジョンヒョン選手が召集されています。代表は先ず10/11の国際親善試合対ウズベキスタン戦を戦った後に最終予選第2戦となるUAE戦を10/15に行います。
GK:
キムヨングァン(蔚山)
チョンソンリョン(城南)
ヨムドンギュン(全南)
DF:
カンミンス(全北)
チョヨンヒョン(済州)
クァクテフィ(全南)
キムドンジン(ゼニト)
キムジンギュ(ソウル)
キムチウ(ソウル)
イーヨンピョ(ドルトムント)
オボムソク(サマラ)
イージョンス(水原)
MF:
イーチョンヨン(ソウル)
キソンヨン(ソウル)
キムジョンウ(城南)
チェソングッ(城南)
チョウォンヒ(水原)
パクチソン(マンチェスターユナイテッド)
キムヒョンボム(全北)
ソンジョンヒョン(全南)
FW:
シンヨンロク(水原)
ソドンヒョン(水原)
イーグンホ(大邱)
チョンソンフン(釜山)
*敬称略
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2008年9月号記事
親善試合でウズベキスタンと対戦
2010年南アフリカ・ワールドカップ・アジア地区最終予選の次ぎなる相手はUAE戦。10/15にソウルで行われます。これを前に韓国代表はW杯アジア最終予選で日本代表が次戦10/15に埼玉スタジアムで戦うウズベキスタンと親善試合で激突することが決定しました。ウズベキスタンは成績不振でラウフ・イニレーフ監督を解任し現在クルブチをACL準々決勝に進出させている手腕を買ってミルジャラル・カシモフ新監督を就任させたことを発表しています。新監督になって初の采配となる試合です。韓国にとっても厳しいグループでの最終予選です。UAE戦前の重要な試合となりどのような戦いをするのか注目です。
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2008年9月号記事
U-19韓国代表 アルゼンチンと互角に戦い引き分け
韓国U-19代表は大韓サッカー協会創立75周年を記念して行われた親善試合対アルゼンチン戦をチョ・ドンヒョン監督のもとソウル・ワールドカップ競技場で戦いました。強豪アルゼンチンとの試合にもかかわらず大極旗戦士はアルゼンチンに引けを取らない戦いを繰り広げました。チームを牽引したのは先の北朝鮮戦でのA代表でも活躍したキ・ソンヨン選手(FCソウル)です。前線にはソ・ジョンジン選手(全北)、ソ・ヨンドク選手(延世大)が相手ゴールを脅かしました。守ってはキム・ヨングォン選手(全州大)、ホン・ジョンホ選手(朝鮮大)等の手堅い守備でアルゼンチン攻撃陣を封じ込みました。試合は0−0の引き分けに終わりましたがU-19韓国代表はアルゼンチンとの対戦成績を3勝1敗3分けとしその実力を内外に示しました。
この試合の前にはエキシビションマッチとして韓日OB戦が行われました。韓国OBは後半20分にパク・ナムヨル氏がゴールを決め先制。この1点が決勝点となり韓国OBが1-0で勝利しました。
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2008年9月号記事
W杯アジア最終予選 北朝鮮戦はまたも引き分け
ワールドカップアジア最終予選が9/10に4試合を行いました。B組は7大会連続出場を狙う韓国でしたが北朝鮮と1-1 の引き分けとなりました。試合は後半19分に韓国のキム・ナミル選手が北朝鮮のホン・ヨンジョ選手を倒しPK。これをホン・ヨンジョ選手が決めて先制します。韓国もその5分後にキ・ソンヨン選手がキム・ドゥヒョン選手からのパスを胸でトラップ右足のシュートが同点ゴールとなり試合を振り出しに戻しました。韓国は逆転を狙いソ・ドンヒョン選手、韓国復帰のイー・チョンス選手を投入しますが無得点。北朝鮮もチョン・テセ選手を中心として反撃を試みますがあと一歩で得点はなりません。試合はこのまま1-1で終了となりました。
オリンピック以降特に韓国国内では代表の腑甲斐無い戦いに批判が集まり人気も今一つとなっていますがこの試合も有利な試合展開を作るも場面もありましたが決定力不足。ワールドカップ予選での対北朝鮮戦は今回も引き分けとなり韓国の底力を見せつけるには至りませんでした。今後の成績如何では監督を含め風当たりも強くなりそうです。韓国は勝ち点1、北朝鮮は1勝1分けの勝ち点4としています。
B組のもう1試合のUAE対サウジアラビアは1- 2でサウジが勝利し1勝1分けです。日本の最大のライバルオーストラリアはアウェーでウズベキスタンと対戦しました。オーストラリアは前半26分にチッパーフィールドの先制ゴールを守りきって0-1の勝利で初戦を白星でスタートです。カタールはホームでバーレーンと対戦し1-1で引き分けました。こちらも1勝1分けとしています。>>>>>>>>ワールドカップアジア予選の詳細はこちら
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2008年9月号記事
親善試合 対ヨルダン戦を1-0で勝利
2010年南アフリカ・ワールドカップ・アジア地区最終予選が近付いてきました。9/10に上海で初戦となる北朝鮮との試合が行われます。これを前に壮行親善試合がソウルのワールドカップスタジアムで9/5に行われました。対戦相手は中東ヨルダンとの試合です。韓国は期待通りに前半5分にキムドゥヒョンのフリーキックからのボールをイーチョンヨンがゴールして先制しました。ところがこの後守備からカウンター狙いのヨルダンを崩すことが出来ず試合はそのまま1-0で勝利しました。格下ヨルダンとの試合でしたが予想外の苦戦にファンはやきもき、またこの日の観衆は1万6500人という少なさは代表へのファンの厳しい目や欧州組のスター選手不在で人気も今ひとつとなってしまいました。しかし強豪揃いのワールドカップ最終予選を確実に勝ち進めば人気も鰻登りとなることは間違いありません。
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2008年9月号記事
朴主永選手がモナコへ移籍
朴主永(パクチュヨン)選手のフランス1部リーグASモナコ入りが決定しました。移籍期限ぎりぎりでのオファーとなりモナコ入りしていたパクチュヨン選手でしたが移籍金200万ユーロ、年俸推定が40万ユーロ(約6000万円)の4年契約を行い背番号は10となりました。ASモナコはFWジェレミー・メネーズがASローマへ移籍、昨季加入の攻撃的MFネネもエスパニョールへ移籍し手薄となった攻撃陣のカバーが急務になっていました。とはいってもパクチュヨン選手も安穏とはしていられません。ポルトガルのベンフィカから1年間のレンタルで今季加入、最年少で米国代表となった実績をもつFWフレディアドゥーやフランスU21代表のセルジュギャクペ等の有力選手もおりそう容易いレギュラー争いではありません。それでも大きくアピールする素晴らしいプレーでフランスでの活躍を期待しています。
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2008年8月号記事
W杯アジア最終予選北朝鮮戦 韓国代表を選出
大韓サッカー協会は9月10日に上海で行われる2010年W杯アジア最終予選の北朝鮮戦に出場する韓国代表メンバー23選手を発表しました。今季欧州組の韓国への復帰が相次ぎましたがオランダフェイエノールトよりレンタル移籍中のイーチョンス選手が2007年アジアカップ以来となる代表へ復帰。そして欧州組ではキムドゥヒョン選手(ウェストブロム)、ゼニトのキムドンジン、イーホ両選手等が選出されました。マンチェスターユナイテッドのパクチソン選手、フルハムのソルギヒョン選手、ドルトムントへ移籍したばかりのイーヨンピョ選手は怪我や各選手の事情に配慮して召集されませんでした。韓国代表は9月1日に合宿を開始した後9月5日にヨルダンとの親善試合を行います。
GK:
キムヨンデ(光州)
キムヨングァン(蔚山)
チョンソンリョン(城南)
DF:
カンミンス(全北)
チョヨンヒョン(済州)
キムドンジン(ゼニト)
キムジンギュ(ソウル)
キムチゴン(ソウル)
キムチウ(ソウル)
チェヒョジン(浦項)
オボムソク(サマラ)
MF:
キムナミイル(神戸)
イーチョンヨン(ソウル)
キソンヨン(ソウル)
キムドゥヒョン(ウェストブロム)
キムジョンウ(城南)
イーホ(ゼニト)
イーチョンス(水原)
チェソングク(城南)
FW:
シンヨンロク(水原)
ソドンヒョン(水原)
イーグンホ(大邱)
チョジェジン(全北)
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2008年8月号記事
イーヨンピョ選手も移籍へ
イングランド・プレミアリーグのトッテナムで活躍していた韓国代表イーヨンピョ選手が移籍期限ぎりぎりとなる今週8/27にドイツブンデスリーガのドルトムントへ移籍したと代理人が明らかにしました。以前より移籍が噂されてきましたが今回契約期間は1年での移籍となるようです。今後正式な発表がされると思いますがイーヨンピョ選手は現在ドルトムントでの練習を開始、早ければ今週末の試合に出場する見込みのようです。
そのドルトムントは今季より前マインツ監督のクロップ氏が新監督に就任。開幕戦となった対レバークーゼンとのライバル対決では3-2でドルトムントが勝利してクロップ監督の初陣を飾りました。新しいチーム作りを模索するクロップ監督のもとレギュラーの獲得はもとよりドイツでのイーヨンピョ選手の活躍を大いに期待したいものです。
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2008年8月号記事
W杯アジア最終予選 北朝鮮対韓国は中立地上海で開催
ワールドカップアジア最終予選の組み合わせで韓国はB組となりイラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE=アラブ首長国連邦と同組になったのは既報の通りです。ご存知のように中東の強豪でワールドカップでも常連のイラン、サウジアラビア。これにワールドカップ出場経験もある北朝鮮とUAEも含めB組は非常に厳しい組となっています。そして9/10に行われるワールドカップアジア最終予選の第1戦となる北朝鮮対韓国戦が平壌での開催ではなく中立地の中国、上海で行われる事が決定しました。アジア3次予選での同カードと同様に北朝鮮側が韓国旗掲揚と国歌演奏を認めなかったためと思われます。このためFIFAが仲裁に入り北朝鮮の信頼も厚い中立地中国の上海での開催が決定したものです。
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2008年8月号記事
オリンピック 韓国代表はホンジュラスに勝利も敗退
既に1次リーグ敗退が決まっていた日本は別としてホスト国中国と韓国は最後の望みをかける最終戦でした。その中国はブラジルと対戦しました。ブラジルは前半18分にジエゴのゴールで先制し1-0で折り返すと、後半にはチアゴ・ネーヴィスが2ゴールの大活躍で3-0とし中国を圧倒。ブラジルは貫禄の3戦全勝で初優勝に向けて一直線です。そして中国は念願の1次リーグ突破は残念ながら出来ませんでした。そしてアジアの赤い虎。期待の韓国はホンジュラス戦に臨みました。試合は前半23分にキムドンジン選手のゴールで先制しこれが決勝点となりホンジュラスに勝ち初勝利をあげました。しかし念願の決勝トーナメントにはあと一歩及ばず敗退が決定しました。
最後まで両目開けることがなかったのは日本です。最終のオランダ戦でも1点が遠く初勝利はなりませんでした。強豪オランダはこの大会苦戦続きでなかなか思うようなプレーが出来ません。試合は前半を0−0で折り返した両チームでしたが後半に入ると勝利が決勝T進出の絶対条件のオランダは開始直後から猛攻を仕掛けます。しかし日本はこれを耐えて相手に得点を与えません。しかし後半28 分にペナルティーエリア内で本田圭選手がバベルとの競り合いでPKを取られ、これをシボンが冷静に中央に決めこれが決勝点になり1-0で日本は敗れました。内容は良くとも再三の得点機を逃しては強豪相手の試合では勝利を呼び込めません。
8/13 19:45 @TIANJIN ○Cote d'Ivoire 1-0 ●Australia
8/13 19:45 @BEIJING ○Argentina 2-0 ●Serbia
8/13 17:00 @SHENYANG ○オランダ1-0 ●日本
8/13 17:00 @BEIJING ○Nigeria 2-1 ●USA
8/13 19:45 @QINHUANGDAO ●China 0-3 ○Brazil
8/13 19:45 @SHANGHAI ●New Zealand 0-1 ○Belgium
8/13 17:00 @SHANGHAI ○韓国 1-0 ●ホンジュラス
8/13 17:00 @TIANJIN △Cameroon 0-0 △Italy
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2008年8月号記事
オリンピック 韓国イタリアに完敗
男子サッカーでは優勝候補イタリアとの対戦となったD組の韓国です。秦皇島オリンピックスポーツセンタースタジアムでの試合は前半15分にロッシのゴールでイタリアに先制されます。前半31分にもロッキのゴールで2-0。終了直前の後半45分にもモントリーボに決められ3-0の完敗となりました。イタリアは連勝でベスト 8進出です。予想されたものの厳しい結果となり韓国はこれで1敗1分勝ち点1。カメルーンがホンジュラスを1-0で下したため1 勝1分勝ち点4で韓国を上回り2位。韓国が3位です。しかし韓国は8/13の対ホンジュラスに勝利し、さらにイタリアがカメルーンに勝てば得失点差によっては8強入りの可能性が残っています。ホンジュラスは連敗で予選敗退です。
そして日本代表はナイジェリア代表との対戦。初戦米国戦での敗戦を受け日本は3選手を変更して臨んだ第2戦、FW李忠成選手をトップに置き、細貝萌選手がボランチ、安田理大選手が左サイドバックでの布陣。前半はスローペースのナイジェリアへ攻め込む場面もあきましたが何度か決定機を作られ無得点ながらペースを握られて終了した日本です。しかしナイジェリアは後半13分にFWオビンナが強烈なシュートで先制。29分にもアニチェベに追加点を奪われ2-0となります。日本は豊田陽平選手、岡崎慎司選手、梶山陽平選手を投入します。そして後半34分に谷口博之選手からのスルーパスを豊田陽平選手がゴール左隅に決め1点を返しますが反撃もここまで。2-1でナイジェリアに敗れ最終戦を待たずに1次リーグ敗退が決定しました。
8/10 17:00@ SHANGHAI ○Argentina 1-0 ●Australia
8/10 19:45 @SHANGHAI ●Serbia 2-4 ○Cote d'Ivoire
8/10 17:00 @TIANJIN ○ナイジェリア 2-1 ●日本
8/10 19:45 @TIANJIN △USA 2-2 △Netherlands
8/10 17:00 @SHENYANG ●New Zealand 0-5 ○Brazil
8/10 19:45 @SHENYANG ○Belgium 2-0 ●China
8/10 17:00 @QINHUANGDAO ○Cameroon 1-0 ●Honduras
8/10 19:45 @QINHUANGDAO ○イタリア 3-0 ●韓国
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2008年8月号記事
オリンピックサッカー韓国代表は引き分けスタート
オリンピックサッカーは開会式を前に開幕。8/7には各地で1次リーグが開始されました。韓国は秦皇島オリンピックスポーツセンターでカメルーンと対戦しました。前半は両チーム無得点でしたが後半パクチュヨン選手のゴールで韓国が先制します。しかしカメルーンもマンジェックのゴールで同点としこのまま試合は終了、1-1の引き分けでのスタートとなりました。
より強豪揃いのB組の日本は苦しいスタートを切りました。天津で第1戦を米国代表と戦い1-0で敗れました。好機を作りますが得点に結びつきません。逆に少ないチャンスを生かしたのは米国でした。後半開始早々にホルデンのゴールが生まれ先制点となりました。日本は李、豊田、岡崎の各選手を投入して同点を狙いますが疲れた米国を追いつめることは出来ずそのまま1-0で初戦を落としました。そして地元中国はニュージーランドと対戦。後半8分にブロツキーのゴールで先制されますが後半43分にドン・ファンジュオ選手のゴールで同点とし勝ち点1をゲットしました。
8/07 17:00 @SHANGHAI △オーストラリア 1-1 △セルビア
8/07 19:45 @SHANGHAI ●コートジボアール 1-2 ○アルゼンチン
8/07 17:00@ TIANJIN ●日本 0-1 ○米国
8/07 19:45@ TIANJIN △オランダ 0-0 △ナイジェリア
8/07 17:00 @SHENYANG ○ブラジル 1-0 ●ベルギー
8/07 19:45 @SHENYANG △中国 1-1 △ニュージーランド
8/07 17:00 @QINHUANGDAO ●ホンジュラス 0-3 ○イタリア
8/07 19:45 @QINHUANGDAO △韓国 1-1△カメルーン
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2008年8月号記事
韓日オールスター戦はKリーグに軍配
韓日のプロリーグ選抜が対戦する初めてのオールスター戦、JOMOカップは8/2に東京国立競技場で行われました。Jリーグは試合開始から積極的な攻撃で試合を有利に進めましたが得点はならず。逆にKリーグは前半37分に城南一和に所属する崔成国選手がゴールし先制。後半に入り直ぐにJリーグは山瀬功選手がPKを得ますがこれを失敗。Kリーグは後半12分に水原に所属するエドゥーがPKを決めて2-0。15分に再びエドゥー選手がゴールし3-0としました。一矢を報いたいJリーグは後半22分に闘莉王選手がセットプレーから右足で得点したものの3-1でKリーグ選抜が快勝で初めての韓日オールスター戦を制しました。第二回目となる来年は韓国で実施されます。尚この大会での最優秀選手賞は崔成国選手、敢闘賞は闘莉王選手が受賞しました。
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2008年7月号記事
イードングッ選手もKリーグへ復帰
イングランド、プレミアリーグのミドルズブラに所属する李東国(イードングッ)選手はクラブから契約の更新はされず6/30に契約は満了となりました。これに伴いその他の欧州リーグや日本のJリーグへの移籍を模索していましたが最終的には韓国Kリーグ城南一和への移籍で合意し正式に発表されました。契約は1年5カ月でオプションを含めた年俸は10億ウォン(約1億円)の見通しです。マンチェスターユナイテッドで活躍するパクチソン選手、トッテナムのイーヨンピョ選手、フルハムのソルギヒョン選手に続く4人目の韓国人プレミアリーガーとなった李東国選手でしたがイングランドでの思い通りのプレーは叶いませんでした。
これに加え李東国選手等数名は2007年アジアカップのバーレーン戦で敗退した翌日2007年7 月16日に宿泊先を無断で脱け出しいわゆる女性の接待を伴う高級バーで明け方近くまで飲酒した事が発覚。大韓サッカー協会は1年間の代表活動停止の処分を下し2008年11月1日までの一切の国際大会には出場出来なくなっています。また協会主催による国内、国際試合にも2年間の出場停止が科せられています。もちろんKリーグでのプレーには支障はなく一からの出直しとなる国内リーグでの活躍を期待します。
2009年1月追記
城南一和へ移籍した李東国選手でしたが2009年1月にKリーグ全北現代との2年契約で合意し再び移籍しました。2007年に英プレミアリーグのミドルスブラに移籍後しましたが2008年に城南一和に移籍。城南では13試合に出場し2得点を挙げていました。
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2008年7月号記事
イーチョンス選手Kリーグへ復帰
オランダ・エルディビジ フェイエノールトへ移籍していたイーチョンス選手ですが今季よりの監督の交代と怪我の影響で退団の可能性が濃厚となったいました。そして水原サムスンへレンタル移籍することで合意しイーチョンス選手のKリーグへの復帰が決定です。契約期間は1年で50万ユーロ(約8500万円)で合意に達したものです。今年5月に足首の手術を行い現在リハビリに励んでいるイー選手ですが移籍以来怪我の影響もあって出場機会も限られ活躍するまでには至りませんでした。欧州リーグでのプレーを望んでいたイーチョンス選手でしたが志半ばでの韓国復帰となりました。
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2008年7月号記事
北京オリンピック韓国代表を発表
大韓サッカー協会は7/21に北京オリンピック代表18人を発表しました。パク・ソンファ監督が京畿道・坡州のサッカー代表トレーニングセンターで記者会見を行い最終登録メンバー18人と予備登録メンバー4人を発表したものです。選出されたのはワールドカップドイツ大会にも出場し、攻撃の要をまかせるのがFW朴主永(パクチュヨン)選手です。守りの要はゴールキーパーのチョン・ソンリョン選手。オーバーエージ枠では元韓国代表監督のディックアドフォカート監督率いるゼニトで活躍する金東進(キムドンジン)選手と元Jリーグ名古屋で城南の金正友選手(キムジョンウ)の2人が選ばれました。韓国は7/27にコートジボアール、7/31に豪州との親善試合を行い1次リーグでのカメルーン、イタリア、ホンジュラスとの対戦に向けて準備をします。
代表発表を前に行われた7/16の親善試合では韓国オリンピック代表候補が安山のワースタジアムでガテマラと親善試合を行いました。キムグンファン、イーグンホが連続ゴールを決めて2-1の逆転勝利を収めました。日本同様課題は得点力不足。それでも得意の積極性で逆転したのは流石です。しかしチャンスを生かしきれない場面も多くありオリンピック本番では強豪相手に少ない好機をものにしないと命取りとなるかもしれません。週末の親善試合コートジボアール戦に注目します。
2008年北京オリンピック韓国代表最終メンバー
GK
チョン・ソンリョン(城南)
ソン・ユゴル(仁川)
DF
カン・ミンス(全北)
キム・ジンギュ(ソウル)
キム・グンファン(慶煕大)
キム・ドンジン(ゼニト)
キム・チャンス(釜山)
シン・グァンフン(全北)
MF
ペク・チフン(水原)
オ・ジャンウン(蔚山)
キ・ソンヨン(ソウル)
キム・ジョンウ(城南)
イ・チョンヨン(ソウル)
キム・スンヨン(光州)
チョ・ヨンチョル(横浜)
FW
パク・チュヨン(ソウル)
イ・グンホ(大邱)
シン・ヨンロク(水原)
予備選手
GK:ヤン・ドンウォン(大田)
DF:キム・チウ(全南)
DF:イ・ヨハン(全北)
FW:ソ・ドンヒョン(水原)
*敬称略
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2008年7月号記事
イーチョンス選手の移籍の行方
オランダエルディビジ・フェイエノールトへ移籍していたイーチョンス選手ですが今季よりの監督の交代と怪我の影響で退団の可能性が高くなっているようです。今年5月に足首の手術を行い現在リハビリに励んでいるイー選手ですが移籍以来怪我の影響もあって出場機会も限られ活躍するまでには至りませんでした。今後は韓国Kリーグへの移籍を優先して交渉が行われると報道されています。才能がありながらなかなか活躍の場が得られないイー選手ですが何とか他の欧州リーグ等でのプレーを模索して欲しいと願っています。
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2008年7月号記事
日韓オールスター戦JOMOカップ2008
今年から行われる韓国と日本のプロリーグ選抜が対戦するオールスター戦JOMOカップがいよいよ8月2日に迫ってきました。初めてとなる今回は日本での開催となり会場は東京国立競技場となります。この日韓オールスター戦の出場選手18人が発表されました。Kリーグ選抜チーム「K-ALLSTARS」監督はKリーグ公式ホームページ上で行われたファン投票により水原三星ブルーウィングスの車範根(チャボングン)監督を選出しています。対するJリーグ選抜チーム「J-ALLSTARS」監督は2007Jリーグチャンピオン、鹿島アントラーズのオズワルド オリヴェイラ監督です。
そしてKリーグ選抜はベテランGKで元韓国代表のイーウンジェ選手(水原)、天才ストライカーの誉れ高いチョンジョグッ選手(FCソウル)、2006ドイツワールドカップ代表で今後の韓国を担うMFチョウォンヒ選手(水原)等が選出されました。JリーグはMF小笠原選手(鹿島)、DF闘莉王選手(浦和)、DF中沢選手(横浜M)、MF中村選手(川崎)、MF金崎選手(大分)韓国代表の金南一選手(神戸)等を選出しています。
J-リーグオールスター |
K-リーグオールスター |
GK
楢崎 正剛(名古屋グランパス)
都築 龍太(浦和レッズ) |
GK
イーウンジェ(水原三星ブルーウィングス)
キム ヨングァン(蔚山現代ホランイ) |
DF
中澤 佑二(横浜 F・マリノス)
岩政 大樹(鹿島アントラーズ)
田中 マルクス闘莉王(浦和レッズ)
新井場 徹(鹿島アントラーズ)
阿部 勇樹(浦和レッズ) |
DF
キム ヒョンイル(大田シチズン)
キム チゴン(FC ソウル)
イージョンス(水原三星ブルーウィングス)
|
MF
今野 泰幸(FC東京)
金 南一(ヴィッセル神戸)
小笠原 満男(鹿島アントラーズ)
山瀬 功治( 横浜 F・マリノス)
二川 孝広(ガンバ大阪)
中村 憲剛(川崎フロンターレ)
駒野 友一(ジュビロ磐田)
金崎 夢生(大分トリニータ) |
MF
チェ ヒョジン(浦項スティーラース)
キム チウ(全南ドラゴンズ)
チョ ウォンヒ(水原三星ブルーウィングス)
チェ ソングッ(城南一和天馬)
チョン ギョンホ(全北現代モータース)
コ ミョンジン(FC ソウル)
パク ウォンジェ(浦項スティーラース) |
FW
ヨンセン(名古屋グランパス)
鄭 大世( 川崎フロンターレ)
バレー(ガンバ大阪) |
FW
チョン ジョグッ (FC ソウル)
チャン ナムソク(大邱FC)
モタ(城南一和天馬)
キム ジンヨン(慶南FC)
ラドンチッチ(仁川ユナイテッドFC) |
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2008年7月号記事
初の韓国人のチェコリーグプレーヤー
欧州リーグでの韓国人プレーヤーが多くなってきた近年ではありますがFCソウルのFWペ・ヘミン選手が韓国人プレーヤーとしては初のチェコリーグへの移籍が決定しました。これはFCソウルがチェコ1部リーグのビクトリア・ジズコフにFWペ・ヘミン選手をレンタル契約で移籍させることに合意したものです。ビクトリア・ジズコフは2003年シーズンに降格、昨季1部へ再昇格したプラハに本拠を置くクラブで16チーム中で10位の成績を残しています。
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2008年6月号記事
W杯アジア最終予選 韓国は死の組B組に入る
アジアサッカー連盟は2010年ワールドカップアジア最終予選の組み合わせ抽選を6月27日にクアラルンプールで行いました。シード順は2006年W杯の成績に基づき第1シードはオーストラリア、第2シード韓国、第3シードはイラン。そして日本とサウジアラビアは1分け2敗得失点差5と優劣がつかないためくじで第4-5シードを決める事となり本抽選前の第4シードを決める予備抽選で、サウジアラビアに勝ち日本が選出されました。
そして韓国はB組となりイラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE=アラブ首長国連邦と同じ組なりました。中東の強豪イラン、サウジアラビアと同組となり韓国にとっては最も注意しなければいけない相手との対戦となってしまいました。これに加え北朝鮮、UAEも含めB組に入った全てのチームはワールドカップの出場経験があるという非常に厳しい組み合せとなっています。
また日本はA組となりアジア最大のライバルの一つオーストラリア、バーレーン、ウズベキスタン、カタールが入ります。韓国が死の組になる一方日本はこれを回避出来ました。しかし日本にとっても強豪オーストラリア、3次予選でも苦戦を強いられたバーレーン、近年めきめきと力をつけ3次予選でもその力を見せたウズベキスタン、カタールと侮れる相手は一つもありません。又唯一の東アジアのチームのためアウェー戦での移動距離が長くなるというハンディもあります。それでも勝つことのみを念頭にこの長丁場を何とか凌いでもらいたいものです。
A組、B組のいずれにしてもそう容易くワールドカップへの道が開けているわけではありません。韓国、日本共にこの厳しい戦いを勝ち抜いて2010年ワールドカップへ揃って進出出来るように願っています。
その最終予選は2008年9月6日から2009年6月17日までの日程で行われます。2組5チームずつに分かれてホームアンドアウェー方式の総当たりでのリーグ戦を行い各組上位2チームがワールドカップ2010年南アフリカ大会への出場権を獲得します。各組3位同士による5位決定戦を行いこの勝者は2009年11月14、21日にオセアニア代表との大陸間プレーオフに臨みます。
2010年ワールドカップアジア最終予選組み合わせ
A組 |
B組 |
オーストラリア(FIFA RANK 35位) |
韓国(FIFA RANK 45位) |
日本(FIFA RANK 38位) |
イラン(FIFA RANK 48位) |
バーレーン(FIFA RANK 72位) |
サウジアラビア(FIFA RANK 54位) |
ウズベキスタン(FIFA RANK 58位) |
北朝鮮(FIFA RANK 118位) |
カタール(FIFA RANK 83位) |
UAE(FIFA RANK 95位) |
ワールドカップ3次予選での成績
1組 オーストラリア(10)、カタール(10)
2組 日本(13)、バーレーン(11)
3組 韓国(12)、北朝鮮(12)
4組 サウジアラビア(15)、ウズベキスタン(15)
5組 イラン(12)、UAE(8)
()内は勝ち点数
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2008年6月号記事
W杯アジア3次予選 ホームで北朝鮮との試合を引き分け
6/21にソウルワールドカップ競技場でW杯アジア第3次予選3組の最終戦、対北朝鮮戦が行われました。試合は韓国が終止支配する試合となりましたがFWコ・ギグ選手、アンジョンファン選手、イーチョンヨン選手らがゴールを割ることが出来ず0-0で引き分けました。これで韓国は3勝3分け勝ち点12で3組首位となりました。得失点差で北朝鮮は韓国に3及ばず2位となりました。
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2008年6月号記事
W杯アジア3次予選 トルクメニスタン戦勝利で最終予選進出
3次予選が6/14にトルクメニスタンのアシハバードなどで行われました。7大会連続でW杯の行きを目指す韓国代表はトルクメニスタンと対戦し3-1で快勝し最終予選進出を決めました。古傷に水が溜まったパクチソン選手に代わりキム・ドゥヒョン選手が出場し大活躍、前半12分、後半35分、そして試合終了直前にPKからのゴールを決めハットトリックを達成しました。又この日同組の北朝鮮はヨルダンと対戦。北朝鮮はヨルダンを2−0で下し韓国とともに最終予選進出を決めました。
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2008年6月号記事
W杯アジア3次予選 アウェーでのヨルダン戦に勝利
2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選3組の韓国は6/7にヨルダンのアンマンでのヨルダンを行いました。先日のソウルでのホーム試合ではまさかの引き分けに持ち込まれた相手だけに油断のならない試合となりました。しかし韓国は前半にパク・チュヨン選手がPKを決め先制します。この1点を最後まで守りきった韓国は1対0でヨルダンを下し勝ち点3をゲットしました。これで韓国は2勝2敗の勝ち点8で北朝鮮と並びました。韓国は得失点差で北朝鮮を上回っており現在3組の首位を守っています。韓国はこの勝利でぐっと最終予選への切符が近付き6/14の対トルクメニスタン戦、6/22のソウルでの対北朝鮮との試合を残すもののほぼ2位以内を濃厚としています。
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2008年6月号記事
W杯アジア3次予選 韓国まさかの引き分け
ワールドカップ2010年南アフリカ大会のアジア3次予選で3組の韓国は5/31にソウルで対ヨルダン戦を行いました。しかし2点をリードしてからのヨルダンの反撃を受け結局2-2で引き分けました。試合は38分にパク・チソン選手のセットプレーからのゴールで先制。47分にもパクチュヨン選手がPKを決めて韓国が2点をリードします。ところが先制点を奪われたヨルダンはラインを下げカウンター狙いで引き分けを狙います。そして生まれたのが72分、79分にハッサン・アブデル・ファターの2得点です。疲れが見えた韓国に対し起死回生のゴールで引き分けとなった試合でした。韓国は勝ち点を確信した試合で引き分け、このショックをひきずってのアウェー戦とならないようにしたいものです。守備での破たんがないように次戦6/07のアンマンでのヨルダン戦ではぜひとも勝ちにこだわった戦いを期待します。
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2008年5月号記事
W杯3次予選対ヨルダン戦での代表を発表
大韓サッカー協会は5/20にW杯アジア3次予選5/31に行われる対ヨルダン戦での韓国代表25人を発表しました。欧州チャンピオンズリーグ決勝に進出したものの残念ながら出場機会がなかったマンチェスターユナイテッド所属のパクチソン選手をはじめイーヨンピョ選手(トッテナム)、ソル・ギヒョン選手(フルハム)、金南一選手(神戸)、キム・ドンジン選手(ゼニト)、オ・ボムソク選手(サマラ)、キム・ドゥヒョン選手(ウェスト・ブロム)ら海外組7名も招集されました。代表引退説や現役引退説も流れた安貞桓選手も1年9カ月ぶりに代表復帰を果たし韓国のワールドカップ進出へ向けベテランの経験を存分に発揮してもらいたいものです。尚フェイエノールトのイーチョンス選手は怪我のため、チョジェジン選手は調整不足のため代表から外れています。
ワールドカップアジア3次予選ヨルダン戦代表メンバー
GK
キム・ヨンデ(光州)
キム・ヨングァン(蔚山)
チョン・ソンリョン(城南)
DF
クァク・フィジュ(水原)
イージョンス(水原)
カン・ミンス(全北)
チョ・ヨンヒョン(済州)
チョ・ビョングク(城南)
キム・ドンジン(ゼニト)
MF
チョ・ウォニ(水原)
オ・ジャンウン(蔚山)
キム・ナムイル(ヴィッセル神戸)
イーチョンヨン(ソウル)
キム・ドゥヒョン(ウェスト・ブロムウィッチ)
キム・ジョンウ(城南)
イーヨンピョ(トッテナム)
キム・チウ(全南)
オ・ボムソク(サマラ)
チェ・ヒョジン(浦項)
FW
パク・ジュヨン(ソウル)
パク・チソン(マンチェスターユナイテッド)
チョ・ドンゴン(城南)
アン・ジョンファン(釜山)
コ・ギグ(全南)
ソル・ギヒョン(フルハム)
*敬称略
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2008年5月号記事
ミドルズブラがイードングック選手を放出
イングランドプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドに所属するパクチソン選手は今季怪我から回復。シーズン途中にやっと実践への参加となりました。苦しんだ時期もありましたがシーズン終盤にはファーガソン監督の信頼も獲得しチームはプレミアリーグの連覇を達成。欧州チャンピオンズリーグでも決勝進出を果たしました。アジア人初となる決勝への出場も確実視されています。今季2冠目となるビッグタイトルをぜひとも獲得して欲しいと願っています。
これとは別にプレミアリーグのミドルズブラはシーズンが終了した後の5/13に李東国選手を放出すると発表しました。昨季途中からプレミアリーグへの移籍を果たしたイー選手でしたがリザーブリーグへ行ったり来たりでなかなかプレミアでの活躍の場を手中に納めることが出来ませんでした。現在日本、ドイツのクラブからのオファーがあり今後そのいずれかの国でもプレーとなりそうです。
そして今季2部リーグに相当するチャンピオンシップのウェストブロムウィッチで活躍したのがキムドゥヒョン選手です。日本の稲本選手もかって所属したウェストブロムは今季の優勝を決めプレミアリーグへの昇格を決めました。所属するキムドゥヒョン選手は韓国5人目のプレミアリーガーになることになった訳です。
優勝したウェストブロム、2位のストークシティのプレミア昇格は既に決定。現在3位から6位までのクラブによるプレーオフが行われており最終の1枠を巡って熾烈な戦いが繰り広げられています。
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2008年5月号記事
W杯3次予選で北朝鮮が第三国での開催希望
2010年ワールドカップアジア3次予選での南北対決で北朝鮮はソウルで予定の試合を第3国で開催するようにアジアサッカー連盟へ主張しているようです。北朝鮮サッカー協会のソン・グァンホ副委員長がAFC事務局を訪れハマム会長と面談。6月22日にお紺割れる予定のソウルでのアジア3次予選韓国対北朝鮮戦戦での第3国開催を主張したようです。
先に行われた平壌で開催予定だったアジア3次予選では国旗掲揚と国歌の演奏を北朝鮮が拒否したためFIFAは平壌ではなく上海での開催を勧告しこれが行われました。今回の北朝鮮の主張は先の自国でのホーム試合を上海で開催したのでソウルでの試合も第3国で開催すべきであるとの論法のようです。AFC、FIFAともにこれを認めない方針のようですが今後の動向に注目です。
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2008年5月号記事
Kリーグ15番目のクラブが誕生
韓国プロサッカーリーグ=Kリーグに15番目のクラブが誕生しました。韓国プロサッカー連盟は4/28に江原道等地方自治体を中心として結成された江原道民プロサッカークラブの設立を承認しました。来シーズンからリーグに参加し正式の発足は2008年12月に行われる予定です。江原道民プロサッカークラブは正式加盟に必要な40億ウォンを既に支払っており今後積極的にスタッフや選手の確保を行っていく予定です。またクラブの正式名称は公募で決め本拠地は春川を予定しています。
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2008年4月号記事
北京オリンピック男子サッカー韓国代表OA枠でパクチソン選手を指名
北京オリンピック男子サッカー韓国代表の朴成華監督はオーバーエージ(OA)枠でプレミアリーグで活躍するマンチェスターユナイテッドのパクチソン選手を招集する意向を明らかにしました。ご存知のようにオリンピック男子サッカーではオリンピック本大会時点での23歳以下の選手のみが出場資格を持ち、これとは別にオーバーエージ(OA)枠で3人までの出場が認められています。このうちの1人をMFパクチソン選手とすることで中盤を強化し得点能力を上げていく方針のようです。日本代表はこのOA枠を使用するか現在未定です。
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2008年4月号記事
北京オリンピック男子サッカー韓日代表の組み合わせ確定
北京オリンピック男子1次リーグ組み合わせ抽選が4/20に北京のリージェントホテルで行われました。男子サッカーは合計16か国が4組に分かれ予選を行った後各組上位2チームのベスト8がトーナメントで優勝を争います。先ず韓国はD組となりアフリカの強豪カメルーン、優勝候補の一角イタリア。そして南米ホンジュラスとなかなか手強い相手が揃いました。それでも北京オリンピック代表の朴成華(パクソンファ)監督は日本に比べればまだ良い方との認識を示し新ためて上位入賞を誓いました。
そしてその日本はB組となりました。この世代では最強との噂の優勝候補オランダ、アフリカの強豪で身体能力に優れたナイジェリア、そして北米の強敵アメリカと本当に厳しい組へと入りました。いかなるチームであって非常に厳しい戦いを迫られそうです。北京オリンピック代表の反町監督も同様に厳しいとの認識を示しながらも何とかベスト8へ残れるように全力を尽くすと表明しました。またホスト国の中国はブラジル、ベルギー、ニュージーランドと同じC組に入りました。こちらもなかなか強豪の揃う組でいずれの組に入っても結局は楽な組はないという事でしょうか。
各組の組み合わせ
A組 コートジボワール、アルゼンチン、オーストラリア、セルビア
B組 オランダ、ナイジェリア、米国、日本
C組 中国、ニュージーランド、ブラジル、ベルギー
D組 韓国、カメルーン、ホンジュラス、イタリア
韓日代表の日程
8月07日(木)19:45 韓国 vs カメルーン(@秦皇島オリンピックスポーツセンター)
8月10日(日)19:45 韓国 vs イタリア(@秦皇島オリンピックスポーツセンター)
8月13日(水)17:00 韓国 vs ホンジュラス (@上海体育場)
8月07日(木)17:00 日本 vs アメリカ(@天津オリンピックスポーツセンター)
8月10日(日)17:00 ナイジェリア vs 日本 (@天津オリンピックスポーツセンター)
8月13日(水)17:00 オランダ vs 日本(@瀋陽オリンピックスポーツセンター)
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2008年3月号記事
アジアサッカーの展望
W杯アジア予選で次々と番狂わせの結果が起きた3月26日の第2戦でした。ご存じのように2組の日本はバーレーンに痛恨の敗戦。川淵会長は「走らないと勝てるわけがない」と選手へゲキを飛ばしました。そして1組ではアジアカップの覇者イラクがカタールに2-0の完敗。豪州もアウェーながら中国とスコアレスドローを演じました。最も衝撃が大きかったのは4組のサウジアラビアです。ウズベキスタンに3-0のまさかの完敗で今後に大きな不安を残しました。韓国、イラン、サウジ、日本といったかっての常勝国もアジアサッカーの底上げで決して楽に勝てる試合はなくなりました。韓国も上海での北朝鮮を無得点の引き分けとし海外組の召集優先ではなく国内組の重用を再考すべきとの声も上がっています。逆に日本では国内組の限界論が噴出。結局は勝利以外に批判を抑える手立てはないということでしょうか。
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2008年3月号記事
2010年W杯アジア3次予選組 上海で南北対決も分ける
2010年W杯アジア3次予選3組で韓国代表は上海で北朝鮮と対戦しました。韓国は絶対に負けられない試合で海外組を積極的に召集してこの試合に臨みました。この試合には3万人余りの観衆が詰めかけ南北対決に相応しい応援となりました。試合はまず韓国ペースで始まりました。イーヨンピョ選手があげたボールをチョジェジン選手がシュートするもゴールなりませんでしたが積極的な展開に北朝鮮は守備を固めました。しかし韓国はパクチソン選手ら海外組も移動の疲労や代表での調整の時間が少なかったこともあり切れが今ひとつありませんでした。北朝鮮もムンイングッ選手、チョンテセ選手やホンヨンジョ選手の攻撃で得点を狙いますがゴールは割れませんでした。結局試合は0-0のまま終了大きな盛り上がりには欠ける内容となりましたが両チームにとっては無難な結果となりました。
この結果韓国は1勝1分けの勝ち点4、北朝鮮も1勝1分けの勝ち点4で並びましたが得失点差で韓国が上回り首位。2位が北朝鮮。1勝1敗勝ち点3のヨルダンが3位、連敗のトルクメニスタンが最下位です。
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2008年3月号記事
2010年W杯アジア最終予選組み合わせ抽選
アジアサッカー連盟は2010年ワールドカップアジア最終予選の組み合わせ抽選を6月27日にクアラルンプールで行う事を決定し発表しました。シード順は2006年W杯の成績に基づき第1シードはオーストラリア、第2シード韓国、第3シードはイラン。そして日本とサウジアラビアは1分け2敗得失点差5と優劣がつかないためくじで第4-5シードを決める事となりました。いずれかの国が3次予選で敗退した場合は下から繰り上げとなります。最終予選は9月から2009年6月までホームアンドアウェー方式で行われ5か国づつの2組に分かれての戦いです。各組2位までが2010年南アフリカワールドカップの出場権を獲得することが出来ます。各組3位同士で再度試合が行われこれに勝った国がオセアニアとのプレーオフに進みます。
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2008年3月号記事
W杯アジア予選 対北朝鮮戦で欧州組を召集
大韓サッカー協会は3/26に上海で行われるW杯アジア3次予選、対北朝鮮戦にプレミアリーグでプレーする3人の選手を召集すると発表しました。先ずマンチェスターユナイテッドのパクチソン選手、トッテナムのイーヨンピョ選手、そしてフルハムのソルギヒョン選手です。接戦が予想される対北朝鮮との予選を欧州組の積極的な起用で先手を取りたい韓国代表です。試合は中国、上海にある虹口スタジアムで行われます。この虹口スタジアムは中国スーパーリーグ上海申花のホームスタジアムで4万5000人の収容能力を持っています。
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2008年3月号記事
W杯アジア3次予選 北朝鮮対韓国戦は上海で開催決定
国旗の掲揚や国家の斉唱で意見が対立し開催が危ぶまれていた北朝鮮対韓国の試合ですが、両国間で合意に至らなかったため仲裁を依頼されたFIFAは3/7に3次予選3組の3/26の試合を平壌から中立国として中国の上海で開催することを提案し合意したため上海での開催が決定しました。これで正式に開催は平壌から上海へ変更となり開催されます。
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2008年3月号記事
LAギャラクシーソウルで親善試合
モトローラがスポンサーとなり行われたモトローラカップでデビッド・ベッカム選手が所属するLAギャラクシーとFCソウルが対戦しました。3月1日16時半にワールドカップ競技場でキックオフとなった試合では前半20分ベッカムのフリーキックをゴードンがゴールしギャラクシーが先制しました。しかしFCソウルも前半30分にチョン・ジョグック選手がペナルティーキックを決め同点。後半は両チームとも好機を逃がしPK戦となりこれを2-1で制したFCソウルが勝利しました。
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2008年2月号記事
東アジア選手権 韓国対日本は引き分けで韓国優勝
韓国と日本の事実上の決勝戦となった最終戦が行われました。韓国は前半15分にヨムギフン選手のゴールで先制します。日本も再三の反撃で惜しいシュートを放ちますが1-0のまま前半は終了。後半に入り日本は23分に山瀬功治選手のミドルシュートが決まり1-1の同点。その後もお互いせめぎあいましたが結局追加点をあげられず1-1で同点。優勝の可能性のあった北朝鮮が中国に敗れたため韓国が優勝を飾りました。この大会いずれの国も大きな目標であるワールドカップの出場権を得るための予選突破のための大会と位置づけていますが韓日共に3次、最終予選突破を目指して戦いは続きます。
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2008年2月号記事
東アジア選手権 韓国対北朝鮮
2/17に中国重慶オリンピックセンターで開幕した東アジア選手権です。地元中国を下した韓国の第2戦は日本を苦しめ引き分けとした北朝鮮との試合です。この試合はこの大会だけでなく3月26日に行われる重要なワールドカップアジア3次予選の前哨戦でもあり注目を集めました。韓国は先発5人を入れ替え北朝鮮のFWチョンテセ選手を警戒しました。韓国は前半20分にヨムギフン選手がフリーキックからのシュートを決めて先制しました。又韓国ディフェンス陣はチョンテセ選手を激しくマークして得点機会を許しません。後半に入り北朝鮮のパクチョルジン選手が審判に執拗に抗議をしたためレッドカードで退場処分、10人でのプレーとなりました。これで優位に立つと思われた韓国でしたが守備を固めカウンター攻撃を仕掛ける北朝鮮は後半27分にロングパスをチョンテセ選手が決め同点としました。この後猛攻の韓国でしたが北朝鮮守備陣にゴールを死守されこのまま1-1の引き分けです。韓国はこれで勝ち点4、北朝鮮は2としました。2/23が最終戦となり韓国は日本と対戦。この試合でいずれかが勝利した場合にはそのチームが優勝です。しかし北朝鮮も優勝の可能性を残しています。
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2008年2月号記事
韓日オールスターゲーム
Jリーグは東西対抗などの形式で行われてきたオールスター戦を韓日のプロリーグ選抜による大会に変更して実施することを発表しました。8月2日に日本で開催され2年間の開催で合意。2回目となる来年の大会は韓国で行われる予定です。Kリーグオールスターは8/15に毎年開催。Jリーグオールスター戦は 1993年から行われていますが近年は人気の低下もあり今回の開催となった模様です。
追記(3/25)
韓国、そして日本のオールスターが出場する韓日オールスター戦第一回の今年は東京で開催されます。Kリーグ、Jリーグの所属選手から選抜された選手でチームが構成され外国人選手枠は3人となります。45分ハーフの90分で戦われ延長はありません。優勝チームにはトロフィー、MVPには賞金100万円と副賞が贈られます。負けたチームから敢闘賞というような形でこの日素晴らしいプレーをした選手にも賞金50万円が贈られるようです。
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2008年2月号記事
東アジア選手権 中国対韓国
2月17日に中国重慶のオリンピックセンターで2008年東アジア選手権が3.5万人の観衆を集めて開幕しました。開幕戦となったのは地元中国対韓国の試合。ホジョンム新監督率いる韓国は前半43分にパクチュヨン選手のゴールで先制し1-0で折り返しました。しかし中国は後半に入り周海濱、劉健が立て続けにゴールを決め2-1で逆転します。地元中国は韓国戦の初勝利を目指して凄まじい応援となりましたが韓国は後半20分にパクチュヨン選手のこの日2点目のゴールで同点とします。後半ロスタイムにはクァクテヒ選手がゴールを決め再び逆転中国を3-2で下しました。これで韓国は中国戦を16勝無敗とし絶対的な自信を示しています。韓国は次戦の対北朝鮮戦を2月20日に行います。
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2008年2月号記事
韓国代表がW杯アジア予選対トルクメニスタン戦を快勝
日本はタイとの初戦を4-1で快勝しました。そして韓国も2/6にソウルワールドカップ競技場でトルクメニスタンとの初戦を行いました。先日のチリ戦での敗戦で危機感を持つファンもいましたが試合が始まるとその不安は一掃されました。許丁茂(ホジョンム)新監督の公式戦デビューは前半44分コーナーキックからのボールを英国フルハムに所属するソルギヒョン選手がアシストしクァク・テフィ選手がヘディング決めて先制しました。そして後半に入り12分又もソルギヒョン選手が今度は自身が直接ゴールを決め2点目。その後もパクチソン選手、この日2点目となるゴールをソルギヒョン選手が決めて4-0でトルクメニスタンに快勝しました。同組のヨルダン対北朝鮮戦がアンマンで行われホンヨンジョ選手がPKを決めこれを死守した北朝鮮が白星スタートです。韓国の次戦は予選3組での最大のライバル同士となる北朝鮮と3/26にピョンヤンで行います。
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2008年2月号記事
韓国人プレーヤーの欧州移籍
J1清水に所属した韓国代表チョジェジン選手がKリーグの城南一和への移籍が取り沙汰されています。チョ選手は1月の欧州移籍市場の解禁とともに欧州移籍を目指していました。韓国人プレーヤーの評価の高いプレミアリーグでもニューカッスルが移籍に意欲的でしたが残念ながらアラーダイス前監督が獲得を強く望んでいたものの契約成立直前に解任され話がご破算となったようです。その後もフルハム等と交渉したもののいずれも不調に終わっていました。既に1/31で移籍期限が終わったため急きょKリーグへの復帰となったわけです。アジアでも有数のクラブ、城南一和への移籍が決まれば再度出直しとなります。しかしその実力からすれば早期の欧州移籍も夢ではありません。
その城南一和から一足先に欧州移籍を決めたのがキム・ドゥヒョン選手です。イングランド2部チャンピオンシップのウェストブロミッジへの移籍が決まりました。日本の稲本選手が一時期在籍したことでも有名なクラブです。常に労働許可証が懸案事項となる英国への移籍ですが今回のキム・ドゥヒョン選手は国際Aマッチ45試合に出場し8ゴールを決めた実績もあり問題ない見込みです。
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2008年1月号記事
新生韓国代表がチリに完敗
日本代表は1/30に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ戦を3-0で快勝し岡田ジャパンの初勝利となりました。そして韓国代表もホ・ジョンム新監督就任後初の親善試合をチリと行いました。前半を0-0で折り返した韓国でしたが後半10分に相手に先制を与えその後の反撃も空振りに終わりチリに完敗となってしまいました。ソウルでは寒波の到来で寒い日となりサポーターの数も少なく寂しい初戦となりました。しかしW杯アジア予選も近付いており先ずは初戦2/6のトルクメニスタン戦の勝利を目指して調整を続けます。
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2008年1月号記事
李東国が久々ゴールで存在感
ミドルズブラのイードングック選手が久々のゴールで存在感を示しました。。昨年のアジアカップの飲酒事件でイードングク選手は懲戒処分を受けておりプレミア組では唯一代表の召集を見送られるという屈辱も味わっています。そんななかFAカップ4回戦対マンスフィールド戦では先発出場を果たし前半17分にゴールを決めました。プレミアリーグへ移籍以来なかなか思うようなプレーができないなか何とか勝ち取った英国での2点目となりました。1点目の昨年8/30のカーリングカップ以来となる149日ぶりのゴールにファンはもちろん本人も大変嬉しいゴールとなったことは間違いありません。この活躍もありミドルズブラは2-0で勝利し5回戦(16強)進出です。
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2008年1月号記事
LAギャラクシーがソウルで親善試合
ベッカム選手が所属し、かってはオリンピック代表チームのコーチをつとめる洪明甫氏が活躍した米国MLSのロサンゼルス・ギャラクシーが訪韓することが発表されました。LAギャラクシーは3月1日にソウルワールドカップスタジアムでKリーグ所属のチームと親善試合を行う予定です。現在詳細は発表されておらずでKリーグの対戦チーム等も未定です。この親善試合ではベッカム選手も同行し出場が見込まれています。昨年はパクチチソン選手が所属するマンチェスターユナイテッドがFCソウルと対戦。インターネット上で売り出されたチケットは僅か2時間程度で完売するほどの人気となりました。今から楽しみな一戦ですがチケットの入手は困難を極めそうです。
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2008年1月号記事
安貞桓選手が古巣へ復帰
水原サムスンとの契約更新を辞退し、無所属の状態を心配されたアンジョンファン選手が1/20に古巣、釜山アイパークと契約を交わしたと発表しました。契約は1年で延長のオプションが設定されたようです。アンジョンファン選手は98年に釜山大宇に入団し、翌年には最優秀選手賞を受賞するなど大活躍しました。これを契機に2000年にイタリア進出をしましたが成功を掴むには至りませんでした。今回古巣に復帰しその全盛時代を彷佛とさせるプレーを披露してもらいたいものです。
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2008年1月号記事
韓国代表監督許丁戊氏の始動
大韓サッカー協会は昨年12月Kリーグ全南ドラゴンズ監督の許丁戊(ホ・ジョンム)氏の韓国代表監督の就任を決定しています。その許丁戊新監督が2008年の代表監督の始動として今月30日に行われるチリとの親善試合、そして2月6日に行われる2010年ワールドカップアジア3次予選の初戦となるトルクメニスタン戦に出場する最終エントリー26人を決定し発表しました。精力的に視察した結果今回新たに8人の選手が代表入りしアジアカップの23選手中18名が入れ替わるという過去に捕われない選抜を行っています。
又海外の各リーグで活躍する選手達の招集には慎重になったようですが最終的にはプレミアで活躍するマンユーのパクチソン選手、フルハムのソルギヒョン選手、そしてトッテナムのイーヨンピョ選手への招集を決断しました。親善試合となるチリ戦は国内組のみで戦い、アジア予選の初戦では海外組も合流する予定です。昨年のアジアカップの飲酒事件で懲戒中のミドルズブラのイードングク選手、昨年オランダ・フェイエノールトへ移籍したイーチョンス選手は召集を見送られています。
GK
キム・ビョンジ(ソウル)
チョン・ソンリョン(浦項)
ヨム・ドンギュン(全南)
DF
クァク・テフィ(全南)
クァク・ヒジュ(水原)
ファン・ジェウォン(浦項)
チョ・ソンファン(浦項)
チョ・ヨンヒョン(城南)
カン・ミンス(全北)
チョ・ウォンヒ(水原)
イー・ジョンミン(蔚山)
キム・チウ(全南)
イー・ヨンピョ(英トッテナム)
パク・ウォンジェ(浦項)
MF
キム・ナムイル(神戸)
キム・ドゥヒョン(城南)
ヨム・ギフン(蔚山)
パク・チソン(英マンチェスターユナイテッド)
イー・ドンシク(済州)
イー・グァンウ(水原)
チョ・ジンス(済州)
ク・ジャチョル(済州)
FW
ソル・ギヒョン(英フルハム)
チョン・ジョグク(ソウル)
チョ・ジンス(済州)
パク・ジュヨン(ソウル)
*敬称略