2010年ワールドカップアジア予選
ワールドカップ2006ドイツ大会於
■大陸間プレーオフでニュージーランドがワールドカップ出場決定
(アジア5位バーレーン対オセアニア代表ニュージーランド)
本命のサウジアラビアをアウェーゴール数で制してバーレーンがアジア5位を確定させてオセアニア代表のニュージーランドとの大陸間プレーオフに臨みます。その第1戦は10/10にマナマのバーレン国立競技場で行われます。ニュージーランドは世界ランク100位、バーレンは64位とバーレーン絶対有利の予想です。しかしニュージーランドはブラックバーンで活躍するベテランのネルソン選手を中心に大会初出場を狙います。怪我で出場が危ぶまれましたが出場の見込みで代表主将としての活躍が期待されます。
第2戦
絶対有利と思われていたバーレンでしたが 初戦を無得点で引き分けての第2戦です。試合はニュージーランドのロリーファロンが大きな大きなゴールをあげて1-0で勝利し悲願のワールドカップ出場を決めています。バーレーンは前回大会に続いてのプレーオフで敗退です。第1戦を0-0で相手に得点を与えなかったため、第2戦は得点すれば同点でも勝ち抜ける状況でしたが1点が遠かったバーレーンでした。試合後敗戦のショックからマチャラ監督は記者会見をキャンセルしました。1度ならず2度もワールドカップを逃したバーレーンは悔やんでも悔やみ切れない試合となりました。
11/14 ○New Zealand 1-0 ●Baharain(@ウエリントン)
第1戦
バーレーンが絶対有利と見られていた試合ですが試合は両者無得点の0-0の引分け。マチャラ監督も憮然とした表情で試合を見守りましたが最後までゴールをこじ開けることは出来ませんでした。第2戦で勝敗は決します。
10/10 △Baharain 0-0 △New Zealand (@マナマ)
◆2010年W杯アジア最終予選日程と結果
A組()内勝ち点 |
B組()内勝ち点 |
1. オーストラリア (20) 得失差11
(出場確定) |
1. 韓国(16) 得失差8
(出場確定)
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2. 日本(15) 得失差5
(出場確定) |
2.北朝鮮(12) 得失差2
(出場確定)
|
3. バーレーン(10) 得失差-2
*アジア5位確定で大陸間プレーオフ出場も敗退 |
3.サウジアラビア(12) 得失差0
*5位決定戦で敗退
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4. カタール(6) 得失差-9 |
4.イラン(11) 得失差1 |
5. ウズベキスタン(4) 得失差-5 |
5. UAE(1) 得失差-11 |
大陸間プレーオフ出場決定戦(2009年9月05-09日)
アジア最終予選のA組3位とB組3位による大陸間プレーオフ出場決定戦をA組3位のホームで2009年9月05日、B組3位のホームで09日に実施することが決定しました。そしてアジア5位とオセアニア代表が決定しているニュージーランドとの大陸間プレーオフの日程は第1戦が2009年10月10日にアジア5位のホームで、第2戦はニュージーランドで11月14日に行われます。
9/05 △Bahrain 0-0 △Saudi Arabia(@マナマ)
大陸間プレーオフ出場決定戦の第1戦がバーレン国立競技場で行われました。バーレーン、サウジアラビア共に得点はなく試合は0-0の引き分けでした。明日リヤドのキングファド国際競技場で第2戦が行われオセアニア代表ニュージーランドとの対戦相手が決定します。
9/09 △Saudi Arabia 2-2 △Bahrain
(@リヤド)
リヤドのキングファハドスタジアムで行われたサウジアラビア対バーレーンの試合は劇的な2-2の引き分けでバーレーン代表が大陸間プレーオフの出場権を獲得しました。サウジは前半12分にナッセル・アル・シャムラニのゴールで先制しますがバーレーンも前半40分にジェイシー・ジョンのゴールで同点。後半に入りサウジはハマド・アル・モンタシャリのゴールでが勝ち越しホームのサウジが勝利と思われましたが終了間際にバーレーンはイスマエール・アブドゥルラティフのゴールで同点としました。2試合共に引き分けとなりましたがバーレーンがアウェーゴール数でアジア5位を確定させてニュージーランドとの大陸間プレーオフ出場を決めました。
■2009年6月17日の日程と結果
アジア最終予選最終戦でA組の日本はアウェーでのオーストラリア戦を行いました。日本は前半終了間際に中村憲剛選手からのコーナーキックを闘莉王選手がヘディングで決めて先制し折り返します。後半14分オーストラリアはケーヒルがサイドからのロングボールを頭で合わせてゴールを決め同点とします。そして更にセットプレーからケーヒルに2点目を奪われて2-1でオーストラリアが勝利。日本は残念ながら最終予選を2位での通過としました。そしてA組ではバーレーンがウズベキスタンを下して3位を確定させ大陸間プレーオフ出場決定戦への切符を手にしました。
B組では韓国がソウルワールドカップスタジアムでイランと戦いました。後半6分にイランが先制しますが韓国は36分にパク・チソン選手が同点ゴールを決めて1-1の引き分けとなりました。これで韓国は最終予選8戦無敗で全ての日程を終え南アフリカ行きを決定させています。そして注目のサウジアラビア対北朝鮮は先ほど試合が終わり0-0の引き分け。この結果北朝鮮が1966年のイングランド大会以来2度目のワールドカップ出場を決めました。3位はサウジアラビアとなりバーレーンとの大陸間プレーオフ出場決定戦に臨みます。
6月17日 ○バーレーン 1-0 ●ウズベキスタン
6月17日 ○オーストラリア 2-1 ●日本
6月17日 △サウジアラビア 0-0 △北朝鮮
6月17日 △韓国 1-1 △イラン
■2009年6月10日の日程と結果
日本は日産スタジアムでカタールと対戦し1-1で引き分けました。この日はウズベキスタン戦で退席処分を受け1試合のベンチ入り禁止となった岡田監督に代わり大木コーチが指揮を執りました。日本は前半2分にオウンゴールで先制しますが後半8分にPKを与えこれを決められ1-1とされます。後半攻めるカタールに対し受け身となった日本は再三のピンチがありましたが何とか引き分けとなりました。A組首位のオーストラリアはシドニーでバーレーンと対戦。格の違いを見せつけ2-0で勝利しました。3位争いは破れたバーレーンが勝ち点7で3位です。
日本サッカー協会はカタール戦後に次戦となるアウェーでの豪州戦で中村俊輔選手、遠藤保仁選手、長谷部誠選手、大久保嘉人選手、本田圭佑選手の5選手を帯同しないと発表しました。遠藤選手は怪我のため、海外組の4選手はコンディション調整のためとなります。これに伴う追加招集は行わない方針のようです。
そしてB組の韓国はソウルでサウジアラビアと戦いました。試合は0-0の引き分けでした。すでに本大会出場を決めている韓国は勝ち点を15としてB組1位を決めました。前半サウジアラビアはアル・シャムラニ、アル・カタニ等が積極的な攻撃で得点を狙います。しかしこの攻撃に耐えた韓国もイーグンホ選手、パクチュヨン選手等のプレーで序々にチャンスを掴みます。しかし両チーム決定機を逃し無得点で試合は終了しました。
当初不振のサウジアラビアは2月にナセル・アル・ジョハル監督からジョゼ・ペセイロ監督へ交代。これが功を奏してその後盛り返しに成功しました。6/17の最終戦でB組最後のW杯への切符を目指します。この試合でサウジアラビア、そして北朝鮮の勝利した方がワールドカップ出場が決定します。
そして3位を狙うのはイランです。イランはホームでのUAE戦を行いましたがバイエルンでも活躍しアジアのドリブラーとも称されたアリカミリ選手のゴールで 1-0で勝利し勝ち点10の4位としました。最終の韓国戦で勝利することが出来ればプレーオフ出場決定戦出場となります。
6月10日 △日本 1-1 △カタール
6月10日 ○オーストラリア 2-0 ●バーレーン
6月10日 ○イラン 1-0 ●UAE
6月10日 △韓国 0-0 △サウジアラビア
■2009年6月06日の日程と結果
日本はウズベキスタンとの対戦でしたが前半9分に中村憲選手からのパスを岡崎選手が左足でシュート。一旦GKに防がれましたが、こぼれ球を頭で押し込んで先制しましす。深い芝が日本のパスワークの影響しなかなかリズムをつかめなかった日本ですが中沢選手を中心に守備陣が踏ん張りこのまま1-0で勝利。勝ち点を14に伸ばし2試合を残して2位以上を確定させ4大会連続4回目のW杯本出場を決めました。
オーストラリアはアウエーでカタールと0-0の引き分けこの結果勝ち点14となり2試合を残して2大会連続でのW杯出場を決めたました。得失点差でオーストラリアが1位、日本が2位となっています。
韓国代表はUAEのドバイ・アル・マクトゥムスタジアムで試合を行い2-0で快勝し7大会連続でW杯出場を決めました。この試合前半8分にイーチョンヨン選手からのボールを胸で受けたパクチュヨン選手がゴールを決め先制。そして前半37分にもGKのミスからキソンヨン選手がゴールを決め2-0で完勝した。韓国は後半にキムジョンウ選手が2枚目のイエローカードで退場となりましたが堅守で2点を守りきりました。北朝鮮は平壌でイランと対戦し0-0FR引き分けました。北朝鮮は44年ぶり2度目の出場を目指しましたが勝ち点1をあげたにとどまりました。しかし勝ち点を11とし残り1試合に全てを賭けて戦います。サウジアラビア、イラン共に残り2試合です。
6月6日 △カタール 0-0 △オーストラリア
6月6日 ●ウズベキスタン 0-1 ○日本
6月6日 ●UAE 0-2 ○韓国
6月6日 △北朝鮮 0-0 △イラン
■2009年4月01日の日程と結果
オーストラリアはウズベキスタンを迎えての試合、前半を無得点で折り返した両チームです。そして後半に入りオーストラリアは2分にブレシアーノのクロスにケネディがヘッドであわせて先制のゴールを決めます。28分にもガルシアがPKを得てこれをキューエルが決め2-0でリード。ウズベキスタンも後半ロスタイムにゴールを決めたかに見えましたが判定はオフサイド。結局2-0でオーストラリアが勝利し勝ち点3を得てA組首位に返り咲きました。
B組韓国対北朝鮮は前半0-0で折り返します。後半も攻めあぐねた韓国でしたが後半43分にキムチウ選手が放ったFKが直接ゴール 脇に入り韓国が先制。試合はそのまま1-0で韓国が勝利です。北朝鮮はチョンテセ選手等が好機を作りますがいずれも韓国のGKイーウンジェ選手に阻まれました。
4月1日 ○オーストラリア 2-0 ●ウズベキスタン
4月1日 ○バーレーン 1-0 ●カタール
4月1日 ○韓国 1-0 ●北朝鮮
4月1日 ○サウジアラビア 3-2 ●UAE
■2009年3月28日の日程と結果
ワールドカップアジア最終予選A組の日本は3/28にさいたまスタジアムでバーレーンと戦いました。前半から攻撃を仕掛ける日本に対し守備的なバーレーンは中央突破を狙う日本にゴールをこじ開けさせません。後半左右へのゆさぶりでゴールを狙い始める日本代表は後半2分に中村俊輔選手がゴール正面からのFK、左足から放たれたボールは相手選手に当たってGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれ先制点となりました。この後も揺さぶりをかけながら相手の反撃を完封した日本が1-0で勝利しホームで大きな初勝利をあげました。この日試合のなかった勝ち点10のオーストラリアをかわして日本が勝ち点11で暫定首位となりました。オーストラリアは4/1にホームでウズベキスタンとの対戦。日本は次戦アウェーとなるタシュケントでのウズベキスタン戦です。この試合で勝利すると4大会連続のワールドカップ出場が決まります。また同じ3/28に行われたカタール対ウズベキスタンは最下位のウズベキスタンが勝利して4位へ浮上。順位が入れ替わりました。
一方B組の第5戦では北朝鮮が平壌でUAE=アラブ首長国連邦と対戦しました。北朝鮮は後半パクナムチョル選手のゴールで先制、ロスタイムにもムンイングク選手が追加点を奪い2-0で勝利しました。この結果北朝鮮は3勝1敗1分の勝ち点10とし暫定1位となりました。B組でともにワールドカップ出場を目指す北朝鮮と韓国は次戦となる4/01にソウルのワールドカップスタジアムで激突します。尚韓国はこの日イラクとの親善試合を水原で行っています。イラクは後半オウンゴールで先制をするも韓国がキムチウ選手のゴールで同点。そしてイーグンホ選手がPKを決めて2-1で逆転で勝利です。いよいよ4/1には北朝鮮との大一番を迎える韓国代表です。
そしてイランはサウジアラビアをホームに迎えた試合でまさかの敗戦となりました。これで順位が入れ替わりイランは4位へ転落し、ワールドカップ出場が厳しくなってきました。調子の上がらないイランとサウジアラビアという強豪が互いに星の潰し合いで韓国、北朝鮮にとってはラッキーな結果となっています。そしてこの敗戦でイラン代表監督で国民的英雄のアリダエイ氏は不振の責任を取らされ解任となっています。イラン代表の新監督にはマエリコハン氏が就任することが決定したようです。そのマエリコハン監督もわずか2週間で退任してしまいました。その後をゴトビ氏が引き継いでいます。ゴトビ新監督は韓国代表チームでヒディンク監督のもとコーチを務めその監督術を学んだ経験を生かして2大会連続4度目の出場を目指し次戦6月6日にアウェー平壌での北朝鮮戦で最後の望みを賭けて戦います。
3月28日 ○日本 1-0 ●バーレーン
3月28日 ○ウズベキスタン 4-0 ●カタール
3月28日 ●イラン 1-2 ○サウジアラビア
3月28日 ○北朝鮮 2-0 ●UAE
■2009年2月11日の日程と結果
ワールドカップ2010年南アフリカ大会アジア最終予選A組で日本はオーストラリアと日産スタジアムで戦いました。ここまでホームでの勝利がない日本にとってはどうしてもライバルを打ち破っての勝利が欲しい大一番でした。日本は玉田、田中達両選手の2トップで豪州ゴールを狙います。日本にチャンスは再三訪れますがどうしてもゴールを割れない前半でした。後半に入っても決定機を作りますが後一歩及ばず結局無得点のまま0-0の引き分けとなりました。これで日本は2勝2分け勝ち点8で2位。豪州は3勝1分け勝ち点10で首位をキープです。A組ではバーレーンがウズベキスタンを1-0で下しています。日本は3月28日に埼玉スタジアムでバーレーン戦となり確実な勝利が求められる試合となります。
そしてB組では韓国が大一番となるイランとのアウェー戦に臨みました。イラン、テヘランのアジャディ競技場での試合は後半12分にイランのジャワードネクナムにフリーキックから先制を許す苦しい展開となります。攻め込まれる場面もありましたが耐えた韓国は後半36分にキ・ソンヨン選手からのフリーキックを相手GKがはじいたボールをエースのパク・チソン選手が頭で合わせ同点ゴールを決め1-1の引き分けに持ち込みました。韓国は2勝2分けとし勝ち点8で首位をキープです。そしてキム・イルソン競技場で行われた北朝鮮対サウジアラビアの試合では北朝鮮は前半29分にムン・イングク選手がDFに当たったボールを走り込んでゴールを決め先制。焦るサウジアラビアの攻撃を何とか守りきってサウジアラビアから初勝利をあげ大きな1勝をものにしました。北朝鮮はこれで2勝1分け1敗で勝ち点を7として2位浮上。サウジアラビアは今大会は精彩を欠き1勝1分け2敗で4位となり2010年ワールドカップへの出場は難しい情勢となりました。
2/11 ●ウズベキスタン 0-1 ○バーレーン
2/11 △日本 0-0 △オーストラリア
2/11 ○北朝鮮 1-0 ●サウジアラビア
2/11 △イラン 1-1 △韓国
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■11月19日の日程と結果
A組の日本はドーハでカタールと対戦しました。日本は前半19分に田中達選手が縦パスに反応して抜け出してゴールを決めて先制。後半2分にも玉田選手が、23分には闘莉王選手がゴールをして3点を奪いました。日本は守備でもしっかりと守り最終予選で初の無失点で0-3の快勝です。これで日本は2勝1分けの勝ち点7でA組2位。A組首位のオーストラリアはバーレーンと対戦して0-1の勝利で3連勝し勝ち点9となっています。日本は次戦は大一番、年明け2月11日に日産スタジアムでオーストラリアとの対戦です。
B組は韓国が苦手サウジアラビアを2−0で破り19年ぶりの勝利を掴みとりました。リヤドのキング・ファハド国際スタジアム行われた試合は韓国が後半32分にイーグンホ選手のゴールで先制、終了直前にもASモナコで活躍するパクチュヨン選手が追加点を決めて0-2で勝利です。韓国がサウジアラビアに勝利したのは1989年10月のイタリアワールドカップ予選以来となる19年ぶりの快挙となりました。韓国はこれで首位をキープ。イランとUAEが1-1で引き分けたため2位がイラン、3位が北朝鮮となっています。サウジアラビアはこの敗戦で4位となり予選突破に暗雲が立ちこめる状況となっています。
11/19 ●カタール 0-3 ○日本
11/19 ●バーレーン 0-1 ○オーストラリア
11/19 △UAE 1-1 △イラン
11/19 ●サウジアラビア 0-2 ○韓国
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■10月15日の結果
アジア最終予選で日本と同組のウズベキスタンは成績不振でラウフ・イニレーフ監督を解任し現在クルブチをACL準々決勝に進出させている手腕を買ってミルジャラル・カシモフ監督を就任させたことを発表しました。クルブチはギリシャ1部AEKアテネから元ブラジル代表MFリバウドを高額の移籍金で獲得したことで日本でも有名になったクラブです。さて日本代表は10月15日にそのウズベキスタンと埼玉スタジアムで対戦する予定です。ウズベキスタンは初戦でのカタール戦にまさかの0-3の完敗、期待されたホームでの第2戦でもオーストラリアに0-1で連敗しています。もう負けられないウズベキスタンにとって監督の交代は緊急に必要な措置だったようです。ウズベキスタンは10月11日にソウルで韓国代表と親善試合を行います。カシモフ監督の初采配に注目が集まります。尚後任のクルブチ監督には元日本代表監督、フェネルバチェ監督を務めたジーコ氏の就任が決定したようです。
又アラブ首長国連邦=UAEサッカー連盟は9/21にブルーノ・メツ代表監督の辞任を発表。2002年日韓共催のワールドカップでセネガル代表をベスト8へ導いたメツ監督でしたが今回のアジア最終予選B組で北朝鮮、サウジアラビアに連敗し苦しい戦いを強いられていたUAEでしたが監督の交代という選択肢を選びました。
そのブルーノ・メツ氏がカタール代表監督へ就任することが9/25に正式決定しました。カタールは現在暫定ながら首位ですがウルグアイ人のホルヘ・フォサッティ監督を解任しメツ氏を新監督へ就任させたものです。
10/15に行われた試合ではオーストラリアがブリスベーンでカタールを迎えての試合は天候の影響で開始が約30分遅れるアクシデントが発生しました。しかしホームのオーストラリアは前半9分にケーヒルが先制のゴール、17分にはエマートンがPKで加点を挙げます。後半に入ってもオーストラリアはエマートン、ケネディーの追加点で合計4点を取り4-0で大勝して2連勝で勝ち点を6としました。
韓国は前半20分にイーグンホ選手がイーチョンヨン選手からのパスを冷静にゴールし先制、その5分後にもパクチソン選手のゴールで2点目をあげ前半を2-0としてリードします。後半に入りUAEに1点を返され詰め寄られますが韓国はここからが凄かった。イーグンホ選手がこの日2点目となるゴール、クァクテフィ選手のヘディングのゴールで2点を加え4-1でUAEを突き放しました。イランで行われたイラン対北朝鮮は地元イランが2点を先制。北朝鮮もチョンテセ選手のゴールで追いすがりますが試合は2-1でイランが勝利です。
そして日本は埼玉スタジアムでウズベキスタンと対戦しました。ウズベキスタンは前半27分にFWシャツキフがゴールし先制します。しかしホームの日本も前半40分に中村俊輔選手のクロスを大久保選手が折り返したところを玉田選手が押し込み同点とします。後半は両者得点なくそのまま1-1の引き分けです。日本以外はいずれの国もホームゲームで白星をあげた10/15の試合でした。
10月15日 ○オーストラリア 4-0 ●カタール
10月15日 △日本 1-1 △ウズベキスタン
10月15日 ○韓国 4-1 ●UAE
10月15日 ○イラン 2-1 ●北朝鮮
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■9月10日の結果
ワールドカップアジア最終予選が9/10に4試合を行いました。B組は7大会連続出場を狙う韓国でしたが北朝鮮と1-1の引き分けとなりました。試合は北朝鮮がPKを決め先制。しかし韓国はその4分後にキソンヨンが同点ゴールを決めこのまま試合は終了となりました。オリンピック以降特に韓国国内では代表の腑甲斐無い戦いに批判が集まり人気も今一つとなっていますがこの試合も有利な試合展開を作るも決定力不足で引き分けとなり監督を含め風当たりも強くなりそうです。韓国は勝ち点1、北朝鮮は1勝1分けの勝ち点4としています。B組のもう1試合のUAE対サウジアラビアは1-2でサウジが勝利し1勝1分けです。
日本の最大のライバルオーストラリアはアウェーでウズベキスタンと対戦しました。オーストラリアは前半26分にチッパーフィールドの先制ゴールを守りきって0-1の勝利で初戦を白星でスタートです。カタールはホームでバーレーンと対戦し1-1で引き分けました。こちらも1勝1分けとしています。
9/10 ●ウズベキスタン 0-1 ○オーストラリア
9/10 △カタール 1-1 △バーレーン
9/10 △北朝鮮 1-1 △韓国
9/10 ●UAE 1-2 ○サウジアラビア
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■9月06日の結果
9/06にバーレーン、マナマのナショナルスタジアでA組のバーレーン対日本の試合が行われました。日本は前半18分にFKを中村俊輔選手がゴール右隅に決め先制しこれで波に乗った日本です。前半43分にはFKからのボールをゴール前に運んだボールを相手DFがハンドをしてPK。これを遠藤選手がいつも通りの緩いボールでゴール右に決め2点目となり前半を折り返しました。日本は後半25分にも中村憲剛選手のミドルシュートが相手に当たって方向が微妙にかわり3点目となりました。しかし日本はここからが頂けません。後半42分に気のゆるみからイサにゴールを決められ先ず1失点。その2分後には闘莉王選手のヘッドでのバックパスがGK楢崎選手との呼吸が合わずオウンゴールを献上し2失点目。何とかこのまま終わり2-3で勝利した日本ですが後味の悪い試合となりました。カタールは実力をもつウズベキスタンとの対戦を3-0の快勝で先ずはホームでの試合を確実な勝利で白星スタートです。
B組では北朝鮮は敵地でUAEに2-1で勝利し大きな勝ち点3を手にしました。サウジアラビアとイランは終了寸前に同点となりそのまま引き分けとなっています。
9/06 ●バーレーン 2-3 ○日本
9/06 ○カタール 3-0 ●ウズベキスタン
9/06 △サウジアラビア 1-1 △イラン
9/06 ●UAE 1-2 ○北朝鮮
オセアニア代表はニュージーランド
2010年ワールドカップのオセアニア2次予選でニュージーランドが3-1でニューカレドニアを下して4連勝。2試合を残してオセアニア1位を決め来年に行われる大陸間プレーオフでアジア5位とニュージーランドが対戦することが正式に決定しました。今回のオセアニア予選はオセアニア選手権も兼ねているためワールドカップのプレ大会として行われる2009年コンフェデレーションズカップでニュージーランドがオセアニア代表として出場することも決定です。
◆2010年W杯アジア最終予選組み合わせ
アジアサッカー連盟は2010年ワールドカップアジア最終予選の組み合わせ抽選を6月27日にクアラルンプールで行いました。シード順は2006年W杯の成績に基づき第1シードはオーストラリア、第2シードが韓国、第3シードはイランで決定しています。そして日本とサウジアラビアは1分け2敗得失点差5と優劣がつかないためくじで第4-5シードを決める事となりました。本抽選前に第4シードを決める予備抽選でサウジアラビアをかわし日本が第4シードに選出されました。
そしていよいよ抽選となりましたが日本はA組となりアジア最大のライバルの一つオーストラリア、バーレーン、ウズベキスタン、カタールと同組に入りました。B組は韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE=アラブ首長国連邦となっています。
さて日本はA組となりました。一方が死の組になると予想されていましたが今回はそれがB組となりました。これを回避出来た日本にとってはラッキーだったのかもしれません。しかし強豪オーストラリア、3次予選でも苦戦を強いられたバーレーン、近年めきめきと力をつけ3次予選でもその力を見せたウズベキスタン、カタールと侮れる相手は一つもありません。又日本は唯一の東アジアのチームのためアウェー戦での移動距離が長くなるというハンディもあります。それでも勝つことのみを念頭にこの長丁場を何とか凌いでもらいたいと願っています。
B組は前述のように「死の組」となってしまいました。中東の強豪イラン、ワールドカップの常連サウジアラビアは連続出場中の韓国にとっても注意しなければいけない相手です。これに加え北朝鮮、UAEも含めB組に入った全てのチームがワールドカップの出場経験があるという非常に厳しい組み合せとなっています。
その最終予選は2008年9月6日から2009年6月17日までの日程で行われます。2組5チームずつに分かれてホームアンドアウェー方式の総当たりでのリーグ戦を行い各組上位2チームがワールドカップ2010年南アフリカ大会への出場権を獲得します。各組3位同士は5位決定戦を行いこの勝者が2009年11月14、21日にオセアニア代表との大陸間プレーオフに臨みます。
2010年ワールドカップアジア最終予選日程
A組日程
2008年
9月06日 バーレーン − 日本
9月06日 カタール − ウズベキスタン
9月10日 ウズベキスタン − オーストラリア
9月10日 カタール − バーレーン
10月15日 オーストラリア − カタール
10月15日 日本 − ウズベキスタン
11月19日 カタール − 日本
11月19日 バーレーン − オーストラリア
2009年
2月11日 ウズベキスタン − バーレーン
2月11日 日本 − オーストラリア
3月28日 日本 − バーレーン
3月28日 ウズベキスタン − カタール
4月1日 オーストラリア − ウズベキスタン
4月1日 バーレーン − カタール
6月6日 カタール − オーストラリア
6月6日 ウズベキスタン − 日本
6月10日 日本 − カタール
6月10日 オーストラリア − バーレーン
6月17日 バーレーン − ウズベキスタン
6月17日 オーストラリア − 日本
B組日程
2008年
9月6日 サウジアラビア − イラン
9月6日 UAE − 北朝鮮
9月10日 北朝鮮 − 韓国
9月10日 UAE − サウジアラビア
10月15日 韓国 − UAE
10月15日 イラン − 北朝鮮
11月19日 UAE − イラン
11月19日 サウジアラビア − 韓国
2009年
2月11日 北朝鮮 − サウジアラビア
2月11日 イラン − 韓国
3月28日 イラン − サウジアラビア
3月28日 北朝鮮 − UAE
4月1日 韓国 − 北朝鮮
4月1日 サウジアラビア − UAE
6月6日 UAE − 韓国
6月6日 北朝鮮 − イラン
6月10日 イラン − UAE
6月10日 韓国 − サウジアラビア
6月17日 サウジアラビア − 北朝鮮
6月17日 韓国 − イラン
◆2010年W杯アジア3次予選日程と結果
ワールドカップ3次予選での各組1-2位の最終成績
1組 オーストラリア(10)、カタール(10)
2組 日本(13)、バーレーン(11)
3組 韓国(12)、北朝鮮(12)
4組 サウジアラビア(15)、ウズベキスタン(15)
5組 イラン(12)、UAE(8)
()内は勝ち点数
1組: Qatar, Iraq, China, Australia
2/06 ○オーストラリア 3-0 ●カタール
2/06 △イラク 1-1 △中国
3/26 ○カタール2-0●イラク
3/26 △中国0-0△オーストラリア
ブリスベーンで1試合が行われオーストラリアは後半2分にキューウェルが決勝点を挙げイラクを1-0で下し2勝1分けで勝ち点7として同組首位を守りました。イラクは1分け2敗となりました。
6/01 ○オーストラリア1-0 ●イラク
6/02 △カタール 0-0 △中国
6/7の試合ではイラクはホームでの試合でエマド・リダの得点でオーストラリアを1-0で破りました。中国はホームでの試合でしたがカタールに先制されそのまま逃げ切られ痛い1敗となっています。
6/07 ●中国 0-1 ○カタール
6/07 ○イラク 1-0 ●オーストラリア
6/14 ●カタール 1-3 ○オーストラリア
6/14 ●中国 1-2 ○イラク
6/22 ●オーストラリア 0-1 ○中国
6/22 ●イラク0-1 ○カタール
2組:Thailand, Oman, Bahrain, Japan
2/06 ○日本 4-1 ●タイ
2/06 ○オマーン1-0●バーレーン
3/26 ●タイ0-1○オマーン
3/26 ○バーレーン0-1●日本
6/02 ●タイ 2-3 ○バーレーン
6/02 ○日本 3-0 ●オマーン
W杯アジア3次予選が6/7にオマーンのマスカットで行われました。前半12分にオマーンはマハイジリが左足のミドルシュートで先制します。日本は前半0-1で折り返しました。気温40度を超える条件のなか苦しい戦いを強いられました。気温は38度前後、そして湿度が45パーセントと選手たちを苦しめました。しかし後半に入り8分に玉田選手の突破を防ごうとした相手ディフェンスのプレーでPKを得ます。これを遠藤保仁選手が決めて1-1の同点としました。ところが後半 13分に日本はオマーンに痛恨のPKを献上します。しかしこの日一番の踏んばりどころをGK楢崎がドゥールビーンのPKを止め相手に得点を与えませんでした。
バーレーンとタイは65分にタイはトングラオのゴールで先制するもその2分後にはイサが同点のゴールを決め1-1の引き分けです。この結果バーレーンが勝ち点10の首位、日本は7で2位、オマーンは4で3位、タイは1で最下位です。
6/07 △バーレーン 1-1 △タイ
6/07 △オマーン1-1△日本
日本代表は6/14にタイ、バンコクのラジャマンガラ競技場でタイと対戦し3-0で快勝しました。前半セットプレーから闘莉王選手、中沢選手のゴールで2 点を先制。後半に入り披露からなかなか得点に結びつきませんでしたが39分に中村憲選手がゴールを決め3-0とし快勝です。これで日本は3勝1敗1分けの勝ち点10となりました。
6/14 ●タイ 0-3 日本
6/14 △バーレーン 1-0△ オマーン
アジア3次予選は6/22に埼玉スタジアムで対バーレーンを行いました。激しい雨が降るなか両チームにとっても厳しいコンディションでの戦いとなりました。日本は開始早々にPKを貰ったものの中村俊輔選手がこれを外し嫌なムードが流れます。日本はその後もチャンスメークするものの決定機を逃し得点することが出来ませんでした。日本は終了間際に内田選手がゴール前に上げたヘディングが相手GKとDFが譲り合いそのままゴール。これが決勝点となり3次予選を首位通過となりました。
6/22 ○日本 1-0 ●バーレーン
6/22 ○オマーン 2-1 ●タイ
3組: Turkmenistan, Jordan, DPR Korea, Korea Republic
2/06 ○韓国 4-0●トルクメニスタン
2/06 ●ヨルダン 0-1 ○北朝鮮
3/26 ●トルクメニスタン0-2○ヨルダン
3/26 △北朝鮮0-0△韓国
3次予選3組では5/31にソウルで韓国対ヨルダン戦が行われ2−2で引き分けました。勝ち点は韓国が5でヨルダンは4となっています。北朝鮮はトルクメニスタンと0-0で引き分け韓国と同じ1勝2分けの勝ち点5となっています。
5/31 △韓国 2-2 △ヨルダン
6/02 △トルクメニスタン 0-0 △北朝鮮
2010年W杯南アフリカ大会アジア3次予選3組の韓国は6/7にヨルダンのアンマンでのヨルダンを行いました。先日のソウルでのホーム試合ではまさかの引き分けに持ち込まれた相手だけに油断のならない試合となりました。しかし韓国は前半にパク・チュヨン選手がPKを決め先制します。この1点を最後まで守りきった韓国は1対0でヨルダンを下し勝ち点3をゲットしました。これで韓国は2勝2敗の勝ち点8で北朝鮮と並びました。韓国は得失点差で北朝鮮を上回っており現在3組の首位を守っています。韓国はこの勝利でぐっと最終予選への切符が近付き6/14の対トルクメニスタン戦、6/22のソウルでの対北朝鮮との試合を残すもののほぼ2位以内を濃厚としています。
6/07 ○北朝鮮1-0 ●トルクメニスタン
6/07 ●ヨルダン0-1 ○韓国
3次予選が6/14にトルクメニスタンのアシハバードなどで行われました。7大会連続でW杯の行きを目指す韓国代表はトルクメニスタンと対戦し3-1で快勝し最終予選進出を決めました。古傷に水が溜まったパクチソン選手に代わりキム・ドゥヒョン選手が出場し大活躍、前半12分、後半35分、そして試合終了直前にPKからのゴールを決めハットトリックを達成しました。又この日同組の北朝鮮はヨルダンと対戦。北朝鮮はヨルダンを2−0で下し韓国とともに最終予選進出を決めました。
6/14 ●トルクメニスタン 1-3 ○韓国
6/14 ○北朝鮮 2-0 ●ヨルダン
6/21にソウルワールドカップ競技場でW杯アジア第3次予選3組の最終戦、対北朝鮮戦が行われました。試合は韓国が終止支配する試合となりましたがFW コ・ギグ選手、アンジョンファン選手、イーチョンヨン選手らがゴールを割ることが出来ず0-0で引き分けました。これで韓国は3勝3分け勝ち点12で3組首位となりました。得失点差で北朝鮮は韓国に3及ばず2位となりました。
6/22 △韓国 0-0 △北朝鮮
6/22 ○ヨルダン 2-0 ●トルクメニスタン
4組:Singapore, Lebanon, Uzbekistan, Saudi Arabia
2/06 ○サウジアラビア2-0●シンガポール
2/06 ●レバノン 0-1○ウズベキスタン
3/26 ○シンガポール2-0●レバノン
3/26 ○ウズベキスタン3-0●サウジアラビア
6/2にウズベキスタンはシンガポールに7-3と圧勝し3連勝で勝ち点を9とし首位に立っています。
6/02 ●シンガポール 7-3 ○ウズベキスタン
6/02 ○サウジアラビア 4-1 ●レバノン
6/07 ○ウズベキスタン 1-0 ●シンガポール
6/07 ●レバノン 1-2 ○サウジアラビア
6/14 ●シンガポール 0-2 ○サウジアラビア
6/14 ○ウズベキスタン 3-0 ●レバノン
6/22 ○サウジアラビア 4-0 ●ウズベキスタン
6/22 ●レバノン 1-2 ○シンガポール
5組: Syria, UAE, Kuwait, Iran
2/06 △イラン 0-0 △シリア
2/06 ○UAE 2-0 ●クウェート
3/26 △シリア1-1△UAE
3/26 △クウェート2-2△イラン
6/02 ○シリア 1-0 ●クウェート
6/02 △イラン 0-0 △UAE
イランがUAE=アラブ首長国連邦と対戦、前半8分のフェリドゥーン・ザンディの1点が決勝ゴールとなりイランがUAEを下しました。ここまで3分けのイランが勝ち点6でグループ首位、UAE、シリアは勝ち点5、クウェートが勝ち点4でとなっています。
6/07 ●UAE 0-1 ○イラン
6/08 ○クウェート 4-2 ●シリア
6/14 ●シリア 0-2 ○イラン
6/14 ●クウェート 2-3 ○UAE
6/22 ○イラン 2-0 ●クウェート
6/22 ●UAE 1-3 ○シリア
ワールドカップアジア3次予選組み合わせ
W杯予選の組み合わせ抽選会が南アフリカのダーバンで行われました。日本はバーレーン、オマーン、タイと同じ予選2組となりました。初戦は2/6にタイと日本国内で対戦する予定です。韓国は第3組で北朝鮮、ヨルダン、トルクメニスタンと同組となっています。注目は1組です。オーストラリア、中国、イラク、カタールが同組へ入り、死の組とも呼ばれる厳しい戦いとなりそうです。いずれも各組上位2位のチームが最終予選へ進出です。
又FIFAはワールドカップ予選の早期の終了を希望。最後の枠を巡るアジアとオセアニアの大陸間プレーオフも当初の2009年11月より9月頃の開催となる可能性があるようです。これに伴いアジア3次予選の日程にも変動がある可能性が出てきました。当初3次予選は2008年2月6日、3月26日、6月7日、6月14日、9月6日、9月10日となっていましたが6月に集中開催となり6月2日、6月22日を加えました。日本の初戦は2月6日にホームでタイ戦となります。
◆2010年W杯アジア予選3次予選進出国が決定
2010年ワールドカップ南アフリカ大会のアジア2次予選が11月18日にで第2戦を行いシンガポール、シリア、タイ、トルクメニスタンが2次予選を突破しました。2008年2月からはいよいよ3次予選へと進みます。3次予選には日本などシードされた5か国と1次予選から3次予選出場を決めた11か国。そして今回の2次予選を突破した4か国の合計20か国が出場します。
3次予選の組み合わせ抽選は11月25日に南アフリカのダーバンで行われ20か国が5組の各4か国づつに分かれてホームアンドアウエー方式でリーグ戦を行い各組2位までが最終予選に進出するシステムです。
3次予選出場20か国
日本、オーストラリア、韓国、サウジアラビア、イラン、バーレーン、中国、イラク、ヨルダン、クウェート、レバノン、北朝鮮、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦、ウズベキスタン、シンガポール、シリア、タイ、トルクメニスタン
◆2010年W杯アジア予選シリア、イラク等が1次予選突破(2007年10/29付)
ワールドカップアジア1次予選が10/27-28に行われました。タジキスタンのドゥシャンベで行われシリアがアフガニスタンを2-1で下し2戦2勝で1次予選突破を決めました。イラクはパキスタンに0-0で引き分け2試合合計7-0で突破しました。中国はミャンマーを合計11-0とこちらも相手を圧倒しての予選突破でした。マカオと台湾は敗退です。この1次予選を突破した17か国とインドネシア、クウェートを加えた19か国のランキングの上位11チームは3次予選へ進出が決定。下位の8チームは2次予選を戦います。
◆2010年W杯アジア予選(2007年10/22付)
2010年ワールドカップ南アフリカ大会のアジア1次予選が行われています。中国はミャンマーと第1戦に臨み7-0で大勝しました。北朝鮮はモンゴルと対戦。1点を取られたものの4-1で勝利です。日本代表は年内の日程を全て終了しましたが年明け早々からはアジアでの厳しい予選に備えて活動を開始します。来年2月に始まる3次予選に期待します。
◆2010年W杯アジア予選開幕(2007年10/09付)
2010年ワールドカップ南アフリカ大会のアジア1次予選が始まりました。大陸持ち回りでの開催決定でアフリカ初の開催となる南アフリカ大会の成功の正否が今後の大会に大きく影響を及ぼすのは必至です。これとは関係なく早くもアジア予選が開始されました。アジアカップの結果を見ても日本も安穏とはしていられない状況です。そのアジア1次予選ではタイがマカオと対戦し6-1で勝利、バングラデシュはタジキスタンと1-1の引き分けでした。1次予選は34チームが参加、ホームアンドアウェー方式で行われます。尚ワールドカップ参加の日本、韓国、豪州等の5か国は来年2月に始まる3次予選から出場します。
◆2010年W杯オセアニア予選開幕(2007年8/26付)
2010年ワールドカップ南アフリカ大会のオセアニア予選が開幕しました。1次予選を兼ねた南太平洋大会がサモアで開幕しました。9月7日まで行われる予定でランキング149位のニュージーランドを除く9チームとFIFA非加盟のツバルの10か国が参加します。ツバルを除く上位3チームはニュージーランドを加わえた2次予選兼オセアニア選手権に進みます。
◆2010年W杯アジア予選(2007年7/30付)
アジアサッカー連盟は7/29ジャカルタで開いた理事会で2010年ワールドカップ南アフリカ大会・アジア予選の方式を正式に決めました。これによると日本など5カ国はシードされ来年2008年2月〜9月に行われる3次予選から登場します。アジアのは4.5枠で予選には43チームが出場予定です。2007年10〜11月に1-2次予選が行われ勝ち抜いた15チームとシード5チームが3次予選で戦います。3次予選は4チームずつ5組に分かれてホームアンドアウエー方式のリーグ戦を行い、各組1-2位が予選突破し最終予選へ進みます。3次予選の組み合わせ抽選は11/25にW杯会場のダーバンで行われる予定です。最終予選は2008年10月から2009年9月まで各組2位までがW杯出場権を得ます。各組3位で行われるアジア5位決定戦の勝者がオセアニア1位とのプレーオフでW杯最後の出場枠を争います。